結論:シルキークレンズシャンプーのメリット・デメリット
いきなり結論からいくぞ。
シルキークレンズシャンプーのメリット・デメリットを紹介していく。
時間がない方はここだけ見てくれよな。
デメリット
・洗浄力が強い(乾燥肌には向かない)
・香りがかなり甘い&強い(メンズはきびしい)
・泥感はよくわからない
メリット
・コスパがいい
・オイリーな人も使える
・保湿成分はそこそこ充実
甘ーいきつい香りが少々気になったが、値段のわりにはいいシャンプーだと感じたぞ。
ただシャンプーで一番重要なメインの洗浄成分が強い!
乾燥肌、敏感肌の方には使えないな。
逆にある程度皮脂量のあるサラサラがお好みの方は試してみる価値はあるぞ。
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実際使ってみた レビュー
レビュー1 香りは?
香りはかなり強い。
甘ーい香りだよ。
学生とかなら違和感ないだろうけど、大人の女性はどうだろう?
あとメンズもちょっときびしいな。
悪いニオイではないよ。
レビュー2 泡立ちは?
泡立ちは良いよ。
もこもこのきめ細かい泡質だな。
気持ち良く洗えるよな。
まあ泡立ちなんて品質にはなんも関係ないけどな。
レビュー3 肝心の使用感・洗い上がりは?
使用感は、キシみゴワつきは感じない。
逆にヌルヌルするような使用感だな。
洗い上がりはちょっとギシギシした感じだったな。
トリートメントとの併用が必須だと感じたな。
どちらかというとボリュームを出したい人に向いているシャンプーだな。
成分を全力解析
シルキークレンズの成分はこんなかんじだ。
水、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、コカミドプロピルベタイン、コカミドメチルMEA、塩化Na、クオタニウム-33、海シルト、DPG、BG、アラニン、アルギニン、グルタミン酸、ペンチレングリコール、サガラメエキス、スサビノリエキス、マコンブエキス,、加水分解サケ卵巣膜エキス、サクシノイルアテロコラーゲン、マフノリ、ポリクオタニウム-10、ポリクオタニウム-50、(ジヒドロキシメチルシリルプロポキシ)ヒドロキシプロピル加水分解シルク、加水分解コラーゲン、イソステアロイル加水分解コラーゲン、加水分解ケラチン(羊毛)、加水分解シルク、ワカメエキス、シア脂、セラミドNG、セラミドNP、セラミドAP、海水、イソステアリン酸、コレステロール、ヒドロキシアパタイト、ベントナイト、ココイルグルタミン酸TEA、ココアンホ酢酸Na、ココイルメチルタウリンNa、ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル、ポリソルベート20、クオタニウム-18、PG、クエン酸、クエン酸Na、EDTA-2Na、フェノキシエタノール、安息香酸Na、香料
黄色い所がシャンプーの「命」洗浄成分だな。
洗浄成分の解析
それではまずシャンプーの「命」、洗浄成分を細かく解説していくぞ。
メイン洗浄成分 オレフィン(C14-16)スルホン酸Na
一番多く配合されてるメインの洗浄成分だな。
こいつがかなり脱脂力が強いのよ。
あの悪名高い「ラウレス硫酸」と同程度の洗浄力があると言われているな。
特別避けなければいけないほど危険な成分ではないが、乾燥肌やアトピーの人は注意が必要だぞ。
サブ洗浄成分 コカミドプロピルベタイン
どのシャンプーにも配合されてる普通の成分。
洗浄力も普通くらい。
特別なコンディショニング効果などはないが、よくベビーソープに使用されるくらい低刺激な成分ではあるぞ。
洗浄成分まとめ
かなり脱脂力が強いよね。
乾燥肌・敏感肌・ハイダメージ毛の方なんかは避けた方がいいだろうな。
逆にオイリーさんや、サッパリ洗いたい方なんかは向いていると言えるな。
保湿・補修成分の解析
洗浄成分はちょっと強かったな。
では保湿・補修の成分はどうだろう?
細かく解説していくぞ。
頭皮ケア成分 海シルト
これがこのシャンプーの目玉になっている「泥」成分だな。
ただ「ミネラルが豊富で肌にいい」というぼんやりした表現しか見つけられない。
どう良いのか?検証結果やエビデンスはあるのか?みつけられなかったな。
そもそもシャンプーにちょこっと入ってるからといって、特別な効果があるのか?微妙だよね。
まあ他製品との差別化だろうな。
泥以外の成分はいいものが配合されてるので、そちらに注目したいな。
泥はミネラルを豊富に含んでいるため、フランスのカオリンやモンモリロナイト、イタリアのファンゴ、モロッコのガスール、中東の死海の泥など、多くの地域で女性に愛されています。
リカラHPより引用
「どろんこ美容」や「クレイパック」として日本でも数十年前から盛んになっていますが、沖縄のクチャは海洋微生物が多いため非常にミネラルが多く、それらが発するかすかな電流が血行を促進し、肌をきれいにしてくれます。
汚れや過剰な皮脂だけを落とすので、海シルトで洗顔すると肌がつるつるしっとりになるといわれ、洗顔料やパック、ピーリングなどに利用されています。
また、頭皮ケアの働きもあるシャンプーやトリートメントに配合することで、頭皮環境の改善や髪の保湿効果が期待できます。
頭皮ケア成分 サガラメエキス、スサビノリエキス、マコンブエキス
3つ全て海藻から得られる整肌成分だな。
ヒアルロン酸と同等とも言われる、頭皮に対する保湿効果があるぞ。
抗炎症作用もあると言われているな。
スサビノリに含まれる硫酸多糖のポルフィランという成分は非常に保湿力があり、その力はヒアルロン酸と同等ともいわれています。
リカラHPより引用
また、紫外線による悪影響を抑制する作用もあると考えられています。
さらに消炎作用や免疫力強化作用もあるとされ、アトピー性皮膚炎の炎症緩和効果も期待されています。
頭皮ケア成分 加水分解サケ卵巣膜エキス
アミノ酸や、エラスチンが多く含まれている成分。
頭皮の弾力改善効果が期待出来るぞ。
加水分解サケ卵巣膜エキス
天然北海道産の鮭卵巣膜(筋子の薄皮部分)から抽出・精製したエキス。特にアミノ酸が豊富で、ホルモンバランスを調整するグリシン、動物性プラセンタには含まれていないエラスチンが含有され、肌弾力改善・キメ整え効果・毛穴の黒ずみ改善などを目的として化粧品に使用される成分です。
ハーバー研究所HPより引用
頭皮ケア成分 サクシノイルアテロコラーゲン
よく水に溶けるよう改良された水溶性コラーゲンだな。
皮膚表面に薄い膜を作り、水分の蒸発を防ぐんだ。
バリア機能の改善などが期待出来るぞ。
サクシノイルアテロコラーゲン
化粧品成分オンライン
サクシノイルアテロコラーゲンは、水溶性コラーゲンの溶解性を向上させたものであり、水溶性コラーゲンと同様に皮表水分保持による保湿作用を有していますが、その効果は水溶性コラーゲンより高いことが報告されています。
補修成分 (ジヒドロキシメチルシリルプロポキシ)ヒドロキシプロピル加水分解シルク
ドライヤーやアイロンの熱に反応して、髪表面に薄い膜を作る成分だ。
傷んだ髪に滑らかな手触りを付与してくれるぞ。
親水部であるペプチド部分が毛髪の損傷部位に選択的に収着し、“ヒートアクティブ効果”により、毛髪表面を保護します。
Cosmetic-info.jp
損傷してもろく、弱くなった毛髪の強度を回復させ、さらさらとした軽い感触を付与します。
補修成分 イソステアロイル加水分解コラーゲン
最近出たシャンプーにはよく配合されてる話題の成分だ。
最大の特徴は、タンパク質と脂肪酸(油分)を同時に補えるところだな。
傷んでパサついた髪を補強しつつ、油分まで補ってくれる、素晴らしい成分だ。
羊毛由来の加水分解ケラチンにイソステアリン酸を縮合させたアシル化ケラチンペプチドのイソノナン酸イソノニル溶液です。
Cosmetic-Info.jp
業界初の油溶性ケラチンで、ヘアトリートメントオイルなどの油性化粧品への配合に適しており、傷んだ毛髪にタンパク質と脂肪酸を同時に補充することでダメージを補修し、毛髪強度を高めます。
保湿・補修成分まとめ
目玉の「泥」成分に関してはなんとも言えないが、値段のわりにはそれなりに頭皮と髪に有効な成分を配合しているな。
ただそもそも洗浄成分自体が強いため、頭皮ケア成分が充実しているからといって油断は禁物だぞ。
やはりシャンプーの「命」は全体の2~3割を占める洗浄成分だ。
乾燥肌の人は、どんなに良い頭皮ケア成分が入っていようとも、洗浄成分が強いシャンプーは避けるべきだな。
逆にオイリーさんや、ペタッとなる人は試してみてもいいかもな。
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→【2024】現役美容師が300種類以上検品!最強エイジングケアシャンプー9選!
ついでにトリートメントもチェック
水、セテアリルアルコール、ジメチコン、ステアルトリモニウムクロリド、海シルト、クオタニウム-33、グルコース、BG、アラニン、アルギニン、グルタミン酸、ペンチレングリコール、サガラメエキス、スサビノリエキス、マコンブエキス、加水分解サケ卵巣膜エキス、サクシノイルアテロコラーゲン、マフノリ、ポリクオタニウム-50、(ジヒドロキシメチルシリルプロポキシ)ヒドロキシプロピル加水分解シルク、加水分解コラーゲン、イソステアロイル加水分解コラーゲン、加水分解ケラチン(羊毛)、加水分解シルク、アモジメチコン、ワカメエキス、ヒマシ油、(イソステアリン酸ポリグリセリル-2/ダイマージリノール酸)コポリマー、ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチル、シア脂、セラミドNG、セラミドNP、セラミドAP、パルミチン酸エチルヘキシル、ジメチコノール、海水、イソステアリン酸、ヒドロキシアパタイト、コレステロール、ヒドロキシエチルセルロース、ベントナイト、ラウリルPEG-10トリス(トリメチルシロキシ)シリルエチルジメチコン、セトリモニウムクロリド、ジココジモニウムクロリド、クオタニウム-18、イソプロパノール、PG、クエン酸、グルコン酸Na、フェノキシエタノール、香料
頭皮に対して炎症などのリスクがある「4級カチオン界面活性剤」(赤い所)がベースになっている。
絶対に頭皮には付けない方がいいトリートメントだ。
そのわりに頭皮ケア成分を多く配合するという、チグハグなかんじになっているな。
ただカチオン界面活性剤は、ダメージヘアにはすごく有効な成分だ。
他にも良い保湿・補修成分も配合している。
普通にいいトリートメントだよ。
軽めの質感が好きな方は、試してみる価値はあるぞ。
ただ、「泥」とか「海藻エキス」とか肌に良さそうな成分が入っているからといって、頭皮に付けることだけはしないでほしいな。
ドロアス シルキークレンズまとめ
・香りは甘ーい学生さんが好きそうなニオイ
・使用感はヌルヌル
・洗い上がりは多少キシむ
・脱脂力が強い
コスパ重視で、ある程度皮脂量の多い、ボリュームがほしい方向けのシャンプーだな。
乾燥肌、敏感肌の方は避けたほうがいいかもな。
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