先日お客さんとこんな会話をしました・・・。
お客さん「なんか、ストレートパーマじゃないんだけど、髪質を改善するようなトリートメントがあるらしいね~」
J(僕)「あー、そんなんちょこちょこ出てきてますねー」
お客さん「やってみたいんだけど、導入せんの??」
J「あー、ウチは導入しませんねー」
お客さん「なんで!!??」
J「いや、地雷臭しかしませんもん!!(笑」
みなさん!僕があれだけさんざん言ってきたのに、まだ新しいものに飛びつくんですか??
特に美容関係のものは、まず疑えって言ってるじゃないですか!!
美容関係って、女性はお金払っちゃうから、一発当てたら一攫千金なんです。
だから新成分、新理論なんか発見しちゃうと、他メーカーに先を越されないように見切り発車で発売発表しちゃう。
で、女性は夢のような新成分が大好きなので、飛びつく。
でもちょっと待って!!
まず一旦落ち着いて熟考してみましょう。
ジカルボン酸、グリオキシル酸、熱処理、架橋、タンパク質の変成・・・
それ本当にリスクはないんですか?
薬だって強い効果があるものほど、副作用があるもんです。
だってトリートメントで髪質が変わるんですよ!!
強い酸と、高温で髪質を変えるんですよ?
そもそもそれ、トリートメントって言っちゃっていいの??
もちろん本当の意味で髪が”治る”わけじゃありません。そこらへんのサロントリートメントと一緒で、治ったようにみせてるだけ。
みなさん、もっと疑問をもって、考えて、調べてみてください!!
そのトリートメントは長い期間続けることはできるのか?
そのトリートメントした髪に、パーマやカラーは施術できるのか??
表面上治ったように見せてるだけで、実は中はより傷んだりしてないか???
短時間でパっと治る、夢のような新成分なんてありませんよ。
メーカーさんや、他サロンさんの批判みたいになってもいけないので、具体的なことはあえて書きません。
でも!これだけは!!言いたい!!!!
「”未必の故意”的なウソはやめようよ!!」
ネットで酸熱系のトリートメントの記事をいくつか読んだけど、どれも・・・
ビフォー!こんなパサパサうねうねの髪が・・・
アフター!!こんなツヤツヤストレートの髪に”修復”されました!!
・・・・・「アイロンで仕上げました。とは書かないでおこう」(小声)
・・・・・「仕上げに艶出しスプレーふりましたとは書かないでおこう」(小声)
・・・・・「アフターの写真だけフラッシュ焚いたとは書かないでおこう」(小声)
・・・・・繰り返しはできないけど、そこはあえてかかなくてもいいか…。
・・・・・自然なツヤではない、ギラギラ感でるけど、そこはあえてかかなくてもいいか…。
・・・・・パーマやカラーできなくなるかもだけど、そこもあえて書かなくてもいいか…。
どうしてもこの技術が必要なお客さんも、きっと大勢います!
ちゃんとリスクも説明して、お互いが納得したうえで、施術してキレイになれれば最高なんじゃないかな?って思うのです。
話が散らかっちゃったけど・・・今日はこのへんで。

