本文の前に!
▼プロの目から見て【本当に良いモノ】をまとめたぞ!▼
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結論 YOLUカームナイトリペアはこんなシャンプーだ
コスパ |
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乾燥肌 | △ メイン洗浄成分が安価で強い成分、長く使い続けるとどうかな… カチオン界面活性剤っていう、手触り良くなるけど皮膚刺激のある成分も少量だが入ってるんだよな |
オイリー肌 | △ 洗浄成分はさっぱり系ではあるものの、コンディショニング成分がこってりなのでね… |
ダメージ毛 | ◎ 保湿成分、コーティングする成分は盛り盛りだ |
乾燥毛 | ◯ 保湿成分もしっかり配合している |
エイジング | × 手触りを重視するあまり刺激のある成分も入っている それに洗浄成分も強い。皮脂の減ってくる世代にはおすすめできないな |

メイン洗浄成分が「オレフィンスルホン酸」っていう時点で、俺は使いたくないな。
メインが強い洗浄成分のぶん、サブの優しい洗浄成分でバランスをとっているかんじだな。
でも補修成分は豪華だよ。
↓で書くけど、使用感もすこぶる良いぞ。
実際使ってみた レビュー

結論から言うと「成分的には好きじゃないが、使ってみるとすごく良かった」ってシャンプーだな。
レビュー1 香りは?
これがすごく良い香りなんだよ。
ちょっと甘めの、安っぽくない深い香りだ。
メンズにはちょっと甘すぎるかな。
この香りだけでもリピートしちゃう人いるんじゃないかな?
レビュー2 泡立ちは?
これもすごく良いぞ。
もちもちのきめ細かい泡だ。
まあ泡立ちなんて品質には何も関係ないけどな。
気持ち良くは洗えるわな。
レビュー3 肝心の使用感は?
もうね「ヌルヌル」に近いくらいのツルツル感だ。
まったくキシみとかは感じないぞ。
乾かした後はふんわりハリコシが出る感じだな。
成分は個人的に好きじゃないが、使用感はすこぶる良かったぞ。
成分を全力解析

YOLUの成分はこんなかんじだ。
水、オレフィン(C14-16)スルホン酸Na、ココイルグルタミン酸TEA、コカミドプロピルベタイン、コカミドメチルMEA、PCAイソステアリン酸PEG-40水添ヒマシ油、ラウロイルメチルアラニンNa、トリイソステアリン酸PEG-120メチルグルコ-ス、セラミドNG、コレステロール(羊毛)、ネムノキ樹皮エキス、クオタニウム-33(羊毛)、ハス花エキス、セラミドNP、セラミドAP、グリセリン、ポリクオタニウム-10、異性化糖、ゼイン、イソステアロイル加水分解コラーゲン、ジステアリルジモニウムクロリド、γ-ドコサラクトン、ミリスチン酸ポリグリセリル-10、トコフェロール、クエン酸、クエン酸Na、安息香酸Na、EDTA-2Na、シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール、セバシン酸ジエチル、イソステアリン酸、DPG、BG、PG、フェノキシエタノール、香料
黄色いとことが洗浄成分だな。
メイン洗浄成分 オレフィン(C14-16)スルホン酸
メイン洗浄成分にいきなり強い成分。
あの悪名高い「ラウレス硫酸」と同程度の脱脂力があるんだな。
メンズや、若い女性の方なら大丈夫だと思うが、皮脂が減ってくる年代や、乾燥肌、アトピーの方なんかは注意が必要な成分だな。
少なくとも俺はこの成分がメインのシャンプーを長く使い続けようとは思わんな。(乾燥肌)
サブ洗浄成分 ココイルグルタミン酸TEA
アミノ酸系の陰イオン界面活性剤だな。
こいつは弱酸性の状態でも洗浄力を持つ、お肌に優しい素晴らしい成分だ。
柔軟効果などの高いコンディショニング作用もあり、他成分の刺激を緩和する効果まであるんだな。
メインが強い成分のわりには使用感はすこぶる良かったので、サブ的に配合されてるこの成分の割合が大きいのかもな。
サブ洗浄成分 コカミドプロピルベタイン
アミドベタイン系の両性イオン界面活性剤だな。
普通に洗浄力もあるありふれた成分だが、ベビーソープなどにも使われるくらい低刺激で安全な成分だ。
憎粘や、泡立ちを良くするために補助的に配合されてるかんじだな。
洗浄成分まとめ

メインが洗浄力の強い成分で、サブでその強すぎる洗浄力を緩和しているかんじだな。
皮膚がそれなりに強く、ある程度さっぱり洗いたい方には向いてるな。
保湿成分 セラミドNG、セラミドNP、セラミドAP
みなさんご存じの優秀な保湿成分セラミド。
特に注目してほしいのは、「セラミドAP」。
ヒト型セラミドといわれるものだな。
一般的な植物セラミドと比べると、保湿力・バリア機能は、なんと15倍とも言われている超保湿成分なんだな。
ただ成分表の書いてある順番を見ても、高濃度配合とはいえないな。
セラミドは、CMC(Cell Membrane Complex)と呼ばれる細胞膜複合体の約50%を占める主要構成成分として存在しており、毛髪の最外層であるキューティクル(毛小皮)とコルテックス(毛皮質)の接着に貢献しています。
⇒成分オンライン
補修成分 ポリクオタニウム-33・10
どちらも4級アンモニウム重合体。
髪の表面に薄い膜を作る補修成分だ。
静電気を抑えたり、手触りを良くしたり、ハリコシを出してくれるとても素晴らしい成分だな。
ポリクオタニウム33
ワミレスコスメティックHPより引用
4級アンモニウム塩の重合体であり、ドライヤーの熱や摩擦によるダメージから髪を保護する効果があります。毛髪必須脂質である18-MEAをリッチに含み、キューティクルCMCとして毛髪のバリア機能を向上させるはたらきがあります。
補修成分 γ-ドコサラクトン
これも素晴らしい補修成分だぞ。
通称「エルカラクトン」。
ドライヤーやアイロンの熱に反応して、内部のアミノ酸と結合。
クセ・うねりを落ち着かせ、ハリコシを出してくれるアンチエイジング補修成分だな。
エルカラクトンとは
植物由来(菜種)のヘアケア成分で、ドライヤー、ヘアアイロンなどの熱により毛髪と反応、結合して補修します。毛髪キューティクルのめくれ上がりを改善し、「うねり」「絡まり」「まとまらない」
日本精科より引用
「ハリコシがない」などの加齢により増加する毛髪の様々な悩みを改善します。
毛髪と結合していることで、使用直後だけではなく、シャンプー等で洗い流した後でも
これらの毛髪改善効果が持続します。
保湿・補修成分まとめ

補修成分は豪華だよな。
ハリコシがほしい方には向いてるな。
保湿成分は普通かな。
これに超ハリコシが出る「PPT系の成分」とか配合してたら最高なんだけどな。
この価格帯でそこまで望んではいけないな。
注意すべき成分も… ジステアリルジモニウムクロリド
こいつは4級カチオン界面活性剤と言って、トリートメントによく配合されている成分だ。
髪の表面に薄い皮膜を作って、手触りをツルツルにしたり、静電気を防止したりと、とっても良い成分なのだが、頭皮に刺激があり、アレルギーを引き起こす可能性のある成分なんだな。
ただジステアリルジモニウムクロリドはカチオン界面活性剤の中では毒性の低い部類であること、配合量も少量であることから、特別気にすることはないと思うが、敏感肌・アトピーの方なんかは避けた方がいいかもな。
ついでにトリートメントもさらっとチェック

水、水添ナタネ油アルコール、ジメチコン、イソペンチルジオール、ベヘントリモニウムクロリド、セラミドNG、コレステロール(羊毛)、ネムノキ樹皮エキス、クオタニウム-33(羊毛)、ハス花エキス、セラミドNP、セラミドAP、グリセリン、異性化糖、ゼイン、イソステアロイル加水分解ケラチン(羊毛)、ジステアリルジモニウムクロリド、γ-ドコサラクトン、ミリスチン酸ポリグリセリル-10、トコフェロール、クエン酸、クエン酸Na、アミノプロピルジメチコン、セタノール、ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)、PEG-90M、シクロヘキサン-1,4-ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール、セバシン酸ジエチル、イソノナン酸イソノニル、DPG、BG、PG、ソルビトール、イソプロパノール、フェノキシエタノール、ステアルトリモニウムクロリド、香料
ぱっと見で最も特徴的なのは、↑で解説した、頭皮に刺激のある成分「カチオン界面活性剤」(赤いところ)が3つ、なかなかの高濃度で配合されているというところだ。
どれも髪表面に皮膜を作る成分で、ジメチコン、クオタニウム33、γ-ドコサラクトンとの効果も相まってかなり「補修」に重点を置いた「しっとり系」のトリートメントだと言える。
実際使ってみた
香りはかなり甘めでとても良いニオイ。
メンズにはちょっと甘過ぎるな。
女子はかなりの確率で好きな香りじゃないかな。
使用感は、やはりかなりのしっとり系。
乾燥が気になる方なんかには、とても適したトリートメントだと感じたぞ。
注意点!
↑でも書いた通りカチオン界面活性剤は、髪には良い成分なのだが、頭皮に対して毒性がある。
絶対に頭皮に付けちゃダメぞ!
髪のみに塗布して、コーミングなどで行き渡らせ、よくすすぐ。
けして地肌には残さないように。
まとめ
・香りは甘めでとても良いニオイ
・泡立ちも素晴らしい
・洗い上がりはさっぱり系
・洗浄成分は強め
・補修・ハリコシ成分を多数配合
・敏感肌の方は注意が必要
皮脂もそんなに減っていない、ダメージもそれほどない方。
香りに癒やされたい方には向いてるな。