【メンズにもいい?】アンレーベル unlabel ラボ V リペア シャンプー 美容師が解析&口コミ 実際ダメージ毛・乾燥毛に使ってみた

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1.000円台の価格帯
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nagasaka ryuuji

美容暦25年の現役美容師
エイジングケアに特化したヘアサロン【Jamie】オーナー

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✔この記事出分かること

・結論:アンレーベル Vリペアシャンプーはこんなシャンプー

・実際使ってみた レビュー

・成分を全力解析

・トリートメントもついでにチェック







本文の前に!



▼プロの目から見て【本当に良いモノ】をまとめたぞ!▼

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結論:Vリペアシャンプーはこんなシャンプー


結論

しっとりタイプのブルーの方も優秀なシャンプーだったが、黄色のこちらも成分にこだわりまくった超優秀なシャンプーだな。



洗浄成分もアミノ酸系で素晴らしいのだが、特筆すべきは超イケてる「補修成分」だ。

コストの高い豪華な補修成分をふんだんに配合しているぞ。

特に爆発してしまうダメージ毛の方におすすめだな。

ただ欠点は、400ml/1.650円と、ちょっぴりお高いところなんだな…

洗浄力もほどほどあるのでメンズも使えるよな。



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実際使ってみた レビュー






レビュー1 香りは?


表記では「フローラルカシスの香り」だそうな。

なんのこっちゃよく分からんが、めっちゃ良いニオイだよ。

甘酸っぱいフルーツのような香りだな。

メンズでもギリいけそうな爽やかさだな。






レビュー2 泡立ちは?


泡立ちもなかなか良いぞ。

しっとり系のきめ細かい泡質だ。

まあ泡立ちなんて品質にはなんも関係ないけどな。

泡立ちいいほうが気持ち良くは洗えるわな。






レビュー3 肝心の使用感・仕上がりは?



パキっとハリコシ感を感じさせる洗い上がりだな。

豪華な補修成分たちがこういう質感にさせるものと思われる。

しっとり落ち着かせたい方はブルーのモイスト、さっぱりハリコシを出したい方はイエローのリペア。

方向性がしっかりしていて非常に良き。

※多少キシむ感じはあるが、ハリコシを出したい場合はキシむのはしかたがない。
トリートメントと併用し、乾かせばまったく気にならないぞ。
全ての髪質にとって「ツルツル=良いシャンプー」ではないということ。




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成分を全力解析



全力解析!・・・の前に、いつものくど~い説明からな。

いつも書いてるので、当ブログの読者はサラ~っと読み飛ばしてくれよな。

まず大前提として、シャンプーの「命」は洗浄成分なんだ

シャンプーは6~8割が水。2~3割が洗浄成分(界面活性剤)。あと補修・保湿などのオマケ成分だな。

この2~3割を占める洗浄成分に安価で強いものを使っていたら、どんなに素晴らしい補修・保湿成分を配合していたとしても、なんの意味もない。

毎日のシャンプーで皮脂も潤いも過剰に奪われ、どんどんダメージを負うことになるぞ。

オタク美容師としては、ちょっと高価になってしまうが、アミノ酸系の洗浄成分を強くおすすめするぞ。

ちなみに成分表は、配合量の多い順に書かれているぞ



Vリペアシャンプーの成分はこんなかんじだ。






水、ココイルメチルタウリンタウリンNa ココイルメチルタウリンNaヒドロキシアルキル(C12-14)ヒドロキシエチルサルコシン、コカミドメチルMEA 、デシルグルコシド、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル、マレイン酸、セラミドEOP、セラミドNG、セラミドNP、セラミドAG、セラミドAP イソステアロイル加水分解シルク、イソステアロイル加水分解コラーゲン、イソステアロイル加水分解ケラチン(羊毛) 、フラーレン、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa 、シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール、ココイル加水分解ケラチンココイル加水分解コラーゲンK 、ラウロイルメチルアラニンNa 、ラウラミドプロピルベタイン、スクワラン、グリチルリチン酸2K 、アラントイン、ポリクオタニウム-47 、ポリクオタニウム-10 、クオタニウム-18 、クオタニウム-33 、イソステアリン酸、イソノナン酸イソノニル、グリセリン、コレステロール、エチドロン酸4Na 、クエン酸、PG 、安息香酸Na 、フェノキシエタノール、香料



黄色い所が洗浄成分だな。





洗浄成分解析



まずはシャンプーの「命」、洗浄成分の解析をしていくぞ。




洗浄成分メイン ココイルメチルタウリンタウリンNa

冗談みたいな名前だが、なかなか上質な洗浄成分だぞ。

アミノ酸系成分の中では洗浄力はある方だ。(といってもラウレス硫酸なんかと比べたら、めっちゃマイルドなので安心してくれ)

洗浄力があるわりに、皮膚刺激はほとんどない。

ペタっとなってしまう方には最高の成分だな。

きめ細かい泡立ちも特徴だぞ。






洗浄成分サブ ココイルメチルタウリンNa


こちらもほどよい洗浄力と、低刺激な安全性を併せ持つアミノ酸系成分だな。

やはりアミノ酸系成分ではペタっとなってしまう方に最適な成分だな。

泡立ちもそこそこ良いよ。

メイン・サブの成分を見ただけでも、ふわっとハリコシを出したい人向けっていう意図がはっきりしていて好感が持てるな。







洗浄成分サブ ヒドロキシアルキル(C12-14)ヒドロキシエチルサルコシン



これまたアミノ酸系成分の中ではそこそこ洗浄力のある成分。

そしてこれまた洗浄力のわりに皮膚刺激の少ない安全な成分だ。

またキシみを緩和し、柔らかく洗い上げてくれるというコンディショニング効果もあるぞ。





洗浄成分まとめ



ある程度の洗浄力を持たせ、根元をふわっとさせたい。

しかし頭皮に刺激のある成分は使いたくない。

そういう統一された意図がひしひしと伝わる洗浄成分たちだな。

最近「どういうコンセプトなの?」と迷走しているシャンプーをよく見るが、このアンレーベルシリーズはコンセプトが統一されていて、非常に好感が持てるんだな。






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補修・保湿成分解析


洗浄成分は非常に良かった。

ではその他の補修・保湿成分はどうだろう?

ひとつひとつ解説していくぞ。



保湿成分 セラミドEOP、セラミドNG、セラミドNP、セラミドAG、セラミドAP



みなさんご存じ優秀な保湿成分セラミドだ。

特に注目してほしいのは「セラミドAP」。

「ヒト型セラミド」と言われるものだな。

ヒト型セラミドの保水力・バリア機能は、一般的な植物セラミドの15倍と言われているんだ。

ただ残念なのは、APが配合量は一番少なそうだ。

1000円台のシャンプーにそこまで望むのは酷か…

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2000年に日光ケミカルズによって検証結果が発表されているぞ。


ブリーチ処理したダメージ毛にセラミドNGおよびセラミドAP配合製剤およびセラミド未配合製剤でそれぞれ処理し、引っ張り破断強度を測定したところ、以下のグラフのように…

ブリーチ処理によって低減したダメージ毛の強度は、セラミド配合製剤処理により改善した。


このような検証結果が明らかにされており、セラミドAPは他のセラミドと組み合わせて適用することにより、キューティクルを再疎水化するとともに毛髪強度を改善するヘアコンディショニング作用が認められています。

化粧品成分オンラインより引用







補修成分 イソステアロイル加水分解シルク、イソステアロイル加水分解コラーゲン、イソステアロイル加水分解ケラチン(羊毛)

加水分解されたタンパク質と、イソステアリン酸からなる成分だな。

傷んだ髪に、タンパク質と脂肪酸(油分)を同時に補充する成分だ。

脂肪酸(油分)は30代をピークに減少し、髪がパサパサしてくるんだ。

その脂肪酸を補ってくれる、今話題の成分だぞ。



年齢における毛髪内部脂肪酸量の変化

脂肪酸は毛髪内部にも含まれており、30代をピークに毛髪内部の脂肪酸量は減少していきます。

毛髪内部の脂肪酸量が減少することで、水分保持力の低下や毛髪のベール効果の低下、ツヤ感の低下などが引き起こります。

DEMIホームページより引用





補修成分 ジラウロイルグルタミン酸リシンNa (ペリセア)



きたー!

俺の大好きな成分ペリセア。

髪に付着して1分ほどで浸透。

ハリコシを出して強度をアップしてくれる素晴らしい成分だぞ。

2008年あの旭化成ファインケムから報告されているぞ。信憑性も高いよな。




ジラウロイルグルタミン酸リシンNaに毛髪修復作用が認められています。

ジラウロイルグルタミン酸リシンNaの毛髪浸透および修復メカニズムは、1鎖型のラウロイルグルタミン酸Naがより浸透しがたいことから、化学構造的に2鎖のアシル基とペプチド骨格をもち、その構造が毛髪中のタンパク質やセラミド2に類似し親和性が高いこと、かつ表面張力低下能に優れていることに由来すると考えられています。

化粧品成分オンライン



旭化成HPより引用

 




補修成分 ココイル加水分解ケラチン、ココイル加水分解コラーゲンK 

おおー!とオタク美容師が驚いた成分がコレ。

すべての成分の頂点に君臨するような成分だぞ。

こいつらは厳密には界面活性剤(洗浄成分)なんだが、すばらしいコンディショニング効果があるんだよ。

具体的には、アミノ酸などを補い「ハリコシ」を持たせ、表面には被膜を作り「しっとり・ツルツル」させてくれるんだ。

内部にも表面にも作用する素晴らしい成分なんだな。


ココイル加水分解コラーゲンKは、遊離のポリペプチドやアミノ酸を含みますが

これらのうち低分子のものが洗髪中に溶出するアミノ酸などの水溶性物質を補い

洗髪後に毛髪がしっとりするコンディショニング効果を付与し


また比較的分子量の大きいものが毛髪に皮膜を形成しツヤ感および櫛通り性を向上させることから

ヘアコンディショニング目的で主にコンディショナー製品、トリートメント製品などに使用されています。

化粧品成分オンラインより引用






頭皮ケア成分 グリチルリチン酸2K



こいつは主に抗炎症作用や、皮膚刺激を緩和する作用がある。

アレルギー性皮膚炎や、肌荒れの引き金となる「ヒアルロニターゼ」の活性を阻害する作用が認められているんだな。

2016年に丸善製薬によって報告された検証結果が報告されているぞ。

グリチルリチン酸2Kは、抗アレルギー作用および慢性・急性の皮膚炎抑制作用を有することから医薬品の消炎点眼薬や外用薬に用いられており、配合上限内において医薬品成分として化粧品にも配合が認められているため、抗アレルギー・炎症抑制目的で様々な製品に使用されています。

化粧品成分オンラインより引用






保湿・補修成分まとめ



じつにバランスよく、コストの高いリッチな成分を配合している印象だな。

特にダメージを補う「補修成分」に注力している。

くせ毛などをしっとり落ち着かせたい時は、ブルーのCOモイストシャンプー。ぺたっとなる方・ダメージ毛の方にはこのVリペアシャンプーという使い分けをしてくださいというはっきりとした意図が感じられる配合成分だな。

確かに価格はちょっと高いが、納得の成分を配合していると言えるぞ。





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ついでにトリートメントもチェック

水、ステアリルアルコール、ジメチコン、ベヘニルアルコール、サフラワー油、ベヘントリモニウムクロリド、ミリスチン酸イソプロピル、テトラヘキシルデカン酸アスコルビル、マレイン酸、セラミドEOP、セラミドNG、セラミドNP、セラミドAG、セラミドAPイソステアロイル加水分解シルク、イソステアロイル加水分解コラーゲン、イソステアロイル加水分解ケラチン(羊毛) 、フラーレン、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa 、シロキクラゲ多糖体、シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール、スクワラン、イソステアリン酸、ポリクオタニウム-47 、ポリクオタニウム-10 、クオタニウム-33 、ジステアリルジモニウムクロリド、ステアラミドプロピルジメチルアミン、セトリモニウムクロリド、コレステロール、イソノナン酸イソノニル、ステアルトリモニウムクロリド、乳酸、PG 、エタノール、安息香酸Na 、フェノキシエタノール、香料



まずベースが被膜を作る成分。

「シリコーン」と「カチオン界面活性剤」(赤いところ)になっている。

その後もシャンプー同様、各種セラミドなどの保湿成分。

脂肪酸とタンパク質を同時に補えるイソステアロイル系成分。

俺の大好きな補修成分「ペリセア」など、一見して補修能力が高いトリートメントだと分かるよな。






実際使ってみて

香りはシャンプー同様フルーティーなめっちゃ良い香りだ。

洗い上がりは思いのほか「軽い」かんじだったな。

やはりハリコシを重視したダメージ毛の方なんかに向いている質感だと感じたな。

「とにかくしっとりさせたい」、「ボリュームを抑えたい」という方には向かないな。








⚠ 注意すべき点も



ベースで使われている「カチオン界面活性剤」は髪に吸着して補修してくれる素晴らしい成分なのだが、頭皮にも吸着して残りやすいんだよ。

しかも皮膚刺激もある成分なので、なるべく頭皮に付けないようにしたいな。

「なるべく頭皮に付けない」、「よーくゆすぐ」この2点は守ってほしいな。





トリートメントまとめ

・香りはフルーティーな良い香り

・ハリコシを感じる仕上がり

・豪華な補修成分

・地肌に刺激のある成分も

・ダメージ毛におすすめ





アンレーベルラボVリペアシャンプーまとめ



・香りはフルーティーで良い香り

・洗い上がりはハリコシを感じる質感

・洗浄成分はある程度の脱脂力がありつつ低刺激

・保湿・補修成分ともに豪華な成分を配合












アンレーベルラボCOモイストシャンプー(青い方)と比べてみたい方

→COモイストシャンプーのレビュー&解析記事はこちら









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