【2023 リニューアル】メンズ向け?ボタニスト スカルプクレンズシャンプー ♂美容師が1本使い終わった結果…成分解析&口コミ

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1.000円台の価格帯
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nagasaka ryuuji

美容暦25年の現役美容師
エイジングケアに特化したヘアサロン【Jamie】オーナー

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✔この記事で分かること

・結論:リニューアル後のボタニストスカルプクレンズはこんなシャンプー

・プロが実際使ってみた(レビュー)

・成分を全力解析

・トリートメントもついでにチェック






本文の前に


▼プロの目から見て【本当に良いモノ】をまとめたぞ!▼

→ジャンル別【ランキングカテゴリー】







↓本文

結論:ボタニスト スカルプクレンズはこんなシャンプー

ズバリ!メンズも使いやすいサッパリ系シャンプーだ

460ml/1540円  1mlあたり3.34円

「ラウレス硫酸」のような脱脂力はあるが刺激もある成分ではなく、皮膚刺激は極力抑えながらもそこそこ洗浄力の高い成分でまとめられている。

 

香りも同シリーズの他のシャンプーと違い、めっちゃ爽やかなのでメンズもしくは、オイリー女子に向いているといえるな。

あとはこの値段を許容できるかだな。



▼おすすめメンズシャンプーと比較したい方はこちら(オイリーさんにも)
→【オイリー女子にもおすすめ】プロが厳選メンズシャンプーランキング











実際使ってみた レビュー

 

 




 

 

 

 

 

レビュー1 香りは?



超爽やかな柑橘系の香りだ。

このシリーズ、他のシャンプーはかなり甘いニオイなのだが、スカルプクレンズだけはとってもサッパリしている。

やはりメンズも意識してるんだろうな。

「甘ーい香りが大好き」という方には向かないだろうが、男の俺はたまらん大好きだぞ。








レビュー2 泡立ちは?



泡立ちはすこぶる良いぞ。

やはりオイリーな方の皮脂に負けないような仕様になっている。

モコモコの泡でサッパリ洗えるぞ。






レビュー3 肝心の使用感・洗い上がりは?




使用感は普通。

ツルツルというほどでもないが、キシんだりはしないぞ。

洗い上がりは、フワっとさっぱり系だな。

やはりボリュームがほしい世代、オイリーな方にぴったりなシャンプーだと感じたな。





→メンズシャンプーのランキング記事はこちら







成分を全力解析






全力解析!・・・の前に、いつものくど~い説明からな。

いつも書いてるので、当ブログの読者はサラ~っと読み飛ばしてくれよな。

まず大前提として、シャンプーの「命」は洗浄成分なんだ

シャンプーは6~8割が水。2~3割が洗浄成分(界面活性剤)。あと補修・保湿などのオマケ成分だな。

この2~3割を占める洗浄成分に安価で強いものを使っていたら、どんなに素晴らしい補修・保湿成分を配合していたとしても、なんの意味もない。

毎日のシャンプーで皮脂も潤いも過剰に奪われ、どんどんダメージを負うことになるぞ。

オタク美容師としては、ちょっと高価になってしまうが、アミノ酸系の洗浄成分を強くおすすめするぞ。

ちなみに成分表は、配合量の多い順に書かれているぞ






リニューアルしたボタニスト スカルプクレンズ シャンプーの成分はこんなかんじだ。





 






洗浄成分の解析



それではまずシャンプーの「命」、洗浄成分を細かく解説していくぞ。







メイン洗浄成分 ラウレス-4カルボン酸Na



メンズ・オイリーさんにこれ以上ない最高の洗浄成分。

「ラウレス~」とついてるが、あのラウレス硫酸とは別物なので安心してくれ。

酸性石けん系なんて呼ばれる成分で、石けん系特有の高い洗浄力を持ちつつ、弱酸性で皮膚刺激が少ないという特徴があるんだ。

「脱脂力は高いが、頭皮にやさしい…」そう、オイリーさんにはピッタリな洗浄成分なんだな。







サブ洗浄成分 ココイルメチルタウリンNa



こちらもアミノ酸系の中ではそこそこ脱脂力のある成分。

アミノ酸系なので、もちろん皮膚刺激は少ない安全な成分だ。

泡立ちも良く、やはりオイリーさんにピッタリの成分だと言えるな。






サブ洗浄成分 ラウロイルサルコシンNa



こいつがねー…ちょっと皮膚刺激のある成分なんだな。

まあ配合量的にそこまで気にすることもないと思うのだが、アトピーの方などは避けた方がいいな。

アミノ酸系洗浄成分の中では、脱脂力が強いので、補助的に配合されてる感じだな。







サブ洗浄成分 ラウロイルアスパラギン酸Na



コチラは弱酸性で、柔軟効果を持つ素晴らしい成分だ。

そのぶん成分自体のコストも高くなるため、メインで使われることは少ない。

コンディショニング効果があるため、補助的に配合されてるかんじだな。



▼ラウロイルアスパラギン酸がメイン洗浄成分のシャンプーはこちら
→コレめっちゃいい!LUFTモイスト 解析&レビュー










洗浄成分まとめ




サッパリだけど皮膚刺激の少ない成分で統一されているな。

やはりオイリーさんや、メンズにピッタリな洗浄成分だな。

名前に「スキャルプ」と入っているが、医薬部外品ではないので、脂漏性のフケなどの方は専用のものを使ったほうが効果があるぞ。

フケ症ではないオイリーさんやメンズには自信を持ってオススメできるな。



▼脂漏性のフケには「オルビス リファイニングシャンプー」がめっちゃ良かった
詳しくは→オルビス 公式サイト 



→メンズシャンプーのランキング記事はこちら







保湿・補修成分の解析



洗浄成分はサッパリ系で非常に良かった。

では保湿・補修の成分はどうだろう?

細かく解説していくぞ。







頭皮ケア成分 ガラクトリズム(ガラクトミセス/シラカンバ樹液発酵液)



表皮角化細胞・線維芽細胞を増やす成分だ。

きめ細かい、弾力のある地肌に導いてくれるぞ。

皮脂を抑える効果もあり頭皮にとっても有効な成分だぞ。

天然の化粧水と言われる『白樺樹液』で、日本酒造りで使用する酵母『ガラクトミセス』を培養。

表皮角化細胞増殖作用によるキメ改善線維芽細胞増殖作用による弾力性向上に加え、皮脂分泌抑制作用やアクネ菌抑制による透明感のある肌への改善とニキビ予防が期待できる

Cosmetic-Info.jpより引用










補修成分 スフィンゴ糖脂質





頭皮のバリア機能を修復し、毛髪の内部・表面を補修、強度を高めてくれる成分。

バリア機能修復については、2017年にキューピーによって検証結果が報告されているな。↓

– ヒト使用試験 –

8名の被検者の前腕および上腕に5%ドデシル硫酸ナトリウムを塗布することによりバリア機能が低下した乾燥肌を誘発し、この乾燥部位に0.5%スフィンゴ糖脂質を含む5%グリセリン水溶液を、プラセボとして5%グリセリン水溶液をそれぞれ4日間にわたって1日2回塗布し、2日おきに角層水分量および経表皮水分蒸散量を測定したところ、以下のグラフのように…

0.5%スフィンゴ糖脂質を含む5%グリセリン水溶液塗布部位は、4日後の未塗布部位と比較して有意に経表皮水分蒸散が抑制されており、5%グリセリン水溶液と比較しても有意に抑制されることがわかった。

また、0.5%スフィンゴ糖脂質を含む5%グリセリン水溶液塗布部位は、4日後の未塗布部位と比較して有意に角層水分量が増加されており、5%グリセリン水溶液と比較しても有意に増加されることがわかった。


このような検証結果が明らかにされており、スフィンゴ糖脂質にバリア機能修復作用が認められています。

化粧品成分オンラインより引用






毛髪強度については、2017年にキューピーによって検証結果が報告されているぞ。↓

– 毛髪引張強度試験 –

毛髪に0.2%スフィンゴ糖脂質を含むBG溶液を、プラセボとしてBG溶液をそれぞれ塗布し、未塗布の毛髪も加えそれぞれの毛髪をブリーチ処理した後に毛髪の引張強度を測定し、ブリーチ処理せず未塗布の毛髪と各毛髪を比較したところ、以下のグラフのように…

0.2%スフィンゴ糖脂質を含むBG溶液を塗布した毛髪は、他のブリーチ処理した毛髪と比較して高い引張強度を示した。


このような検証結果が明らかにされており、スフィンゴ糖脂質に強度改善によるヘアコンディショニング作用が認められています。

化粧品成分オンラインより引用









補修成分 マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル




マカダミア種子油から得られる成分だ。

髪をツヤツヤしっとりにしてくれる成分だ。

詳しくは専門サイトから見てくれよな。

マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリルは、化学構造的にマカデミアナッツ油脂肪酸とフィトステロールズで構成されたステロールエステルであり、
毛髪に対する親和性が高く、高い屈折率を有するとともにしっとり感を付与することから、
しっとり感の付与およびツヤの向上目的に主にトリートメント製品、アウトバストリートメント製品などに使用されています。

化粧品成分オンラインより引用






頭皮ケア成分 グリチルリチン酸2K



抗炎症作用や、皮膚刺激を緩和する作用がある成分だ。

アレルギー性皮膚炎や、肌荒れの引き金となる「ヒアルロニターゼ」の活性を阻害する作用が認められているぞ。

2016年に丸善製薬によって検証結果が報告されているな。↓

– in vitro:ヒアルロニダーゼ阻害作用 –

所定濃度のグリチルリチン酸2Kを溶解した酢酸緩衝液に、ヒアルロニダーゼ溶液を加えて反応させた後に、様々な処理を行った後に波長585nmにおける吸光度を測定し、ヒアルロニダーゼ阻害率を算出したところ、以下のグラフのように…

グリチルリチン酸2Kは、濃度依存的なヒアルロニダーゼ阻害作用を示した。


このような検証結果が明らかにされており、グリチルリチン酸2Kにヒアルロニダーゼ阻害作用が認められています。

グリチルリチン酸2Kは、抗アレルギー作用および慢性・急性の皮膚炎抑制作用を有することから医薬品の消炎点眼薬や外用薬に用いられており、配合上限内において医薬品成分として化粧品にも配合が認められているため、抗アレルギー・炎症抑制目的で様々な製品に使用されています。

化粧品成分オンラインより引用








保湿・補修成分まとめ



やはり髪よりも地肌に重きを置いた成分だな。

地肌の保湿や、バリア機能の修復、炎症抑制まですごく考えられたバランスの良い配合になっているぞ。

ただ強いだけの頭皮用シャンプーとは一線を画する。

値段さえ許せるのであれば、メンズ・オイリーさんにおすすめできるシャンプーだぞ。



▼コスパ重視ならコレがおすすめ!(オイリー女子にも)
→【オルビス ミスターシャンプー】レビュー&解析






ついでにトリートメントもチェック



まずパっと見一番特徴的なのは、ベースに3級カチオン界面活性剤が使われているということ。

「カチオン界面活性剤」は髪に吸着し、静電気を抑えたり、ダメージをカバーしてくれる素晴らしい成分だ。

しかし皮膚にも吸着しやすく、しかも皮膚刺激があるんだな。

だから頭皮に付けちゃダメだぞって口酸っぱく言ってるんだが…

最近のトリートメントではより吸着力のある「4級」がよく使われているが、このスカルプクレンズは刺激の少ない「3級カチオン界面活性剤」が使われている。

「地肌から使えるぜ」というアピールなのだろうが、実際3級でも皮膚刺激はあるんだよ。

気にするほどでもないとは思うが、地肌にはつけないほうが無難だな。

あとは「ガラクトミセス」や「スフィンゴ糖脂質」など、シャンプー同様地肌に有効な成分で構成されている。


肌に刺激のある成分と、肌に有効な成分…

判断に迷う成分内容ではあるな。








トリートメントも実際使ってみた



香りは爽やかな中にも甘さのあるとても良い香りだ。

メンズでも使いやすいぞ。

肝心の仕上がり感は、さらさら軽い仕上がり。

重くなりすぎない、ふわっとまとまる感じだな。

ちなみに俺は地肌にもつけてみたんだが、まったく痒みなど刺激はなかった。

普通の肌の人であれば、問題ないレベルだな。

ただ3級といえど刺激があると言われている成分なので、敏感肌の方は地肌にはつけないほうが無難だな。







ボタニスト スカルプクレンズシャンプーまとめ




・香りは超爽やかな柑橘系の香り(俺は大好き!)

・仕上がりはふわっと軽い

・洗浄成分はそこそこ脱脂力が強い(サッパリ系)

・頭皮ケア成分が豪華

値段さえ許容できれば、メンズ・オイリーさんに自信を持っておすすめできるシャンプーだな。



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