結論:ボタニスト(ダメージケア)はこんなシャンプー
コスパ | ◯ 成分のわりに安いよ |
乾燥肌 | △ 強すぎることはないが、ちょいサッパリ系かな |
オイリー肌 | ◯ オールアミノ酸系に比べたらサッパリ系 |
ダメージ毛 | ◎ 補修成分は豪華だよ |
乾燥毛 | ◯ 保湿成分もなかなか |
エイジング毛 | ◯ ハリコシ成分も配合 |
「ダメージケア」というわりには、ちょい洗浄成分が強いかな~?っていうのはあるが、価格のわりに補修成分は豪華だ。
ハイダメージ毛や、気細りしたエイジング毛などはちと辛いだろうが、ミドルダメージまでの髪なら、この価格ということを考慮すると、とても優秀なシャンプーだなと感じたぞ。
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実際使ってみた レビュー


使用感は結論から言うと「ツルッツル」だったな。
ダメージ毛に使ってもゴワつきは感じなかったぞ。
乾かした後も、サラサラでボリューム感もあってなかなか良かったな。
レビュー1 香りは?
甘すぎないサッパリとしたとっても良い香りだ。
そんなに強くもないので、メンズでもいけるんじゃないかな。
「甘い香りが大好き、翌日まで残っていてほしい」って方にはちょっと弱いな。
レビュー2 泡立ちは?
普通だな。
特別良くもないし、悪くもない。
まあ泡立ちなんて品質にはなーんも関係ないけどな。
レビュー3 肝心の使用感は?
使用感には正直驚いた。
ミドルダメージの髪に使用しても、全くキシまず、ツルッツルなんだよ。
とても心地よく洗えたな。
乾かした後も、サラサラで気持ち良かった。
どちらかというと、ハリコシを出すサラサラタイプだな。
成分を全力解析!


ボタニスト(ダメージケア)の成分はこんなかんじだ。
水、コカミドプロピルベタイン、ラウロイルメチルアラニンNa、ココイルメチルタウリンNa、ラウラミドプロピルベタイン、ラウロイルサルコシンNa、ラウレス-4カルボン酸Na、ココイルグルタミン酸Na、シラカンバ樹液、サボンソウ葉エキス、サピンヅストリホリアツス果実エキス、加水分解野菜タンパク、チリアトメントサつぼみエキス、異性化糖、ブドウ種子エキス、テルミナリアフェルジナンジアナ果実エキス、マドンナリリー根エキス、ゲットウ葉エキス、ユズ果実エキス、ゼイン、メドウフォーム-δ-ラクトン、加水分解コメタンパク、ヒマワリ種子エキス、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、アルガニアスピノサ核油、ツバキ種子油、ホホバ種子油、ヒマワリ種子油、サルビアヒスパニカ種子油、加水分解ケラチン(羊毛)、ポリクオタニウム-10、コカミドMEA、リンゴ酸、BG、DPG、デシルグルコシド、メチルグルセス-20、PCAイソステアリン酸PEG-40水添ヒマシ油、トリイソステアリン酸PEG-120メチルグルコース、PEG-30水添ヒマシ油、PEG-40水添ヒマシ油、ステアラミドプロピルジメチルアミン、グリセリン、EDTA-2Na、エタノール、塩化Na、トコフェロール、フェノキシエタノール、安息香酸Na、香料
黄色い所が洗浄成分だな。
洗浄成分を解析


結論から言うと、低刺激で優しい洗浄成分だな。
飛び抜けて良い成分も配合されていないが、ミドルダメージくらいまでなら十分対応できるシャンプーだ。
洗浄成分1 コカミドプロピルベタイン
アミドベタイン系の両性イオン界面活性剤だな。
水の次に書かれてるので、こいつがメインの洗浄成分。
これはありふれた成分だな。
洗浄力も普通くらい。
しかしベビーソープに使われるくらい低刺激な成分ではあるぞ。
洗浄成分2 ラウロイルメチルアラニンNa
おおおー!これはとっても良い成分。
アミノ酸系の陰イオン界面活性剤だな。
洗浄力はとってもマイルド。
こいつの一番の特徴はコンデショニング効果があること。
しっとりサラサラに洗い上げるぞ。
欲を言えば、メインとサブが逆なら言うことなしだったのにな。
まあ、高価な成分なので、この価格のシャンプーにそこまで求めるのは酷だな。
洗浄成分3 ココイルメチルタウリンNa
アミノ酸系の陰イオン界面活性剤だな。
泡立ち・洗浄力・脱脂力、すべてにバランスのとれた洗浄成分だ。
ある程度の洗浄力を持ちながらも、皮膚刺激は少ない安全性の高い成分。
アミノ酸系の中ではサッパリ系だな。
洗浄成分4 ラルラミドプロピルベタイン
アミドベタイン系の両性イオン界面活性剤だな。
ベビーソープなどにも使われる安全性の高い成分。
これは完全に増粘や、泡立ちの補助として配合されているものだな。
あと、陰イオン界面活性剤の刺激を緩和する効果もあるんだぞ。
洗浄成分5 ラウロイサルコシンNa
アミノ酸系の陰イオン界面活性剤だな。
こいつはアミノ酸系なのに洗浄力が強いというとっても珍しい成分なんだ。
あまりおすすめできる成分ではないのだが、順番的にみてもごく少量の配合量だ。
マイルドすぎる洗浄力の底上げとして、少量配合されてるかんじだな。
洗浄成分6 ラウレス-4カルボン酸Na
エーテルカルボン酸系の陰イオン界面活性剤だな。
「ラウレス」と聞いて拒絶反応を示す人もいるだろうが、こいつはアミノ酸系洗浄成分と同程度の低刺激なので安心してくれ。
こいつも↑の「ラウロイサルコシンNa」と同じで、マイルド過ぎる洗浄力の底上げとして、補助的に配合されてるかんじだな。
洗浄成分まとめ
メインにマイルドな洗浄力の「ベタイン系」と「アミノ酸系」。
サブで低刺激だがそこそこ洗浄力のある「カルボン酸」などの成分を配合。
非常にバランスの良い配合だな。
ハイダメージ毛や、エイジング毛にはちょっと洗浄力が強いかもしれない。
だが逆に「アミノ酸系シャンプーでは洗浄力が弱すぎてペタっとなっちゃう」って方にはちょうどいいかもな。
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保湿・補修成分を解析




結論から言えば、補修成分が素晴らしいな。
価格的にもおつりがくる成分を配合しているぞ。
補修成分 ゼイン
トウモロコシから抽出される成分だな。
こいつは髪の表面に薄い皮膜を作るんだ。
たんぱく質や水分が流出するのを防いでくれるぞ。
また、手触りがサラサラになったり、カラーの色持ちが良くなったりと良いことずくめだ。
さらにこいつには疎水性(水をはじく)の性質があって、湿気に強い髪にしてくれるんだな。
素晴らしい成分だ。
補修成分 メドウフォーム-δ-ラクトン
ボタニスト(ダメージケア)で「この価格でこんな成分まで配合してるの!?」と驚いたのがこれ。
こいつはドライヤーなどの熱に反応して、毛髪内のケラチンと結合する。
ハリコシが出て、手触りもサラサラになるすごい成分だ。
素晴らしい!
メドウフォームの種子油のラクトン誘導体である「メドウラクトン VE」は、加熱により毛髪ケラチンのアミノ基と化学結合(アミド結合)を形成します。
一丸ファルコスより引用
このアミド結合は疎水性相互作用より強力な髪への吸着性を有し、毛髪の疎水性環境の強化が期待できます。
補修成分 ジラウロイルグルタミン酸リシNa(ペリセア)
きたー!!俺の愛する補修成分、通称「ペリセア」
毛髪に付着後約1分で浸透。
ハリコシを出してくれる、魔法のような成分だ。
美肌効果もあるので頭皮にも良い成分だぞ。
2008年旭化成ファインケムから報告されている。信憑性も高いな。
ジラウロイルグルタミン酸リシンNaに毛髪修復作用が認められています。
化粧品成分オンラインより引
ジラウロイルグルタミン酸リシンNaの毛髪浸透および修復メカニズムは、1鎖型のラウロイルグルタミン酸Naがより浸透しがたいことから、化学構造的に2鎖のアシル基とペプチド骨格をもち、その構造が毛髪中のタンパク質やセラミド2に類似し親和性が高いこと、かつ表面張力低下能に優れていることに由来すると考えられています。


保湿成分 アルガニアスピノサ核油(アルガンオイル)
おおー!これも良い成分。
こいつはアルガンの種子からとれる油。
頭皮の弾力性の改善や、バリア機能の回復、頭皮・毛髪の水分保持などに効果があるんだな。
結論:ミドルダメージまでなら使う価値あり!
結論、ハイダメージ毛・エイジング毛にはちょっと洗浄料が強いかもだが、ミドルダメージまでなら使う価値ありだぞ!
洗浄成分がちょっと強いのと、保湿成分が物足りないと感じるが
さすが「ダメージケア」というだけあって、補修成分は素晴らしいぞ。
匂いもいいし、泡立ちも申し分ない。
ミドルダメージまでの方にはおすすめできる一品だな!