歴25年の美容師が教える 男性の薄毛原因と治療 目立たないスタイルも(AGA)

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メンズシャンプー
この記事を書いた人
nagasaka ryuuji

美容暦25年の現役美容師
エイジングケアに特化したヘアサロン【Jamie】オーナー

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この記事で分かること

・男性の薄毛の原因

・男性の薄毛の対策

・男性の薄毛の治療法(AGA)

・薄毛が目立ちにくいヘアスタイル




男性の薄毛の原因は?



薄毛の原因は人それぞれです。




主な原因はこちら。

✔男性ホルモン

✔遺伝

✔血液循環不良

✔生活習慣の乱れ

✔ストレス





では、ひとつひとつ詳しく説明していきますよ。





原因① 男性ホルモン

 

 


薄毛に深く関係のある男性ホルモンはこの2つ

・テストステロン
・ジヒドロテストステロン(DHT)






テストステロン

テストステロンは、薄毛に関係が深いといっても、実は男性にとっては欠かせないホルモンなのです。

・筋肉や骨格、体作りにかかせない
・記憶力・モチベーションアップと精神面でも好影響
・別名「モテホルモン」なんて呼ばれることも




しかしこの「モテホルモン」が5αリダクターゼと結合することによって、より強力な男性ホルモン「ジヒドロテストステロン」に変換されてしまいます。











ジヒドロテストステロン(DHT)



このDHTは男性にとっては、ネガティブな働きをします。

・「薄毛ホルモン」と呼ばれる
・AGAの発症のきっかけに













原因② 遺伝



遺伝も大いに関わってきます。

遺伝によって引き継がれるのは、先ほど説明した「5αリダクターゼ」の活性度合いです。
活性しやすい=薄毛ホルモン(DHT)が生成されやすいということになります。





さらに男性ホルモンの受容体の感受性も遺伝します。
感受性が高い=薄毛ホルモン(DHT)を取り込みやすい体質
ということです。

その結果として、脱毛因子(TGF-β)を増加させてしまいます。







原因③ 頭皮の血液循環不良

 

 

毛髪は、血液が運んでくる栄養や、酸素をもとに成長します。

よって、血液の循環が悪くなると毛髪の成長に悪影響を与えてしまいます。





血液循環不良の主な原因は・・・
・運動不足
・デスクワーク、PC、スマホ(同じ姿勢)

まずはこれらに気をつけてみましょう。









原因④ 生活習慣の乱れ

 

 

生活習慣も薄毛の原因に深く関係しています。
例えば

・栄養バランスの悪い食事
毛髪は、日々の食事から摂取した栄養で成長しています。
高カロリー・高脂質の食事が多いと、頭皮に栄養を十分届けられないことがあります。



・不規則な生活
睡眠不足も、毛髪の成長に必要なホルモンの妨げになってしまいます。
夜更かしはなるべく避けましょう。



・過度な飲酒・喫煙
飲酒・喫煙も毛髪の成長に悪影響を及ぼしますよ。














原因⑤ ストレス

・自律神経の乱れ
ストレスは自律神経の乱れを引き起こします。
自律神経が乱れると、副交感神経が優位になり、血管が収縮、血行が悪くなって、毛髪が十分成長できません。

・皮脂の過剰分泌
ストレスにより皮脂の過剰な分泌が起きやすくなります。
毛穴のつまりや炎症は、抜け毛の誘因となることもありますよ。












男性の薄毛 治療・対策は?



現在、薄毛の直接的な治療は、クリニックでのAGA治療一択になります。

しかし、予防という観点では、セルフケアでのアプローチも有効ですよ。

ではひとつひとつ解説していきますね。






クリニックでの治療




クリニックでの治療は、主に2つあります。


・内服薬、外用薬の投薬治療
・薄毛部位に自毛を移植する植毛術



移植するのに十分な毛量があり、費用面もクリアできる方には植毛という選択肢もありますが、かなり高額(何百万単位)になるため、現実的には「内服薬・外用薬での治療」一択になります。





どんな薬なの?

主に処方されるのは、この4つになります。

プロペシア
Ⅱ型5αリダクターゼの働きをブロック。抜け毛の原因を改善します。

ザガーロ
Ⅰ型、Ⅱ型5αリダクターゼの働きをブロック。薄毛・抜け毛の原因を改善します。

フィナステリド
プロペシアのジェネリックです。

ミノキシジル配合外用液5%FCIリキッド
ミノキシジルがヘアサイクルの休止期に作用。ヘアサイクルを正常に戻す働きがあります。





スマホで完結できるクリニックが便利


治療はクリニックでのAGA治療しかない・・・
とはいえ、「クリニックが近所にない」「クリニックに出向くのが恥ずかしくてハードルが高い」
という意見が多いですね。








しかし、今はオンラインでの受診が、国の新しい制度によって認められていますよ。
マスクやサングラスなどで顔を隠して、スマホで受診、お薬を受け取ることができますよ。






値段・実績からいって、この2つから選んでおけば間違いないですね。
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セルフケアで気をつけたいこと




予防的な観点からいくと、セルフケアも重要になってきますよ。

セルフケアで気をつけたいのはこの3つ。


✔ 生活習慣の改善(食事・睡眠)
✔ ストレスの軽減
✔ ヘアケアの見直し



それではひとつひとつ解説していきますよ。









生活習慣の改善(食事・睡眠)

タンパク質をしっかり摂りましょう。
毛髪は、ケラチンという成分でできています。
ケラチンの80~90%はタンパク質です。
毎日の食事にしっかりタンパク質を取り入れ、健やかな毛髪の成長を促しましょう。



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ビタミン類や亜鉛も摂りましょう。
とはいえ、毎日の食事で亜鉛などをしっかり摂るのは難しいものです。
サプリメントを活用するのも一つの手段ですね。






毎日同じ時間に寝ましょう。
睡眠中に毛髪の成長に必要なホルモンが分泌されます。
毛髪の健やかな成長のために、まとまった睡眠時間を確保するよう努めましょう。
入眠前にゆっくり湯船に浸かったり、寝る前のストレッチなども効果的ですよ。






お酒・タバコは控えめに
お酒は適量に。また、週1回は休肝日を作るようにしましょう。
タバコはできることなら、やめたほうがいいですね。











ストレスの軽減


ストレスをためやすい人の特徴として
・他人への気配りが過剰
・真面目で几帳面
・自分の感情、特に不安や怒りの感情を抑制して表に出さない
などがあります。


当てはまる人は危険です。
運動など、自分なりのストレス発散方法を見出しましょう。






ヘアケアの見直し


薄毛を気にしている方は、毛穴の詰まりを恐れてかシャンプーをしすぎている方が多いですね。
皮脂が過剰に分泌されている場合は別ですが、頭皮に皮脂は絶対に必要なのです。

洗浄力が弱いものに変える、優しく洗う、スタイリング剤をつけない方であればお湯のみで洗うなど、工夫して潤いを保ちましょう。



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→【忖度なし】美容師おすすめ育毛シャンプーランキング 厳選5選




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リデンシルなど「科学的に実証された成分」を「高濃度で」配合してるのがポイントですよ。







リデンシル はスイスの大手化粧品メーカーインデュケム(Induchem)社により開発された頭皮の幹細胞と毛乳頭に働きかけ、髪の成長を促進する画期的な新成分です。

セイヨウアカマツ球果エキス、チャ葉エキス、グリシン、ピロ亜硫酸Na、塩化亜鉛で構成されています。

hatumou lihe引用






目立たないスタイルは?


薄毛の部位によって目立たないヘアスタイルは異なりますよ





生え際、M字の方が目立たないヘアスタイル


浅いM字の方は、センターパート(真ん中分け)がオススメです。
すっきりおでこは出しつつ、M字部分を前髪がカバーしてくれますよ。

また、厚く前髪を下ろしたマッシュなども、生え際をカバーしてくれますね。

この方はまったく薄毛ではありませんが、このくらいの前髪の厚みがいいですね。





つむじ周りの薄毛が目立たないヘアスタイル

つむじ周りの薄毛は、隠したいからといって長く伸ばすのはNGです。
どうしても髪がペタっと寝てしまい頭皮が目立ってしまいます。


オススメは立たすようなベリーショート。
またはある程度ハードなパーマスタイルです。



この方もまったく薄毛ではありませんが、ここまで短くしてしまう方が逆に目立ちません。





この方もまったく薄毛ではありませんが、このくらいのかかりのパーマスタイルであれば、頭皮が目立つのもカバーしてくれますね。









まとめ


薄毛の原因は
・男性ホルモン
・遺伝
・血液循環不良
・生活習慣の乱れ
・ストレス


予防的にはセルフケアも有効
・タンパク質を多く含んだ食事
・ビタミン・亜鉛はサプリメントの活用も
・まとまった睡眠時間の確保
・お酒は適量、週1休肝臓日
・できれば禁煙




治療はクリニックによるAGA治療のみ
・自毛植毛という手もあるが、コストがかかる
・実質、投薬治療一択
・スマホ1台で完結する、オンライン診療で薬を受け取るのが便利
・おすすめは

オンラインAGA診療の【eLife(イーライフ)】

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