結論:トゥルーストシャンプーのメリット・デメリット
いきなり結論からいくぞ。
トゥルーストシャンプーのメリット・デメリットを紹介していく。
時間がない方はここだけ見てくれよな。
デメリット
・おじさんの香水のような独特な香り(俺は苦手だった)
・なかなかのお値段(480ml/1.500円前後)
メリット
・マイルドな洗浄成分(敏感肌・乾燥肌もOK)
・超リッチな保湿・補修成分
・豪華成分のわりには安い
・ダメージ毛もかなり落ち着く
このシャンプーいいよ!
正直酸熱トリートメント成分は??だが、単純に成分が素晴らしいし、使用感・仕上がりも文句なしだった。
それに、成分を鑑みると、この値段も安いと言えなくもない…。
独特な香りさえ目をつむれば、ダメージ毛・乾燥毛の方などに自信を持っておすすめできるぞ。
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実際使ってみた レビュー
レビュー1 香りは?
いいニオイではない。
オジサンがつける香水みたいな香りだ。
俺は苦手だったな。
レビュー2 泡立ちは?
泡立ちは悪くないよ。
普通に泡立つ。
まあ泡立ちなんて品質にはなんも関係ないけどな。
レビュー3 肝心の使用感・洗い上がりは?
使用感は悪くない。
キシみ、ゴワつきなどは感じなかったな。
仕上がりは良いよ!
しっとりサラサラで、ダメージ毛もかなり落ち着いたな。
アイロンをすることでさらに効果を体感できるシャンプーだったな。
成分を全力解析
トゥルーストの成分はこんなかんじだ。
水、ココイルメチルタウリンNa、ラウラミドプロピルベタイン、グリセリン、コカミドメチルMEA、コカミドプロピルベタイン、ラウロイルメチルアラニンNa、レブリン酸、グリオキシル酸、加水分解ケラチン(カシミヤヤギ)、加水分解ケラチン、加水分解シルク、シルク、γードコサラクトン、ヘマチン、セラミド2、セラミド5、セラミド3、セラミド6Ⅱ、セラミド1、オプンティアストレプタカンサエキス、ハベルレアロドペンシス葉エキス、ビート根エキス、酵母エキス、マンダリンオレンジ果皮エキス、ワイルドタイムエキス、オリーブ葉エキス、メリッサ葉エキス、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、ポリクオタニウム-10、ジステアリルジモニウムクロリド、1,2-ヘキサンジオール、カプリリルグリコール、クオタニウム-33、コレステロール、エタノール、クエン酸、EDTA-2Na、PG、BG、フェノキシエタノール、メチルパラベン、香料
黄色い所がシャンプーの「命」洗浄成分だな。
洗浄成分の解析
それではまずシャンプーの「命」、洗浄成分を細かく解説していくぞ。
メイン洗浄成分 ココイルメチルタウリンNa
・程よい洗浄力
・皮膚刺激はほとんどなく安全
・きめ細かい泡立ち
サブ洗浄成分 ラウラミドプロピルベタイン
・洗浄力は普通くらい
・皮膚刺激は少ない
・増粘、泡立ちの補助として配合される
サブ洗浄成分 コカミドプロピルベタイン
・ほどほどの洗浄力
・ベビーソープに使用されるほど低刺激
・増粘、泡立ちの補助として配合されている
サブ洗浄成分 ラウロイルメチルアラニンNa
・洗浄力は弱い
・皮膚刺激のほとんどない安全な成分
・洗浄成分でありながら、しっとりサラサラになるというコンディショニング効果を併せ持つ
低刺激だが、程よく脱脂力のあるバランスのいい洗浄成分だな。
乾燥肌から、ある程度の皮脂量の方まで幅広く対応できるんじゃないかな。
皮膚刺激の少ない安全な成分で構成されている点も、好感が持てるな。
保湿・補修成分の解析
洗浄成分は低刺激でなかなか良かったな。
では保湿・補修の成分はどうだろう?
細かく解説していくぞ。
酸熱成分 レブリン酸、グリオキシル酸
これがサロンの酸熱トリートメントの成分だな。
アイロンなどの熱によってタンパク質と反応、クセ毛を落ち着かせることができる成分だ。
ただサロンの酸熱トリートメントは、強酸の薬剤を塗布し、薄いスライスでワンパネルごとに丁寧に熱を入れていく。
シャンプーに少量配合されているからといって、どれほどの効果があるのかは疑問だな。
しかしこのシャンプーにはほかにも「エルカラクトン」や「ヘマチン」など、クセ毛に有効な成分が贅沢に配合されている。
クセ毛・ダメージ毛に効果的なシャンプーであることは間違いないな。
GA(グリオキシル酸)は、毛髪の損傷を伴わずにダメージやくせによる毛髪断面のゆがみや扁平形状を補正・修復できる画期的な成分として、ヘアケア製品に用いられています。
資生堂HPより引用
GA(グリオキシル酸)はヘアアイロン等の熱処理によって毛髪のタンパク質と化学反応し、くせ毛を改善することができます。
保湿成分 加水分解ケラチン(カシミヤヤギ)、加水分解ケラチン、加水分解シルク
すべてタンパク質を加水分解して得られる成分だな。
保湿・補修効果に優れているぞ。
特に一番多く配合されてる「加水分解ケラチン(カシミヤヤギ)」は「カシミヤコート」とも呼ばれ、ツヤ・ハリコシを出す効果があるんだな。
▼詳しくは専門サイトから
カシミヤコートは、高級カシミヤ毛より得られた加水分解ケラチン液です。
カシミヤ毛には独特の柔らかい感触があります。
一丸ファルコスHPより引用
中分子領域を中心とした幅広い分子量のケラチンより構成されており、各種溶剤や化粧品原料との相溶性に優れ、様々な剤型に配合しやすく、非常に扱いやすい素材です。
補修成分 γードコサラクトン(エルカラクトン)
ドライヤーやアイロンの熱に反応して、アミノ基と結合、髪を補修してくれる成分だな。
ダメージ毛や、クセで広がる髪に非常に有効な成分だ。
ハリコシも出るので、加齢毛なんかにも良いよ。
▼詳しくは専門サイトから
γ(ガンマ)-ドコサラクトンは「エルカラクトン」とも呼ばれ、日本精化株式会社が開発した毛髪のアンチエイジング成分です。
ナタネ由来成分で、加齢や紫外線、ドライヤーなどで傷んだ髪のキューティクルを修復する作用があり、クセ、絡まり、ハリやコシがない、広がりやすいなどの悩みを改善します。ダメージヘアは必ずキューティクルがささくれ立っており、その隙間から水分やタンパク質が抜けだしてしまうため、スカスカでハリやコシがなくなったり、乾燥して広がりやすくなったり絡まりやすくなったりします。
リカラHPより引用
γ-ドコサラクトンはドライヤーやヘアアイロンなどで熱を加えることで髪のアミノ基と結合し、その後シャンプーしても効果が持続します。
使い続けることで髪のうねりが改善されるのでクセが落ち着き、効果が湿度や温度に左右されることがありません。
補修成分 ヘマチン
主に豚の血液から得られる成分だな。
髪のタンパク質と結合してハリコシを出す効果があるぞ。
頭皮の消臭効果や、パーマ・カラー後のアルカリを除去する効果もあるんだな。
ヘマチンは血中のヘモグロビンを分離して合成される、有機鉄錯化合物です。
血液に含まれるヘマチンはグロビンという成分と結合した状態で存在しています。
髪や皮膚のケラチンタンパク質はグロビンと似ているため、ヘマチンを髪に使用するとケラチンと結合し、髪にハリやコシを与えるとされています。また、ヘマチンには抗酸化作用があり、活性酸素の働きを抑制して髪のダメージを軽減します。
頭皮ケアに使用すると毛母細胞やメラノサイト細胞の老化を防ぎ、抜け毛や白髪を予防し、育毛効果が期待できます。さらに、パーマやカラーリングの際に使用されるアルカリ剤を除去する作用もあります。
リカラより引用
アルカリ剤はキューティクルを開く働きがあり、2~4週間髪に残留します。
そのため、キューティクルが剥がれやすくなり、髪のダメージにつながるのです。
ヘマチンを使用することでアルカリ剤が抜けやすくなり、ダメージを回避することができます。
保湿成分 セラミド2、セラミド5、セラミド3、セラミド6Ⅱ、セラミド1
髪・頭皮を保湿してくれる成分だな。
特に注目してほしいのはセラミド6Ⅱ。
「ヒト型セラミド」と言われるもので、通常の植物セラミドの15倍もの保湿効果があると言われているぞ。
▼2000年に日光ケミカルズによって検証結果が報告されてるな
– 引張強度試験 –
ブリーチ処理したダメージ毛にセラミドNGおよびセラミドAP配合製剤およびセラミド未配合製剤でそれぞれ処理し、引っ張り破断強度を測定したところ、以下のグラフのように…
ブリーチ処理によって低減したダメージ毛の強度は、セラミド配合製剤処理により改善した。
化粧品成分オンライン
このような検証結果が明らかにされており、セラミドAPは他のセラミドと組み合わせて適用することにより、キューティクルを再疎水化するとともに毛髪強度を改善するヘアコンディショニング作用が認められています。
保湿・補修成分まとめ
全体的にクセ毛・ダメージ毛に特化した補修成分だな。
この豪華成分ならこの価格もうなずけるな。
独特なニオイさえ許容できれば、クセで広がる方や、ミドルダメージまでの方に自信を持ってオススメできるぞ。
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ついでにトリートメントもチェック
水、ステアリルアルコール、グリセリン、ハチミツ、ベヘントリモニウムクロリド、ジメチコン、グリオキシル酸、レブリン酸、加水分解ケラチン (カシミヤヤギ)、加水分解シルク、加水分解ケラチン、シルク、γ-ドコサラクトン、ヘマチン、ハベルレアロドペンシス葉エキス、セラミド2、セラミド5、セラミド3、セラミド6Ⅱ、セラミド1、酵母エキス、ビート根エキス、マンダリンオレンジ果皮エキス、オリーブ葉エキス、オプンティアストレプタカンサエキス、メリッサ葉エキス、ワイルドタイムエキス、トリ(カプリル酸/カプリン酸)グリセリル、ジステアリルジモニウムクロリド、1,2-ヘキサンジオール、カプリリルグリコール、クオタニウム-33、コレステロール、イソプロパノール、ヒドロキシエチルセルロース、アモジメチコン、ジココジモニウムクロリド、ステアリン酸PEG-55、シクロペンタシロキサン、アミノプロピルジメチコン、ステアルトリモニウムクロリド、PG、BG、エタノール、フェノキシエタノール、香料
まず目に付くのが、ベースに「カチオン界面活性剤」「シリコーン」(皮膜を作る成分〈赤い所〉)が使われていること。
自然なフワっと感とは対極の、ダメージ毛やクセ毛をかなりしっかりカバーしてくれるトリートメントだと言えるな。
その他保湿・補修成分も、シャンプー同様かなりリッチな構成になっている。
プロの目から見ても、クセ毛・ダメージ毛には向いている、オススメのトリートメントだ。
ただひとつデメリットとしては、シャンプー同様やっぱりニオイがおじさんの香水みたいなんだよ。
まあ好みもあるし、乾かしたらほとんど気にならないからいいんだが、「洗ってるあいだも癒やされたい」ってかたには不向きかな。
⚠注意してほしいこと
このトリートメントは、クセ毛を落ち着かせるために「4級カチオン界面活性剤」が使われている。
髪に吸着して皮膜を作る素晴らしい成分なんだが、皮膚にも吸着しちゃうんだよ。
しかもこのカチオン界面活性剤は、炎症を起こす危険な成分と言われている。
頭皮には付けないように、流すときも背中などになるべく付かないように注意したいな。
トゥルースト酸熱シャンプーまとめ
・香りがメンズの香水みたい(俺は苦手)
・使用感は素晴らしい
・マイルドで上質な洗浄成分
・クセ毛に対応した補修成分が素晴らしい
・なかなかのお値段(480ml/1.500円前後)
・トリートメントもクセ毛に対応したこってり皮膜系
・トリートメントは皮膚に危険な成分も
このシャンプーいいよ!
クセ毛・ダメージ毛の方は、試す価値ありだな。
あとは値段との兼ね合いと、ニオイが許容できるかどうかだ。
▼同価格帯で比較したい方はコチラ
→1000円台コスパ最強シャンプーランキングの記事はこちら
▼髪に深刻な悩みがある方はコチラ
→【2024】現役美容師が300種類以上検品!最強エイジングケアシャンプー9選!