【リペアの方がいいな~】ウルリス モイストシャンプープロが気になる1つの成分とは?使って口コミ&レビュー&成分解析

本ページはプロモーションが含まれています
本ページはプロモーションが含まれています
1.000円台の価格帯
この記事を書いた人
nagasaka ryuuji

美容暦25年の現役美容師
エイジングケアに特化したヘアサロン【Jamie】オーナー

nagasaka ryuujiをフォローする

✔この記事で分かること

・結論:ウルリスモイスト(青)はこんな人に向いている

・実際使ってみた レビュー

・成分を全力解析

・まとめ ウルリスモイストはシャンプー







本文の前に・・・

300品以上検品して厳選した、激推しのシャンプーをまとめておいたぞ。

お悩み別にまとめたので、タップして飛んでくれよな!


⇒広がる髪・くせ毛の方はコチラ


⇒細い髪・ボリューム、ハリコシを出したい方はコチラ


⇒乾燥肌・敏感肌の方はコチラ


⇒頭皮が気になり始めたメンズの方はコチラ
(旦那さんに教えてあげて)





結論:ウルリスモイストはこんな人に向いている

 

コスパ
 △ 340ml/1540円   1mlあたり約5円  

乾燥肌
 △ 強めの洗浄成分

オイリー肌
 ◯ 上に同じ

ダメージ毛


 △ 特にこれと言った補修成分は入ってないよ

乾燥毛
 ◯ 洗浄成分は多少強いが、モイストというだけあって保湿成分は豪華

エイジング毛  
 △ 強めの洗浄成分で皮脂を奪っておいて、豪華な保湿成分で補うという矛盾がある




なかなか豪華な保湿成分を配合している。
ダメージ毛・乾燥毛の方なんかに向いているといえるな。
ただ、洗浄成分に「オレフィンスルホン酸」というかなり強い成分が使われている。
敏感肌の方は注意が必要だな。
最近の「ラウレス硫酸フリー」を謳ってるシャンプーってたいがいこの「オレフィンスルホン酸」が使われているのだが、結局脱脂力は同じくらいあって、かなり強いんだ。
俺はこの成分好きじゃないんだよな…





⇒筆者オススメの同価格帯シャンプーと比較してみたい方はこちら







実際使ってみた レビュー

 



レビュー1 香りは?


ソーダアイスみたいな爽やかな香りだぞ。

メンズも違和感なく使えそうだな。俺は好きだぞ。

そんなに強い香りでもないので、万人受けするな。





レビュー2 泡立ちは?



界面活性剤がベタイン系とスルホン酸系なので、当然泡立ちは良いよな。

モコモコのきめ細かい泡だ。

気持ち良く洗えるな。

まあ、泡立ちなんて品質にはなんも関係ないけどな。

現に安いシャンプーの方が泡立ち良いしな。






レビュー3 肝心の使用感は?


洗浄成分が強いからか、多少のキシみは感じたが、ゴワつきはなかったぞ。

洗い上がりはモイストというわりにはサラっとしていたな。

洗浄成分が強めなので、長期間使い続けるとどうかな?とは思うが、思いのほか使用感・洗い上がりの質感は良かったぞ。







成分を全力解析




全力解析!・・・の前に、いつものくど~い説明からな。

いつも書いてるので、当ブログの読者はサラ~っと読み飛ばしてくれよな。

まず大前提として、シャンプーの「命」は洗浄成分なんだ

シャンプーは6~8割が水。2~3割が洗浄成分(界面活性剤)。あと補修・保湿などのオマケ成分だな。

この2~3割を占める洗浄成分に安価で強いものを使っていたら、どんなに素晴らしい補修・保湿成分を配合していたとしても、なんの意味もない。

毎日のシャンプーで皮脂も潤いも過剰に奪われ、どんどんダメージを負うことになるぞ。

オタク美容師としては、ちょっと高価になってしまうが、アミノ酸系の洗浄成分を強くおすすめするぞ。

ちなみに成分表は、配合量の多い順に書かれているぞ



ウルリスモイストの成分はこんなかんじだ。






水、ラウラミドプロピルベタイン、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、コカミドプロピルベタイン、グリセリン、コカミドメチルMEA、ラウロイルメチルアラニンNa、ヒアルロン酸Naカルボキシメチルヒアルロン酸Na加水分解ヒアルロン酸、水溶性コラーゲン、グルコシルセラミド、加水分解ハチミツタンパク、ベルガモット果実油、アルガニアスピノサ核油、ダマスクバラ花水、ラベンダー花水、サトウカエデ樹液、トコフェリルリン酸Na、ポリクオタニウム-47、ポリクオタニウム-10、ココイルグルタミン酸TEA、キシリチルグルコシド、塩化Na、炭酸Ca、アスコフィルムノドスムエキス、レシチン、ソルビン酸K、水酸化K、α-グルカン、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、クエン酸、EDTA-2Na、PPG-7、フェノキシエタノール、ミリスチルベタイン、安息香酸Na、キシリトール、BG、エタノール、ソルビトール、無水キシリトール、メントール、海水、海塩、香料、黄4、赤227、青1



黄色いところが洗浄成分な






洗浄成分を解析



洗浄成分は結論から言うと、ちょっと強めだな。

俺がいつもオススメしているアミノ酸系洗浄成分は使われていない。

オイリーな方、さっぱり洗いたい方に向いているな。

敏感肌、アトピーの方なんかは避けたほうがいいかもな。



メイン洗浄成分 ラウラミドプロピルベタイン



アミドベタイン系の両性イオン界面活性剤だな。

洗浄力は普通くらい。

泡立ちが良く、粘性のある成分だな。

ベビーソープに使われるくらい低刺激な成分だ。





サブ洗浄成分 オレフィン(C14-16)スルホン酸Na


こいつが強い成分なんだよ。

避けた方がいい成分として有名な「ラウレス硫酸」と同程度の脱脂力があるんだな。

最近の安い「ラウレス硫酸使ってません」ってシャンプー、たいがいこれが入ってるよな…

かなり強い成分なので、アトピーの方とかは避けた方が無難だな。

まあ使ってみてゴワつきは感じなかったので、配合量は少ないのかも知れないが、俺(乾燥肌)はこの成分が2番目に記載されてる時点で買わないな…。





サブ洗浄成分 コカミドプロピルベタイン


これもアミドベタイン系の両性イオン界面活性剤だな。

洗浄力も普通くらい。

ありふれてはいるが、低刺激で安全な成分だぞ。







保湿・補修成分を解析



結論から言うと、モイストというだけあって、保湿成分がこってり配合されている。
洗浄成分がある程度強く皮脂を奪っておいて、豪華な保湿剤で保湿するという、ある種いびつな配合バランスのように感じるな。



保湿剤成分 ヒアルロン酸Na


1gでなんと6リットルもの水分を保持できる保湿成分だな。

頭皮の水分量を高め、バリア機能を改善してくれる優秀な成分だ。

1985年にポーラ静岡研究所によってヒアルロン酸Na(平均分子量80万)の吸湿性検証が報告されている。



化粧品成分オンラインhttps://cosmetic-ingredients.org/humectant/3782/




ヒアルロン酸Naは、短時間においては吸湿量が最も大きいが、長時間においてはPCA-Naやグリセリンのほうが大きく、中程度の吸湿量であることが示された。



ヒアルロン酸Naに吸湿による水分保持能が認められています。

化粧品成分オンライン




保湿成分 カルボキシメチルヒアルロン酸Na


今回一番「おっ!」と思ったのがこの成分。

マヨネーズで有名なあの「キューピー」さんが販売している、俗にいう「ヒアロキャッチ」という保湿成分だ。

上で説明した「ヒアルロン酸ナトリウム」にカルボキシル基を導入したものだ。

水分保持力はヒアルロン酸Naの約3倍といわれているぞ。


キューピーHPhttps://www.kewpie.co.jp/finechemical/hyaluronic/hyalocatch.html

「ヒアロキャッチ」は、保持できる水分を、これまでのヒアルロン酸より格段に高めた新しいヒアルロン酸です。

カルボキシル基(-COO)同士の反発で保水スペースが広がります。

キューピーHP






保湿成分 グルコシセラミド

アジアイネという植物から得られるセラミドに、グルコースを結合した成分だな。

頭皮のバリア機能を改善してくれる、優秀な保湿成分だ。

2016年に一丸ファルコスによって検証結果が報告されているぞ。




グルコシルセラミドのバリア改善メカニズムに関しては、角質細胞間脂質のセラミドはグルコセレブロシダーゼを介してグルコシルセラミドからつくられること、ヒト三次元培養皮膚にコメ由来グルコシルセラミドを一定期間適用したのちにセラミドを定量したところ、セラミド量の生成・増加が認められたことが報告されています。

このような背景から、グルコシルセラミドが皮膚に浸透した結果としてグルコシルセラミドからセラミドが生成され、セラミド産生量が増加したことによってバリア機能が改善すると考えられます。

化粧品成分オンライン




エイジング成分 アルガニアスピノサ核酸


高い抗酸化作用があり、頭皮の老化防止を期待できる成分だな。

その他にも髪に柔らかさやツルツル感を与えるエモリエント性を有しているぞ。

※ 抗酸化作用とは…ストレスなどで発生する「活性酸素」を除去し、体が酸化することを防ぐ作用。

※ 活性酸素とは…強い酸化力を持った酵素。タンパク質・DNAなどに作用し、老化の原因になる。

アルガニアスピノサ核油はサラッとした感触で皮膚親和性が高く、閉塞性により皮膚の水分蒸発を抑え、その結果として皮膚や毛髪に柔軟性や滑らかさを付与するエモリエント性を有していることから、各種クリーム、メイクアップ製品、ヘアケア製品、ネイル製品などに汎用されています。

化粧品成分オンラインより引用



保湿・補修成分まとめ

「モイスト」というだけあって、とにかく保湿成分が豪華だな。

乾燥毛・ダメージ毛の方なんかにはオススメできるな。

ただ洗浄成分はわりと強めなので、敏感肌の方は注意が必要だぞ。





⇒筆者おすすめの神コスパ、豪華成分のシャンプーはこちら






トリートメントもさらっとチェック

水、セタノール、セテアリルアルコール、ジメチコンベヘントリモニウムクロリド、グリセリン、トリエチルヘキサノイン、アモジメチコン、水溶性コラーゲン、グルコシルセラミド、加水分解ハチミツタンパク、加水分解ハトムギ種子、カルボキシメチルヒアルロン酸Na、ラベンダー花水、ダマスクバラ花水、エーデルワイス花/葉エキス、レシチン、アミノプロピルジメチコン、クエン酸、ヒドロキシエチルセルロース、トコフェリルリン酸Na、α-グルカン、アスコフィルムノドスムエキス、サトウカエデ樹液、ペンテト酸5Na、クエン酸Na、安息香酸Na、温泉水、ソルビン酸K、黄4、BG、エタノール、ジメチコノール、青1、ソルビトール、海水、海塩、フェノキシエタノール、香料



一番特徴的なのは、かなりの濃度で「カチオン界面活性剤」や「シリコン」といった皮膜を作る成分を配合している点だ。

要はしっとり感や手触り重視のトリートメントだということ。

あとは「おっ」と思うような成分は、シャンプーにも配合されている保湿成分「ヒアロキャッチ」くらいかな。

モイストというわりには、表面上の皮膜での「その場しのぎ」感は否めないかな。

だが、しっかりコーティングはしてくれるので、ダメージ毛の方なんかには向いてるな。







カチオン界面活性剤は頭皮に刺激のある成分だ。

この「ウルリス モイスト」のトリートメントはかなりの高濃度で配合されている。

絶対に頭皮につけちゃダメだぞ。

髪の毛にのみ塗布して、よくゆすぐことだな。







ひとつだけ気に食わないこと!



ウルリスシリーズはすべてに【90%以上が補水・保湿成分】と記載している。

あたかもシャンプーの90%以上が有効成分のように書かれているが、よーく見るとちっちゃく「基材を除く・水を含む」と書いてある。(基材=洗浄成分)

要は、「洗浄成分を除く他成分(水も含む)の90%以上が補水・輝光成分ですよ」ということだ。

そもそもシャンプーは一般的に、「50~70%は水」「20~30%は洗浄成分」「その他の成分が10~20%」なんだな。

ということは、洗浄成分を除いてしまうと、シャンプーは大部分が「水」だ。

上の画像を見てどう感じるだろうか?

まあ、勘違いしてしまうよな。

せっかく素晴らしいシャンプーなんだから、正々堂々と勝負すればいいのに…って思ってしまうな。






まとめ



・香りは甘めのサッパリ系

・乾かした後はサラサラ

・コスパはちょい悪いか

・洗浄成分が強め(刺激のある成分がひとつ)

・保湿成分がかなり豪華

・トリートメントはこってり皮膜系(その場しのぎ感あり)

結論:頭皮がある程度強く、皮脂もそれなりにあって、ダメージ・乾燥毛の方はアリ








⇒同価格帯で比較したい方はコチラ








300品以上検品して厳選した、激推しのシャンプーをまとめておいたぞ。

お悩み別にまとめたので、タップして飛んでくれよな!


⇒広がる髪・くせ毛の方はコチラ


⇒細い髪・ボリューム、ハリコシを出したい方はコチラ


⇒乾燥肌・敏感肌の方はコチラ


⇒頭皮が気になり始めたメンズの方はコチラ
(旦那さんに教えてあげて)