結論:ファシナートACはこんな人に使ってほしい
コスパ | ◯ これだけ豪華な成分なのを考慮するとリーズナブル |
乾燥肌 | ◎ 洗浄成分は非常にマイルド |
オイリー肌 | × サッパリ洗いたいorボリュームがほしい方は「ファシナートAB」がおすすめ |
ダメージ毛 | ◎ 高価な補修成分を配合 |
乾燥毛 | ◯ 保湿成分もなかなか |
エイジング毛 | ◎ 科学的に実証されたハリコシ成分と、豊富な抗酸化・抗糖化成分を配合 |
⇒「それでもまだ高いよー」って方はこちらも参考にしてくれよな
成分を全力解析!
ファシナートACの成分はこんな感じだな。
水、ココイルアラニンTEA、ラウラミドプロピルベタイン、ココイルグルタミン酸2Na、ココアンホ酢酸Na、スルホコハク酸(C12-14)パレス-2Na、コカミドメチルMEA、セテアレス-60ミリスチルグリコール、オプンチアフィクスインジカ種子油、カノラ油、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、カキタンニン、セイヨウオオバコ種子エキス、プテロカルプスマルスピウム樹皮エキス、エーデルワイスエキス、ロドデンドロンフェルギネウムエキス、スクテラリアアルピナ花/葉/茎エキス、エピロビウムフレイスケリエキス、リヌムアルピヌム花/葉/茎エキス、アルギニン、アスパラギン酸、グリシン、アラニン、セリン、バリン、プロリン、トレオニン、イソロイシン、ヒスチジン、フェニルアラニン、グルタミン酸、(アクリル酸/アクリルアミドメチルプロパンスルホン酸)コポリマー、パンテノール、水添レシチン、グリチルリチン酸2K、ヘマチン、ココイルグルタミン酸Na、PEG-1ラウリルグリコール、メチル2-スルホラウリン酸2Na、ポリクオタニウム-10、ポリクオタニウム-47、グリセリン、ソルビトール、ヨーロッパシラカバ樹皮エキス、ピーナッツ油、スクワラン、PCA、PCA-Na、乳酸Na、PEG-20ソルビタンココエート、エタノール、クエン酸、クエン酸Na、コハク酸2Na、安息香酸Na、硫酸亜鉛、シメン-5-オール、メントール、BG、香料
黄色い所が洗浄成分だな。
洗浄成分1 ココイルアラニンTEA
いきなりきたーー!俺の愛する洗浄成分。
アミノ酸系アニオン界面活性剤だな。
マイルドな脱脂力で、泡立ちもアミノ酸系のわりにそこそこ良いぞ。
なによりこいつの特徴は、コンディショニング効果があることなんだ。
しっとりサラサラの洗い上がりになるぞ。
この価格でこの成分がメインとは…素晴らしい!
洗浄成分2 ラウラミドプロピルベタイン
ベタイン系の両性イオン界面活性剤だな。
洗浄力は普通くらいだが、ベビーソープに使用されるほど低刺激で安全な成分だ。
増粘や、泡立ちの補助として配合されてるかんじだな。
柔らかい質感に仕上がるという特徴もあるぞ。
洗浄成分3 ココイルグルタミン酸2Na
またまたきたー!これまた素晴らしい成分。
アミノ酸系の陰イオン界面活性剤だな。
脱脂力は非常にマイルド、皮膚刺激もほとんどない超安全な成分だ。
そしてこいつの一番の特徴は、弱酸性で洗浄力を持つという点。
他の洗浄成分の刺激を緩和するという効果もあるんだぞ。
柔らかい質感に仕上がるというのも特徴だな。
素晴らしい!
洗浄成分4 ココアンホ酢酸Na
イソダリン系の両性イオン界面活性剤だな。
これは完全に補助目的の成分だな。単体で使われることはない。
洗浄力は非常に弱く、泡立ちや刺激緩和の目的で配合されている。
スキンケアの乳化剤としてもよく使われるほど非常に低刺激で安全な成分だぞ。
洗浄成分5 スルホコハク酸(C12-14)パレス-2Na
スルホコハク酸系の陰イオン界面活性剤だな。
コイツは低刺激で安全性は高いのだが、脱脂力が強いんだよ!
あまりオススメできる成分ではない。
しかし、5番目に記載されている点、使用感も全くゴワつきがない点などから、アミノ酸系の弱すぎる脱脂力の補助として、ほんの少し配合されてると推測できるな。
特別避けなければいけないような成分・配合量ではないと思うぞ。
洗浄成分まとめ
メインにしっとり系の高価なアミノ酸系。
サブに低刺激な成分で、脱脂力を補助。
非常にバランスの良い配合だな。
しっとりサラサラ、この洗い心地の洗浄成分は、さすがエイジングケア部門最強サロンシャンプーだな!
補修成分・エイジング成分がすごすぎるんだよ!
洗浄成分はコスパを考えると神がかってたな。
でもファシナートの凄いところは、その他の成分も超豪華なところにあるんだ。
ではどのような成分を配合しているのか、解説していくぞ。
補修成分 ジラウロイルグルタミン酸リシンNa(ペリセア)
きたー!俺の愛する補修成分、通称「ペリセア」
毛髪に付着後約1分で浸透!
ハリコシを出してくれる、魔法のような成分だ。
美肌効果もあるので頭皮にも良い成分だぞ。
2008年旭化成ファインケムから報告されている。信憑性も高いな。
ジラウロイルグルタミン酸リシンNaに毛髪修復作用が認められています。
化粧品成分オンラインより引用
ジラウロイルグルタミン酸リシンNaの毛髪浸透および修復メカニズムは、1鎖型のラウロイルグルタミン酸Naがより浸透しがたいことから、化学構造的に2鎖のアシル基とペプチド骨格をもち、その構造が毛髪中のタンパク質やセラミド2に類似し親和性が高いこと、かつ表面張力低下能に優れていることに由来すると考えられています。
エイジング成分 カキタンニン
シブガキから抽出されるエイジング成分だな。
主に加齢臭を抑える効果があるぞ。
加齢臭は「ノネナール」という成分の増加が原因だと言われているんだ。
「カキタンニン」にはその「ノネナール」を抑える効果が認められているんだな。
2001年にあの「日本メナード化粧品」さんによって報告されているぞ。
カキタンニンには、ノネナール産生抑制による加齢臭抑制作用が認められています。
化粧品成分オンラインより引用
エイジング成分 セイヨウオオバコ種子エキス
化粧品原料で有名なあの「一丸ファルコス」さんから「アブソレージ」という名前で販売されてる成分だな。
これは地肌の糖化を防ぐエイジングケア成分だ。
糖化とは肌の老化現象の一つで、コラーゲンが糖質や酸化で変質してしまう現象なんだな。
セイヨウオオバコエキスはこのタンパク質の糖化を防ぐ強い効果があるんだな。
補修成分 (アクリル酸/アクリルアミドメチルプロパンスルホン酸)コポリマー
手触りがサラサラになる成分だな。
水の中に含まれる金属イオン、こいつが手触りを悪くする一つの要因なんだが、このミネラル分が付着するのを防いでくれるんだな。
こんな成分がこの価格のシャンプーに配合されてるなんて、地味に凄いぞ!
抗炎症成分 グリチルリチン酸2K
これも地肌に作用する成分だな。
主に抗炎症作用や、皮膚刺激を緩和する作用がある。
アレルギー性皮膚炎や、肌荒れの引き金となる「ヒアルロニターゼ」の活性を阻害する作用が認められているんだな。
2016年に丸善製薬によって報告された検証結果が報告されているぞ。
グリチルリチン酸2Kは、抗アレルギー作用および慢性・急性の皮膚炎抑制作用を有することから医薬品の消炎点眼薬や外用薬に用いられており、配合上限内において医薬品成分として化粧品にも配合が認められているため、抗アレルギー・炎症抑制目的で様々な製品に使用されています。
化粧品成分オンラインより引用
補修成分 ヘマチン
でたー!俺の愛する成分「ヘマチン」!
ヘモグロビンの「ヘマチン」と「グロビン」を分離して抽出する、動物の血液から得られる成分だな。
タンパク質と結合する性質があって、毛髪内のケラチンと結合し、髪を補修するんだ。
傷んで穴が開きまくった髪の中身が詰まっていく感じだな。
頭皮の消臭効果や、ふわっとハリコシアップなど、いろんな効果があってとても良い成分なんだが、一つだけ欠点があって、動物由来の希少な成分だけあって価格が高いんだ。
この価格のシャンプーでこの成分を配合しているとは…素晴らしい!
トリートメントもさらっとチェック
せっかくだからトリートメントもサラっと解説しておくぞ。
ファシナートACのトリートメントの成分はこんなかんじだ。
水、セタノール、ジメチコン、グリセリン、y-ドコサラクトン、オプンチフィクス、インジカ種子油、カノラ油、フィタントリオール、リン脂質、ダイズ油、カキタンニン、セイヨウオオバコ種子エキス、プテロカルプスマルスピウム樹皮エキス、エーデルワイスエキス、ロドデンドロンフェルギネウムエキス、スクテラリアアルピナ花/葉/茎エキス、エピロビウムフレイスケリエキス、リヌムアルピヌム花/葉/茎エキス、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、アルギニン、アスパラギン酸、グリシン、アラニン、セリン、バリン、プロリン、トレオニン、イソロイシン、ヒスチジン、フェニルアラニン、グルタミン酸、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル、パルミチン酸レチノール、トコフェロール、パンテノール、水添レシチン、PCA、PCA-Na、ヘマチン、ヨーロッパシラカバ樹皮エキス、ベヘニルアルコール、ベヘニルPGトリモニウムクロリド、ベヘナミドプロピルジメチルアミン、ステアリルトリモニウムブロミド、ジココジモニウムクロリド、ステアルトリモニウムクロリド、(アミノエチルアミノプロピルメチコン/ジメチコン)コポリマー、(加水分解シルク/PG-プロピルメチルシランジオール)クロスポリマー、セバシン酸ジエチル、ソルビトール、ピーナッツ油、スクワラン、PEG-1ラウリルグリコール、シメン-5-オール、ポリクオタニウム-10、シクロペンタシロキサン、アモジメチコン、乳酸、クエン酸、クエン酸Na、乳酸Na、コハク酸2Na、EDTA-2Na、BG、カラメル、フェノキシエタノール、イソプロパノール、硫酸亜鉛、エタノール、香料
ぱっと見一番目を引くのは、「y-ドコサラクトン」だよな。(通称エルカラクトン)
y-ドコサラクトンは、ドライヤーなどの熱によって毛髪内部のタンパク質と反応、内部から補修してくれる凄い成分だ。
このy-ドコサラクトンをなかなかの濃度で配合しているとは、素晴らしい!
あとは、シャンプーと同様、「カキタンニン」や「セイヨウオオバコエキス」など超強力なアンチエイジング成分。
「ペリセア」、「ヘマチン」、「コポリマー」などのこちらも超強力な補修成分。
ジメチコンなどのシリコン(コーティング成分)の配合量を必要最小限に抑え、豪華な保湿補修成分でしっとりさせる。
それにより根元付近から塗布してもペタっとならない。
素晴らしい配合バランスになっているぞ!
実際使ってみた レビュー
シャンプーなんてもんは成分だけ見て「こんなシャンプーだろうな」と想像しても、実際使ってみるとガラっと印象が変わるもんだ。
と、いうことで使ってみたぞ。
レビュー1 香りは?
大人っぽい、ちょっと甘い香りだな。
男の人には合わないかもしれないが、うちのサロンでは大好評だったぞ。
俺もこの香りは大好きだな。
レビュー2 泡立ちは?
泡立ちはアミノ酸系にしてはすごく良いぞ。
きめ細かい泡質で洗っていても気持ちが良いな。
まあ、泡立ちなんて品質にはなーんも関係ないけどな。
レビュー3 肝心の使用感は?
毎月白髪染めするようなダメージ毛のお客さんに使っても、驚きの「しっとりツルツル感」だ。
ゴワつき・キシみなどは全くないぞ。
かといってマイルドすぎるアミノ酸系シャンプーほどペタっとなることもなく、素晴らしいバランスだと感じたな!
⇒「同じような成分でもっと安いのないの?」って方は、こちらも参考にしてくれよな。
まとめ
・洗浄成分は非常にマイルド
・補修成分が超豪華
・アンチエイジング成分も凄い
・トリートメントもアンチエイジングに特化
・成分のわりにコスパ良し