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結論:パンテーンミラクルズ シルキーリペアはこんなシャンプー
ズバリ!洗うだけのシャンプーだな。
440ml/1540円 1mlあたり約3.5円
低刺激だがそこそこ洗浄力のある洗浄成分…以上!(笑)
シンプルすぎて他に書くことがない。
従来のパンテーンよりはかなり低刺激になっているぞ。
しかし、「シルキーリペア」というネーミングはかなり大げさだ。
どう見てもコンディショニング効果は期待できないな。
実際使ってみた レビュー
レビュー1 香りは?
表記では「ホワイトムスクのふんわり華やかな香り」となっているな。
なんのこっちゃサッパリ分からんが、悪いニオイではないぞ。
甘ーいガムみたいな、かなり強いニオイだな。
男の俺は好きにはなれなかったな。
なんか安っぽいんだよな。
「甘い香りが大好き!」「翌日まで残っていてほしい」って方にはいいかもな。
レビュー2 泡立ちは?
泡立ちは普通だな。
まあ泡立ちなんて品質にはなんも関係ないけどな。
レビュー3 肝心の使用感・洗い上がりは?
使用感は思ったほどキシむこともなく、良かったよ。
肝心の仕上がりは、表記のように「シルクのようなつるん髪へ」ってほどでもなかった。
普通だな。
もうこのシャンプーはなにもかもが普通で記事にしにくいな…
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成分を全力解析
全力解析!・・・の前に、いつものくど~い説明からな。
いつも書いてるので、当ブログの読者はサラ~っと読み飛ばしてくれよな。
まず大前提として、シャンプーの「命」は洗浄成分なんだ
シャンプーは6~8割が水。2~3割が洗浄成分(界面活性剤)。あと補修・保湿などのオマケ成分だな。
この2~3割を占める洗浄成分に安価で強いものを使っていたら、どんなに素晴らしい補修・保湿成分を配合していたとしても、なんの意味もない。
毎日のシャンプーで皮脂も潤いも過剰に奪われ、どんどんダメージを負うことになるぞ。
オタク美容師としては、ちょっと高価になってしまうが、アミノ酸系の洗浄成分を強くおすすめするぞ。
ちなみに成分表は、配合量の多い順に書かれているぞ
シルキーリペアの成分はこんなかんじだ。
水、ラウラミドプロピルベタイン、ココイルイセチオン酸Na、クエン 酸Na、クエン酸、ポリクオタニウム-10、香料、安息香酸Na、EDTA-4Na、 アクリレーツコポリマー、パンテノール、パンテニルエチル、ユチャ種子油、ヒ スチジン、メチルクロロイソチアゾリノン、メチルイソチアゾリノン
黄色いところがシャンプーの「命」洗浄成分だな。
洗浄成分の解析
それではまずシャンプーの「命」、洗浄成分を細かく解説していくぞ。
メイン洗浄成分 ラウラミドプロピルベタイン
そこそこ洗浄力のある成分だな。
ベビーソープに使われるくらい低刺激な成分ではあるぞ。
いろんなシャンプーに普通に配合されているありふれた成分だな。
サブ洗浄成分 ココイルイセチオン酸Na
マイルドな洗浄力の界面活性剤。
皮膚刺激は少なめ。
泡立ちもいい優秀な成分だぞ。
洗浄成分まとめ
とにかくシンプルな洗浄成分だな。
これといったコンディショニング効果は望めないが、悪くもない。
メリットと言えば、ラウレス硫酸のように皮膚刺激のある成分は使われていないという点だな。
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保湿・補修成分の解析
洗浄成分は、なんともコメントしづらいシンプルなものだったな。
では、保湿・補修の成分はどうだろう。
細かく解説していくぞ。
補修成分 ポリクオタニウム-10
ツルツル感と柔らかさを付与してくれる成分だ。
いろんなシャンプーに普通に入っている成分だが、あまりに成分が少なすぎて書くことがないので、一応書いておく。
ポリクオタニウム-10はカチオン性高分子であり、パサつきを抑えて柔軟な髪に仕上げることとなめらかな感触を付与することから、主にシャンプー製品、コンディショナー製品、トリートメント製品、ヘアパック製品、ヘアカラートリートメント製品、アウトバストリートメント製品などに汎用されています。
シャンプー製品においてカチオン性高分子は、可溶化あるいは分散状態で存在しており、洗髪やすすぎ時に水で希釈されることで陰イオン性界面活性剤と複合体を形成し、この複合体が毛髪に吸着することにより優れたコンディションニング性を発揮すると考えられています。
化粧品成分オンラインより引用
保湿成分 パンテノール
皮膚、毛髪に浸透し、内部で「パトテン酸」に変化。
持続性の保湿効果を付与してくれる成分だな。
パンテーンの代名詞的成分だ。
頭皮において持続性の保湿効果を付与することから、抜け毛の予防やフケの低減目的で頭皮ケア製品などに使用されています。
パンテノールは、低分子の吸湿性物質であり、毛髪に浸透しパントテン酸に変化することにより持続性の保湿効果を発揮し、その結果として毛髪の損傷や枝毛の発生を抑制することから、ヘアケア製品に使用されています。
化粧品成分オンラインより引用
保湿成分 ユチャ油
みなさんご存じの「ツバキ油」だな。
肌・髪の保湿効果が期待出来る成分だ。
ただ配合量はかなり少なそう。
洗い流すシャンプー、この配合量で、どれほどの効果があるのかは疑問だな。
椿油は、ほかの植物油と比較して、オレイン酸の含有量が最も多いことが特徴です。また、リノール酸などの多価不飽和脂肪酸が少なく、ビタミンEも含まれているため非常に酸化しにくい油といえます。
わかさ生活HPより引用
オレイン酸の働きで、髪や肌の潤いを保つ保湿効果や、紫外線を吸収する紫外線防止効果が期待できます。
乾燥から肌を守ることで、アレルギーなどの発生抑制にも効果的です。
髪に使えば、キューティクルを保護し、潤いを保ったまとまりのよい髪にするだけでなく、地肌の健康を維持する効果があります。
また、肌の保湿では、年齢とともに減少してしまうセラミドの働きを助け、皮脂層の保湿を保ち、肌に弾力を与えてくれます。
また、椿油に含まれるサポニンは殺菌効果を持ち、カビやダニといった外敵から髪や肌を守ってくれます。殺菌効果だけでなく、水や油に溶けると発泡する性質のあるサポニンは、昔から洗髪や石鹸としても重宝されています。
保湿・補修成分まとめ
シンプルすぎるほどシンプル。
とくに驚くような保湿・補修成分は配合されていないな。
最初からトリートメントありきのシャンプーだ。
この成分で「リペア」と名乗るのは大げさだし、1500円超えるのはちょっと高い気がするな…
ついでにトリートメントもチェック
水、ビスアミノプロピルジメチコン、ステアリルアルコール、ベヘントリモニウムクロリド、セタノール、イソプロパノール、香料、ベンジルアルコール、EDTA−2Na、パンテノール、パンテニルエチル、ユチャ種子油、ヒスチジン、クエン酸、メチルクロロイソチアゾリノン、メチルイソチアゾリノン
ベースが「被膜を作る成分」、シリコーンと4級カチオン界面活性剤で構成されているな。
ダメージ毛などをしっかりカバーしたい方には向いているし、逆に自然なフンワリ感がほしい方には向かないな。
ただセラミドやリピジュアなど、本質的な保湿剤はほとんど入っておらず、表面上のごまかしとも言えるな。
実際使ってみた
香りはシャンプー同様、甘ーい強めの香り。
俺は苦手だ。
使用感はかなりツルッツルにはなる。
表面上のごまかしでもいいからダメージ毛をカバーしたいって方にはいいかもな。
皮膚刺激が強い!
↑で書いた「4級カチオン界面活性剤」は、強力に髪に吸着、被膜を作り一時的にダメージをカバーしてくれる成分だ。
髪にも吸着するが、頭皮や、洗い流す時に背中にも吸着してしまうんだな。
そしてこの「4級カチオン界面活性剤」は皮膚刺激が強いことでも知られているんだ。
これまた皮膚刺激のある「イソプロパノール」なども使われていることから、このトリートメントは安全とは言い難い。
アトピーの方などは避けた方がいいかもな。
いずれにせよ、「よーくゆすぐ」、「絶対に頭皮につけない」ことは徹底してほしいな。
パンテーンミラクルズ シルキーリペアシャンプー まとめ
・香りは甘いガムみたいな強めのニオイ
・洗浄成分はコンディショニング効果は期待出来ないが、低刺激
・保湿・補修成分はコレ!といったものはナシ
・・トリートメントといっしょに使ってはじめて「リペア感」を感じられるシャンプー
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