本文の前に！
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最初に：ボタニストROOTHシリーズどっちがいいの？
ボタニストROOTHには、この記事で解説している「ストレート」と、もう一つ「エアリー」というのがある。
どっちがいいの？と問われれば…
ボリューム・クセを落ち着かせたい方には「ストレート」
ふわっとさせたい・頭皮ケアも同時に行いたい方には「エアリー」
をおすすめするな。
→【ボタニストROOTHエアリー】レビュー&成分解析の記事はこちら
結論 ルース ストレートはこんな人に向いている
| コスパ | ◯ 490ml/1.760円 1mlあたり約3.6円 市販のシャンプーにしては高いが、成分なりのお値段 |
| 乾燥肌 | △ アミノ酸系洗浄成分がメインだが、ほどほど洗浄力はある |
| オイリー肌 | ◯ 程よい洗浄力。メンズやかなりのオイリーなひとは物足りない |
| ダメージ毛 | ◎ ペリセアなど豪華な補修成分を配合 |
| 乾燥毛 | ◯ これといった保湿成分は配合されていないが、マイルドな洗浄成分とココイル加水分解コラーゲンKなどのエモリエント効果で乾燥毛でも使える |
実際使ってみた レビュー
レビュー1 香りは？
ちょっと甘めの柑橘系のとってもいい香りだ。
まあ、無難と言えば無難。
悪く言えば無個性、良く言えば嫌いな人がいない香りだな。
レビュー2 泡立ちは？
泡立ちはとっても良いよ。
モコモコの泡で気持ち良く洗えるな。
まあ、泡立ちなんて品質にはなんも関係ないけどな。
レビュー3 洗い上がりは？
使用感はゴワつくこともなくツルツルだ。
洗い上がりは「ストレート」という名前だけあってまとまり良いよ｡
手触りもツルンとしていて、落ち着く感じだな。
頭皮がちょっとスーっとして「良くなってる感」があるのもいいよな。
成分解析
ルースシャンプーストレートの成分はこんな感じだ。
水、ココイルメチルタウリンＮａ、グリセリン、ラウラミドプロピルベタイン、ラウロイルメチルアラニンＮａ、コカミドプロピルベタイン、ココアンホ酢酸Ｎａ、ウコン根茎エキス、チョウジエキス、トウシキミ果実／種子油、コメヌカ油、スクワラン、加水分解ヒアルロン酸、ジラウロイルグルタミン酸リシンＮａ、ルイボスエキス、マヨラナ葉エキス、グリチルリチン酸２Ｋ、シラカンバ樹液、加水分解野菜タンパク、ポリクオタニウム－１０、ココイル加水分解コラーゲンＫ、デシルグルコシド、セテアレス－６０ミリスチルグリコール、コカミドＭＥＡ、ＤＰＧ、ＢＧ、リンゴ酸、塩化Ｎａ、エタノール、メントール、ＥＤＴＡ－２Ｎａ、安息香酸Ｎａ、フェノキシエタノール、香料
黄色い所が洗浄成分だな。
洗浄成解析
まずはシャンプーの命、洗浄成分を解析していくぞ。
メイン洗浄成分 ココイルメチルタウリンNa
アミノ酸系の陰イオン界面活性剤だな。
3000円台のシャンプーにも使用されるような素晴らしい成分だ。
程よい洗浄力があり、泡立ちもきめ細かい。
皮膚刺激も少なく、安全でバランスのいい洗浄成分だな。
サブ洗浄成分 ラウラミドプロピルベタイン
コチラも程よい洗浄力がある成分だ。
泡立ちが良く、粘り気があるためメインの補助的に配合されているかんじだな。
ベビーソープに使われるくらい、安全な成分だぞ。
サブ洗浄成分 ラウロイルメチルアラニンNa
アミノ酸系の陰イオン界面活性剤だな。
洗浄力は非常にマイルド。
特筆すべきはそのコンディショニング効果。
洗浄成分でありながら洗い上がりがしっとりサラサラになるんだな。
洗浄成分まとめ
程よい洗浄力があり、万人受けしそうな洗浄成分だな。
ただ裏を返せば、かなりオイリーな方や、逆に極度の乾燥肌の方には、他のもっと尖ったシャンプーが向いているとも言えるな。
保湿・補修成分を解析
補修成分 ジラウロイルリシングルタミン酸Na（ペリセア）
きたー俺の愛する成分ペリセア。
髪に付着して1分ほどで浸透。
ハリコシを出して強度をアップしてくれる素晴らしい成分だぞ。
2008年あの旭化成ファインケムから報告されているぞ。信憑性も高いな。
ジラウロイルグルタミン酸リシンNaに毛髪修復作用が認められています。
ジラウロイルグルタミン酸リシンNaの毛髪浸透および修復メカニズムは、1鎖型のラウロイルグルタミン酸Naがより浸透しがたいことから、化学構造的に2鎖のアシル基とペプチド骨格をもち、その構造が毛髪中のタンパク質やセラミド2に類似し親和性が高いこと、かつ表面張力低下能に優れていることに由来すると考えられています。
化粧品成分オンライン
抗炎症成分 グリチルリチン酸2K
こいつは医薬部外品にも配合される成分で、抗炎症・抗アレルギー作用があるんだ。
要は肌荒れを抑える効果があるってことだな。
グリチルリチン酸2Kは、抗アレルギー作用および慢性・急性の皮膚炎抑制作用を有することから医薬品の消炎点眼薬や外用薬に用いられており、配合上限内において医薬品成分として化粧品にも配合が認められているため、抗アレルギー・炎症抑制目的で様々な製品に使用されています。
化粧品成分オンライン
ココイル加水分解コラーゲンK
この成分は厳密に言うと洗浄成分なのだが、素晴らしいコンディショニング効果があるんだよ。
洗浄成分でありながら、手触りがツルツルになり、ハリコシが出るんだ。
全ての成分の頂点に君臨するようなリッチな成分だぞ。
さすがにこの価格帯では配合量は極少量だが、配合していること自体が素晴らしいじゃないか。
⇒1000円台でこのリッチな成分をメインで配合している、常識破りなシャンプーはこちら
保湿・補修成分まとめ
「ストレート」という名に恥じない、うねりを抑える豪華な補修成分を配合しているな。
価格的に見ても飛び抜けてはいないが、悪くはないぞ。
ついでにトリートメントもチェック
水 セタノール イソペンチルジオール ステアロキシプロピルトリモニウムクロリド ステアリルアルコール コメヌカ油 ミリスチン酸オクチルドデシル ベタイン PPG-3カプリリルエーテル シア脂 ウコン根茎エキス チョウジエキス トウシキミ果実/種子油 スクワラン 加水分解ヒアルロン酸 ジラウロイルグルタミン酸リシンNa ルイボスエキス マヨラナ葉エキス グリチルリチン酸2K (モリンガ油/水添モリンガ油)エステルズ 加水分解コメタンパク シラカンバ樹液 加水分解野菜タンパク グルタミン酸 マカデミア種子油 ツバキ種子油 ヒマワリ種子油 ビスジグリセリルポリアシルアジペート-2 パルミチン酸デキストリン エチルヘキサン酸セチル BG グリセリン ジアルキル(C12-18)ジモニウムクロリド ステアラミドプロピルジメチルアミン エタノール イソプロパノール EDTA-2Na 安息香酸Na フェノキシエタノール 香料
一番の特徴は「シリコン」が配合されていないこと。
ノンシリコンだとパサつきが気になるところだが、それを補うように皮膜を形成する成分「PPG-3カプリリルエーテル」や、ツヤ・手触りを良くする「各種オイル」、髪をコーティングしハリコシを出してくれる「 ジラウロイルグルタミン酸リシンNa」などの成分を配合。
実際使ってみてもノンシリコンを感じさせない滑らかさを感じたな。
⚠ なんでそうなった？？
公式には「トリートメントも地肌になじませマッサージしてください」と書いてある。
どうしてそうなったのかは謎だが、このトリートメントはベースが4級カチオン界面活性剤だ。（赤いところ）
プロなら周知の事実だが、カチオン界面活性剤は皮膚に負担の大きい成分。
絶対に頭皮には付けない方が良いぞ。
補修能力などは極めて高い、ダメージ毛には実に効果的な成分なのでその点は安心してくれ。
まとめ
・洗い上がりはしっとり重ため
・香りは無難
・洗浄成分はちょいサッパリめ
・補修成分は豪華
・トリートメントもしっとり良い感じ
✔ 特にクセを落ち着かせたい方などには優れたシャンプーだと感じたな。
あとは値段との兼ね合いだよな。
ボタニストROOTHエアリーの方と比べたい
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