【知っとかないとヤバい!】美容師がフケの原因も徹底解説 フケ・かゆみ用シャンプーランキング

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フケ・かゆみ専用シャンプー
この記事を書いた人
nagasaka ryuuji

美容暦25年の現役美容師
エイジングケアに特化したヘアサロン【Jamie】オーナー

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この記事で分かること

✔ 成分オタク美容師が300品以上のシャンプーを検品。その中でもフケ・かゆみに特に有効なものをランキング形式でご紹介


✔ そのシャンプーの成分を大まかに解析(詳細は個別記事で)


✔ そもそもフケ用シャンプーって普通のシャンプーと何が違うの?(有効成分とは?)







※ここでは主に、「マラセチア菌」という常在菌の増えすぎによる「脂漏性のフケ・かゆみ」に有効なシャンプーを紹介しているぞ!
「何が原因のフケか分からない??」という方は、目次から「フケ・かゆみ用シャンプーまとめ」を先に読むんだぞ。





1 コラージュフルフル プレミアム

 

  コラージュフルフル プレミアムシャンプー
内容量/価格 200ml/1800円前後  1mlあたり9円前後
有効成分 ミコナゾール硝酸塩ピラクトオラミン
洗浄成分 ラウロイチルメチルアラニンNa、コカミドプロピルベタイン

 





最初にこれだけは言っておきたい!


「コラージュフルフル プレミアム」を購入しようか迷ってる方に、これだけは言っておきたい。

このシャンプーは「」として考えてほしい。

長く使い続けるものではない。

そもそもフケ・かゆみの主な原因は「常在菌」という頭皮にもともと住んでる菌が増えすぎることによって起こるといわれているんだ。

だから「殺菌効果」のあるシャンプーで、一度菌を殺菌する必要があるんだな。

ここで問題なのが、殺菌作用の強いシャンプーだと、「良い菌」も全部殺してしまうということ。

症状が改善したら、速やかに洗浄力のマイルドな普通のシャンプーに戻し、「良い常在菌」を育ててほしいんだな。

風邪引いたときに飲む「抗生物質」と同じだと思ってほしいな。

⇒【300種類以上検品してたどり着いた】筆者も愛用のシャンプーはこちら







特筆すべきは強烈な殺菌力!



「コラージュフルフル プレミアム」の最もすごいところ、それは…

ミコゾナール硝酸塩」と、「ピロクトンオラミン」という強力な殺菌成分をW配合しているということ。

このことからもフケ・かゆみに特化した、超尖ったシャンプーだと言えるな。





オクトピロックス®(表示名称:ピロクトンオラミン)配合シャンプーを使用したハーフヘッドテストの結果は優れたフケ防止効果を示しました。

オクトピロックス®は、医薬部外品においてフケ・カユミ防止の主剤として配合できる原料です。分散タイプのフケ防止剤とは異なり、アルコールやグリコール類及びシャンプーやコンディショナーに配合される界面活性剤に透明に配合可能ですので、ますます多様化する頭髪化粧品に有用な原料です。

マツモト交商




消臭効果もすごい!


上でも書いたが、フケ・かゆみの原因は、菌の増えすぎによって起こることがほとんどだ。

菌が増えすぎると、その菌が頭皮の脂肪酸を分解する際に発生する「ニオイ」も気になってくる。

「コラージュフルフル プレミアム」は、そのニオイ対策として「緑茶乾留エキス」を配合しているんだ。

これは地味に凄いな~と感心してしまったぞ!

科学的にもしっかり実証されている成分だから信憑性も高いな。


緑茶乾留エキスは、老若男女を問わずデオドラントという常に求められている効能効果に対し、100%植物性という親しみやすさと安全性と効果を兼ね備えた植物性消臭成分です。

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洗浄成分はマイルド


フケ用シャンプーというと、だいたい高級アルコール系などの強ーい洗浄成分で、「とにかく皮脂を取っちゃえばいいんでしょ!」というものが多いのだが、「コラージフルフル プレミアム」の洗浄成分は、高級シャンプーに配合されているものと同じ、マイルドな「アミノ酸系」だ。

皮脂をしっかり守りつつ、強力に殺菌するという明確な意思が見えるな。




強力な殺菌力のため、長く使い続けるものではないが、本当に悩んでいる方には自信を持ってオススメできる、「本物」のフケ・かゆみ用シャンプーだな!

堂々1位に選出だ!








2 コラージュフルフル ネクスト なめらかタイプ

 

  コラージュフルフル ネクストなめらかタイプ
内容量/価格 400ml/2500円前後  1mlあたり6円前後
有効成分 ミコナゾール硝酸塩ピラクトオラミン
洗浄成分 ココイルメチルタウリンNa、ココアンホ酢酸Na、ラウリルベタイン



【コラージュフルフル プレミアム】との違いは?



「コラージュフルフル プレミアム」との違いは、消臭効果のある成分(緑茶乾留エキス)が入っていないこと。

それと、洗浄成分がタウリン系なので、少し脱脂力が強いな。

強いといっても、「プレミアム」と比べたらというだけで、一般的な「ラウレス硫酸」などと比べたらかなりマイルドだぞ。

その他有効成分などはほぼ同じ配合になっているな。

そのぶん「ネクスト」のほうが、ちょっと安いぞ。






強烈な殺菌力


この「ネクスト」も「プレミアム」同様、ミコゾナール硝酸塩と、ピロクトンオラミンのW配合で、殺菌力は強力だ。

なのでこいつも、コラージュフルフルプレミアム同様、「薬」として使用してほしい。

症状が改善したら、速やかにアミノ酸系のマイルドなシャンプーに切り替えて、良い常在菌を育ててほしいな。


⇒ベテラン美容師太鼓判、コスパ最強サロンシャンプーランキングの記事はこちら









3 メディクイックHシャンプー

  メディクイックHシャンプー
内容量/価格 320ml/1500円前後  1mlあたり5円前後
有効成分 ミコナゾール硝酸塩グリチルリチン酸ジカリウム
洗浄成分 コカミドプロピルベタイン、ラウロイルメチルアラニンNa
ココイルグルタミン酸Na








コスパ良し…の割にはしっかり殺菌


「メディクイックH」は1mlあたり5円前後と、フケ用シャンプーとしてはそこそこコスパがいいんだ。

しかしだからといって成分がショボイか?といわれると、断じてそんなことはない。

科学的にもしっかり実証済みの有効成分「ミコナゾール硝酸塩」、と「グリチルリチン酸ジカリウム」がW配合されている。

上位2つとの違いは、「ピラクトオラミン」ではなく、「グリチルリチン酸ジカリウム」が配合されている点だな。

「グリチルリチン酸ジカリウム」は、抗炎症作用のある成分で、殺菌成分ではない。

殺菌力という点では上位2つに分がありそうだが、逆に言うと、それほどひどい症状でもないという方にとっては、コスパ的にも選択肢の一つには入ると思うぞ。


グリチルリチン酸ジカリウムは「甘草」という植物から抽出される植物由来の成分です。

グリチルリチン酸ジカリウムは優れた消炎効果を持っており、肌荒れ防止、ふけ、かゆみ防止などを目的に配合されます。

岡田興産HPより引用



マイルドな洗浄成分が魅力


安っすいフケ用シャンプーは、強い洗浄成分で「とにかく脂を取ればいいんでしょ」というものが多いんだ。

しかしこの「メディクイックH」の洗浄成分は、アミノ酸系、ベタイン系と高級シャンプーと同じような、すごくマイルドなものを配合しているんだな。

マイルドな洗浄成分で皮脂を守りつつ、有効成分でしっかり殺菌」とても理想的だな。

⇒オタクがゴリ推しするアミノ酸系シャンプーランキングはこちら







4 ミノン薬用ヘアシャンプー

  ミノン薬用ヘアシャンプー
内容量/価格 450ml/1300円前後  1mlあたり3円前後
有効成分 グリチルリチン酸2K
洗浄成分 コカミドプロピルベタイン、ラウロイチルメチルアラニンNa
ココイルグルタミン酸TEA




有効成分自体はそれほど期待できないが…

ミノンシャンプーの有効成分は「グリチルリチン酸2K」のみ。

こいつは、炎症を抑える成分なので、正直殺菌効果は期待できない。

しかし逆に言えば、良い常在菌も殺さないということ。

極マイルドな洗浄成分ということもあり、「ちょっとかゆいんだよね~」なんて方には超オススメなんだな。




グリチルリチン酸2Kについて、2016年に丸善製薬によってこう報告されているぞ。

グリチルリチン酸2Kにヒアルロニダーゼ阻害作用が認められています。

グリチルリチン酸2Kは、抗アレルギー作用および慢性・急性の皮膚炎抑制作用を有することから医薬品の消炎点眼薬や外用薬に用いられており、配合上限内において医薬品成分として化粧品にも配合が認められているため、抗アレルギー・炎症抑制目的で様々な製品に使用されています。

化粧品成分オンラインより引用




とにかくコスパがいいんだよ!


ミノンの洗浄成分は、アミノ酸系とベタイン系だ。

高級シャンプーにも引けを取らない洗浄成分なんだな。

それでいて1mlあたり3円前後と、非常にお安い。

有効成分に関してはちょっと弱いが、そこまで深刻な症状ではないという方には、超オススメだぞ。












フケの原因(フケ用シャンプーとは?)

そもそもフケ用シャンプーって何が違うの?


もうこれはズバリ「有効成分」が配合されているかどうかの違いだな。

もっと言えば、「殺菌成分」が配合されているものだ。

「フケ・かゆみ・匂い」こんな頭皮のトラブルは、「常在菌の増えすぎ・活性化しすぎ」が大きな原因の一つなんだ。

だから一度殺菌してやる必要があるんだな。

この常在菌を殺菌してやる成分こそが、「有効成分」なんだな。


主な有効成分

・ピロクトンオラミン

・ミコゾナール硝酸塩



フケの主な原因はカビ菌!

フケには「乾燥性のフケ」と「脂漏性のフケ」があるんだ。

「乾燥性のフケ」は、症状自体もそんなに酷いものでもないし、「シャンプー自体をやめてみる」や、「洗浄成分が極マイルドなアミノ酸系シャンプーを使用してみる」などの手段で比較的簡単に改善する。



⇒コスパのいい筆者おすすめアミノ酸系シャンプー達はコチラ






問題なのは、「脂漏性のフケ」のほうで
脂漏性のフケの主な原因は「マラセチア菌」というカビ菌の一種が増えすぎてしまうことによって起こるんだ。

これだけ聞くと「カビの菌!!」と驚いてしまうが、安心してくれこのマラセチア菌は誰にでも常にいる菌(常在菌)で普段は悪さをしないんだな。

ただ、常在菌のバランスが崩れ、増えすぎると、フケ・かゆみ・匂いの原因になってしまうんだ。

ここで、上記の殺菌作用のあるシャンプーの出番というわけだ。

なのでまずは、自分のフケが「乾燥性のフケ」なのか、「脂漏性のフケ」なのかを見極めてほしいんだな。


医師の若林優子先生が、非常に読みやすくまとめてくれているので、こちらを熟読してくれよな!
⇒気になるフケの正体を知ろう~なんとかしたいフケ対策~

フケ対策としては、
・頭皮に優しいシャンプーを使いましょう
・ミコナゾール硝酸塩配合のシャンプーを使いましょう

若林優子医師監修【気になるフケの正体を知ろう】


よ~~く熟読したか?

「自分は脂漏性のフケだ!」と判断したあなたは、ぜひ上記のシャンプーを試してみるといいぞ!

「フケ用シャンプー」って検索すると、ろくに有効成分も入っていない高いシャンプーがいっぱい出てくるが、売上至上主義の広告サイトに騙されるなよ(笑)





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