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結論:ボタニスト(ダメージケア)はこんなシャンプー
コスパ | ◯ 成分なりの値段かな |
乾燥肌 | △ 強すぎることはないが、ちょいサッパリ系かな |
オイリー肌 | ◯ オールアミノ酸系に比べたらサッパリ系 |
ダメージ毛 | ◎ 補修成分は豪華だよ |
乾燥毛 | ◯ 保湿成分もなかなか |
エイジング毛 | ◯ ハリコシ成分も配合 |
![](https://jamie-blog.work/wp-content/uploads/2023/08/000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000agfffv-150x150.jpg)
マイルドな洗浄成分と、贅沢な補修成分を配合しているな。
ハイダメージ毛や、気細りしたエイジング毛などはちと辛いだろうが、ミドルダメージまでの髪なら、この価格ということを考慮すると、とても優秀なシャンプーだなと感じたぞ。
460ml/1.540円 1mlあたり3.34円
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実際使ってみた レビュー
![](https://jamie-blog.work/wp-content/uploads/2022/07/000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000agfffv-150x150.jpg)
使用感は結論から言うと「ツルッツル」だったな。
ダメージ毛に使ってもゴワつきは感じなかったぞ。
乾かした後も、サラサラでボリューム感もあってなかなか良かったな。
レビュー1 香りは?
甘すぎないサッパリとしたとっても良い香りだ。
そんなに強くもないので、メンズでもいけるんじゃないかな。
「甘い香りが大好き、翌日まで残っていてほしい」って方にはちょっと弱いな。
レビュー2 泡立ちは?
普通だな。
特別良くもないし、悪くもない。
まあ泡立ちなんて品質にはなーんも関係ないけどな。
レビュー3 肝心の使用感は?
使用感には正直驚いた。
ミドルダメージの髪に使用しても、全くキシまず、ツルッツルなんだよ。
とても心地よく洗えたな。
乾かした後も、サラサラで気持ち良かった。
どちらかというと、ハリコシを出すサラサラタイプだな。
成分を全力解析!
![](https://jamie-blog.work/wp-content/uploads/2023/11/IMG_20231123_152538.jpg)
洗浄成分を解析
![](https://jamie-blog.work/wp-content/uploads/2022/07/000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000agfffv-150x150.jpg)
結論から言うと、低刺激で優しい洗浄成分だな。
飛び抜けて良い成分も配合されていないが、ミドルダメージくらいまでなら十分対応できるシャンプーだ。
洗浄成分1 コカミドプロピルベタイン
アミドベタイン系の両性イオン界面活性剤だな。
水の次に書かれてるので、こいつがメインの洗浄成分。
これはありふれた成分だな。
洗浄力も普通くらい。
しかしベビーソープに使われるくらい低刺激な成分ではあるぞ。
洗浄成分2 ココイルメチルタウリンNa
おおおー!これはとっても良い成分。
アミノ酸系の陰イオン界面活性剤だな。
洗浄力はとってもマイルド。
こいつの一番の特徴はコンデショニング効果があること。
しっとりサラサラに洗い上げるぞ。
欲を言えば、メインとサブが逆なら言うことなしだったのにな。
まあ、高価な成分なので、この価格のシャンプーにそこまで求めるのは酷だな。
洗浄成分3 ラウロイルメチルアラニンNa
非常にマイルドなアミノ酸系洗浄成分だな。
皮膚刺激もほとんどないぞ。
特筆すべきはそのコンディショニング効果。
洗浄成分でありながら、しっとりサラサラの手触りを付与してくれるんだ。
洗浄成分4 ラウラミドプロピルベタイン
どのシャンプーにも配合されてるようなありふれた成分だ。
洗浄力も普通くらい。
粘度があり、泡立ちもいいため、補助的に配合されてるかんじだな。
ベビーソープにもよく使用されるくらい低刺激な成分ではあるぞ。
洗浄成分5 ラウレス-4カルボン酸Na
酸性石けん系と言われる成分だな。
弱酸性で肌に優しいわりに、しっかり脱脂力もあるという、高級メンズシャンプーによく使われる成分だ。
「ラウレス」と聞いて拒絶反応を示す人もいるだろうが、こいつはアミノ酸系洗浄成分と同程度の低刺激なので安心してくれ。
マイルド過ぎる洗浄力の底上げとして、補助的に配合されてるかんじだな。
洗浄成分まとめ
メインにマイルドな洗浄力の「ベタイン系」と「アミノ酸系」。
サブで低刺激だがそこそこ洗浄力のある「カルボン酸」などの成分を配合。
非常にバランスの良い配合だな。
ハイダメージ毛や、エイジング毛にはちょっと洗浄力が強いかもしれない。
だが逆に「アミノ酸系シャンプーでは洗浄力が弱すぎてペタっとなっちゃう」って方にはちょうどいいかもな。
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保湿・補修成分を解析
![](https://jamie-blog.work/wp-content/uploads/2023/03/IMG_20230308_170009.jpg)
![](https://jamie-blog.work/wp-content/uploads/2022/07/000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000agfffv-150x150.jpg)
結論から言えば、補修成分が素晴らしいな。
価格的にもおつりがくる成分を配合しているぞ。
補修成分 マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル
マカダミア種子油から得られる成分だな。
髪をしっとりツヤツヤにしてくれる成分だ。
詳しくは専門サイトから見てくれよな。
マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリルは、化学構造的にマカデミアナッツ油脂肪酸とフィトステロールズで構成されたステロールエステルであり、毛髪に対する親和性が高く、高い屈折率を有するとともにしっとり感を付与することから、しっとり感の付与およびツヤの向上目的に主にトリートメント製品、アウトバストリートメント製品などに使用されています。
化粧品成分オンラインより引用
補修成分 スフィンゴ糖脂質
頭皮のバリア機能を修復したり、毛髪の内部・表面を補修し強度を高めてくれる神成分だ。
バリア機能修復については、2017年にキューピーによって検証結果が報告されているぞ。
– ヒト使用試験 –
8名の被検者の前腕および上腕に5%ドデシル硫酸ナトリウムを塗布することによりバリア機能が低下した乾燥肌を誘発し、この乾燥部位に0.5%スフィンゴ糖脂質を含む5%グリセリン水溶液を、プラセボとして5%グリセリン水溶液をそれぞれ4日間にわたって1日2回塗布し、2日おきに角層水分量および経表皮水分蒸散量を測定したところ、以下のグラフのように、
0.5%スフィンゴ糖脂質を含む5%グリセリン水溶液塗布部位は、4日後の未塗布部位と比較して有意に経表皮水分蒸散が抑制されており、5%グリセリン水溶液と比較しても有意に抑制されることがわかった。
また、0.5%スフィンゴ糖脂質を含む5%グリセリン水溶液塗布部位は、4日後の未塗布部位と比較して有意に角層水分量が増加されており、5%グリセリン水溶液と比較しても有意に増加されることがわかった。
化粧品成分オンラインより引用
このような検証結果が明らかにされており、スフィンゴ糖脂質にバリア機能修復作用が認められています。
毛髪強度については、2017年にキューピーによって検証結果が報告されているな。
– 毛髪引張強度試験 –
毛髪に0.2%スフィンゴ糖脂質を含むBG溶液を、プラセボとしてBG溶液をそれぞれ塗布し、未塗布の毛髪も加えそれぞれの毛髪をブリーチ処理した後に毛髪の引張強度を測定し、ブリーチ処理せず未塗布の毛髪と各毛髪を比較したところ、以下のグラフのように、
0.2%スフィンゴ糖脂質を含むBG溶液を塗布した毛髪は、他のブリーチ処理した毛髪と比較して高い引張強度を示した。
化粧品成分オンラインより引用
このような検証結果が明らかにされており、スフィンゴ糖脂質に強度改善によるヘアコンディショニング作用が認められています。
整肌成分 ガラクトミセス
お酒を作つくる時に使われる天然酵母だな。
「酒造りしてる人の手は綺麗」っていうアレだ。
頭皮の保湿力を高め、ハリ・ツヤを維持させる効果があるぞ。
この培養液には、発酵の過程で酵母から発生したNMF(天然保湿因子)やミネラル類、ビタミン類など、肌にうれしい成分がたくさん含まれています。そして、これを化粧品原料として使えるように発酵物を取り除き精製して作られたものがガラクトミセス培養液です。
品川美容外科HPより引用
ガラクトミセス培養液にはNMF(天然保湿因子)という成分が含まれています。NMFは肌の角層細胞にある保湿成分の総称で、肌の水分量を保つために重要な役割を果たしています。ガラクトミセス培養液に含まれるNMFには、肌内部のNMFの発生を促す作用が確認されていて、保湿力の維持に役立ちます。また、肌の潤いが高まることで肌表面のキメが整いやすくなると言われています。
補修成分 メドウフォーム-δ-ラクトン
ボタニスト(ダメージケア)で「この価格でこんな成分まで配合してるの!?」と驚いたのがこれ。
こいつはドライヤーなどの熱に反応して、毛髪内のケラチンと結合する。
ハリコシが出て、手触りもサラサラになるすごい成分だ。
素晴らしい!
メドウフォームの種子油のラクトン誘導体である「メドウラクトン VE」は、加熱により毛髪ケラチンのアミノ基と化学結合(アミド結合)を形成します。
一丸ファルコスより引用
このアミド結合は疎水性相互作用より強力な髪への吸着性を有し、毛髪の疎水性環境の強化が期待できます。
補修成分 ジラウロイルグルタミン酸リシNa(ペリセア)
きたー!!俺の愛する補修成分、通称「ペリセア」
毛髪に付着後約1分で浸透。
ハリコシを出してくれる、魔法のような成分だ。
美肌効果もあるので頭皮にも良い成分だぞ。
2008年旭化成ファインケムから報告されている。信憑性も高いな。
ジラウロイルグルタミン酸リシンNaに毛髪修復作用が認められています。
化粧品成分オンラインより引
ジラウロイルグルタミン酸リシンNaの毛髪浸透および修復メカニズムは、1鎖型のラウロイルグルタミン酸Naがより浸透しがたいことから、化学構造的に2鎖のアシル基とペプチド骨格をもち、その構造が毛髪中のタンパク質やセラミド2に類似し親和性が高いこと、かつ表面張力低下能に優れていることに由来すると考えられています。
![](https://jamie-blog.work/wp-content/uploads/2022/10/ペリセア-3.png)
保湿成分 アルガニアスピノサ核油(アルガンオイル)
おおー!これも良い成分。
こいつはアルガンの種子からとれる油。
頭皮の弾力性の改善や、バリア機能の回復、頭皮・毛髪の水分保持などに効果があるんだな。
ついでにトリートメントもチェック
![](https://jamie-blog.work/wp-content/uploads/2023/11/IMG_20231123_1526214251.jpg)
ベースに「シリコーン」と「カチオン界面活性剤」が含まれている。
この時点でがっつり被膜を作るトリートメントと言えるな。
要は「しっかりダメージをカバーするトリートメント」ってことだ。
あとはシャンプーと同様、「スフィンゴ糖脂質」や、「マカダミアナッツ脂肪酸フィトステリル」など、やはり補修に振り切ったトリートメントだと言えるぞ。
実際使ってみた
香りは表記では「ピオニーとベリーの香り」となっているな。
なんのこっちゃよく分からんが良いニオイだよ。
甘ーいフルーツのようなニオイだな。
メンズはちょっとキビしいかもな。
質感はやはり、しっとりツルツルだ。
ダメージ毛や、くせ毛で広がる方に向いてるな。
逆にペタっとなりやすい人には向かないぞ。
注意すべき点も
このトリートメントは髪をツルツルさせるために「4級カチオン界面活性剤」が含まれている。
ダメージ毛などにはとても良い成分なのだが、皮膚には刺激のある成分なんだ。
絶対頭皮にはつけないように注意してほしいな。
背中などについた場合も、よくゆすぐようにしたいな。
【リニューアル】ボタニスト ダメージケアまとめ
・香りはとても甘い強めの香り
・しっとり重ための洗い上がり
・洗浄成分は程よくサッパリ系
・補修成分が豪華
・甘いニオイ、460ml/1540円という価格が許容できれば、くせ毛で広がる方、ダメージ毛の方におすすめできるシャンプー
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