この記事で分かること
・男性の薄毛の原因
・男性の薄毛の対策
・男性の薄毛の治療法(AGA)
・薄毛が目立ちにくいヘアスタイル
男性の薄毛の原因は?
薄毛の原因は人それぞれです。
主な原因はこちら。
✔男性ホルモン
✔遺伝
✔血液循環不良
✔生活習慣の乱れ
✔ストレス
では、ひとつひとつ詳しく説明していきますよ。
原因① 男性ホルモン
薄毛に深く関係のある男性ホルモンはこの2つ
・テストステロン
・ジヒドロテストステロン(DHT)
テストステロン
テストステロンは、薄毛に関係が深いといっても、実は男性にとっては欠かせないホルモンなのです。
・筋肉や骨格、体作りにかかせない
・記憶力・モチベーションアップと精神面でも好影響
・別名「モテホルモン」なんて呼ばれることも
しかしこの「モテホルモン」が5αリダクターゼと結合することによって、より強力な男性ホルモン「ジヒドロテストステロン」に変換されてしまいます。
ジヒドロテストステロン(DHT)
このDHTは男性にとっては、ネガティブな働きをします。
・「薄毛ホルモン」と呼ばれる
・AGAの発症のきっかけに
原因② 遺伝
遺伝も大いに関わってきます。
遺伝によって引き継がれるのは、先ほど説明した「5αリダクターゼ」の活性度合いです。
活性しやすい=薄毛ホルモン(DHT)が生成されやすいということになります。
さらに男性ホルモンの受容体の感受性も遺伝します。
感受性が高い=薄毛ホルモン(DHT)を取り込みやすい体質
ということです。
その結果として、脱毛因子(TGF-β)を増加させてしまいます。
原因③ 頭皮の血液循環不良
毛髪は、血液が運んでくる栄養や、酸素をもとに成長します。
よって、血液の循環が悪くなると毛髪の成長に悪影響を与えてしまいます。
血液循環不良の主な原因は・・・
・運動不足
・デスクワーク、PC、スマホ(同じ姿勢)
まずはこれらに気をつけてみましょう。
原因④ 生活習慣の乱れ
生活習慣も薄毛の原因に深く関係しています。
例えば
・栄養バランスの悪い食事
毛髪は、日々の食事から摂取した栄養で成長しています。
高カロリー・高脂質の食事が多いと、頭皮に栄養を十分届けられないことがあります。
・不規則な生活
睡眠不足も、毛髪の成長に必要なホルモンの妨げになってしまいます。
夜更かしはなるべく避けましょう。
・過度な飲酒・喫煙
飲酒・喫煙も毛髪の成長に悪影響を及ぼしますよ。
原因⑤ ストレス
・自律神経の乱れ
ストレスは自律神経の乱れを引き起こします。
自律神経が乱れると、副交感神経が優位になり、血管が収縮、血行が悪くなって、毛髪が十分成長できません。
・皮脂の過剰分泌
ストレスにより皮脂の過剰な分泌が起きやすくなります。
毛穴のつまりや炎症は、抜け毛の誘因となることもありますよ。
男性の薄毛 治療・対策は?
現在、薄毛の直接的な治療は、クリニックでのAGA治療一択になります。
しかし、予防という観点では、セルフケアでのアプローチも有効ですよ。
ではひとつひとつ解説していきますね。
クリニックでの治療
クリニックでの治療は、主に2つあります。
・内服薬、外用薬の投薬治療
・薄毛部位に自毛を移植する植毛術
移植するのに十分な毛量があり、費用面もクリアできる方には植毛という選択肢もありますが、かなり高額(何百万単位)になるため、現実的には「内服薬・外用薬での治療」一択になります。
どんな薬なの?
主に処方されるのは、この4つになります。
・プロペシア
Ⅱ型5αリダクターゼの働きをブロック。抜け毛の原因を改善します。
・ザガーロ
Ⅰ型、Ⅱ型5αリダクターゼの働きをブロック。薄毛・抜け毛の原因を改善します。
・フィナステリド
プロペシアのジェネリックです。
・ミノキシジル配合外用液5%FCIリキッド
ミノキシジルがヘアサイクルの休止期に作用。ヘアサイクルを正常に戻す働きがあります。
スマホで完結できるクリニックが便利
治療はクリニックでのAGA治療しかない・・・
とはいえ、「クリニックが近所にない」「クリニックに出向くのが恥ずかしくてハードルが高い」
という意見が多いですね。
しかし、今はオンラインでの受診が、国の新しい制度によって認められていますよ。
マスクやサングラスなどで顔を隠して、スマホで受診、お薬を受け取ることができますよ。
値段・実績からいって、この2つから選んでおけば間違いないですね。
↓ ↓ ↓
セルフケアで気をつけたいこと
予防的な観点からいくと、セルフケアも重要になってきますよ。
セルフケアで気をつけたいのはこの3つ。
✔ 生活習慣の改善(食事・睡眠)
✔ ストレスの軽減
✔ ヘアケアの見直し
それではひとつひとつ解説していきますよ。
生活習慣の改善(食事・睡眠)
・タンパク質をしっかり摂りましょう。
毛髪は、ケラチンという成分でできています。
ケラチンの80~90%はタンパク質です。
毎日の食事にしっかりタンパク質を取り入れ、健やかな毛髪の成長を促しましょう。
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・ビタミン類や亜鉛も摂りましょう。
とはいえ、毎日の食事で亜鉛などをしっかり摂るのは難しいものです。
サプリメントを活用するのも一つの手段ですね。
・毎日同じ時間に寝ましょう。
睡眠中に毛髪の成長に必要なホルモンが分泌されます。
毛髪の健やかな成長のために、まとまった睡眠時間を確保するよう努めましょう。
入眠前にゆっくり湯船に浸かったり、寝る前のストレッチなども効果的ですよ。
・お酒・タバコは控えめに
お酒は適量に。また、週1回は休肝日を作るようにしましょう。
タバコはできることなら、やめたほうがいいですね。
ストレスの軽減
ストレスをためやすい人の特徴として
・他人への気配りが過剰
・真面目で几帳面
・自分の感情、特に不安や怒りの感情を抑制して表に出さない
などがあります。
当てはまる人は危険です。
運動など、自分なりのストレス発散方法を見出しましょう。
ヘアケアの見直し
薄毛を気にしている方は、毛穴の詰まりを恐れてかシャンプーをしすぎている方が多いですね。
皮脂が過剰に分泌されている場合は別ですが、頭皮に皮脂は絶対に必要なのです。
洗浄力が弱いものに変える、優しく洗う、スタイリング剤をつけない方であればお湯のみで洗うなど、工夫して潤いを保ちましょう。
▼こちらを参考にしてみて▼
→【忖度なし】美容師おすすめ育毛シャンプーランキング 厳選5選
▼シャンプーの後は、科学的にしっかり実証された成分を高濃度で配合している育毛剤で抜け毛予防ですよ。おすすめはコレかな。(厚生労働省の認可を得た発毛促進剤)
※「◯◯植物エキス配合」なんて怪しいのが多すぎる。
リデンシルなど「科学的に実証された成分」を「高濃度で」配合してるのがポイントですよ。
リデンシル はスイスの大手化粧品メーカーインデュケム(Induchem)社により開発された頭皮の幹細胞と毛乳頭に働きかけ、髪の成長を促進する画期的な新成分です。
セイヨウアカマツ球果エキス、チャ葉エキス、グリシン、ピロ亜硫酸Na、塩化亜鉛で構成されています。
hatumou lihe引用
目立たないスタイルは?
薄毛の部位によって目立たないヘアスタイルは異なりますよ
生え際、M字の方が目立たないヘアスタイル
浅いM字の方は、センターパート(真ん中分け)がオススメです。
すっきりおでこは出しつつ、M字部分を前髪がカバーしてくれますよ。
また、厚く前髪を下ろしたマッシュなども、生え際をカバーしてくれますね。
この方はまったく薄毛ではありませんが、このくらいの前髪の厚みがいいですね。
つむじ周りの薄毛が目立たないヘアスタイル
つむじ周りの薄毛は、隠したいからといって長く伸ばすのはNGです。
どうしても髪がペタっと寝てしまい頭皮が目立ってしまいます。
オススメは立たすようなベリーショート。
またはある程度ハードなパーマスタイルです。
この方もまったく薄毛ではありませんが、ここまで短くしてしまう方が逆に目立ちません。
この方もまったく薄毛ではありませんが、このくらいのかかりのパーマスタイルであれば、頭皮が目立つのもカバーしてくれますね。
まとめ
薄毛の原因は
・男性ホルモン
・遺伝
・血液循環不良
・生活習慣の乱れ
・ストレス
予防的にはセルフケアも有効
・タンパク質を多く含んだ食事
・ビタミン・亜鉛はサプリメントの活用も
・まとまった睡眠時間の確保
・お酒は適量、週1休肝臓日
・できれば禁煙
治療はクリニックによるAGA治療のみ
・自毛植毛という手もあるが、コストがかかる
・実質、投薬治療一択
・スマホ1台で完結する、オンライン診療で薬を受け取るのが便利
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