本文の前に!
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最初に:ボタニストROOTHシリーズどっちがいいの?
ボタニストROOTHには、この記事で解説している「エアリー」と、もう一つ「ストレート」というのがある。
どっちがいいの?と問われれば…
ボリューム・クセを落ち着かせたい方には「ストレート」
ふわっとさせたい・頭皮ケアも同時に行いたい方には「エアリー」
をおすすめするな。
→【ボタニストROOTHストレート】レビュー&成分解析の記事はこちら
結論:ボタニストルース エアリーはこんなシャンプー
結論
ふわっとボリュームがほしい方、ハリコシがほしい方に向いているシャンプーだな。
そこそこの洗浄力がありつつも、低刺激な洗浄成分でまとめられている。
その他ハリコシが出るリッチな補修成分や、頭皮をケアしてくれる各種植物エキスなど
頭皮のうるおいを守りつつも、ボリュームを出すことに特化しているシャンプーだな。
皮脂量の多いメンズにもピッタリのシャンプーだぞ。
ボタニストルースストレートの方はボリュームを落ち着かせ、エアリーの方はハリコシを出す。
明確に意図が感じられて分かりやすいぞ。
ただちょっと価格が高いんだよな。
その点だけがネックかな…
→同じような成分で、コスパ最強のおすすめシャンプーはこちら
→メンズシャンプーのランキング記事はこちら
実際使ってみた レビュー
レビュー1 香りは?
表記では「爽やかで透明感のあるベルガモットとアニスの香り」だそうな。
なんのこっちゃサッパリ分からんな。
とっても良い香りだよ。
あまりシャンプーでは嗅いだことないような、個性的な香りだな。
ハーブっぽいというかなんというか…俺は好きだぞ。
メンズも使いやすい香りだな。
レビュー2 泡立ちは?
泡立ちはかなりいいよ。
モッチリした泡立ちだな。
まあ泡立ちなんて品質にはなんも関係ないけどな。
気持ち良くは洗えるよな。
レビュー3 肝心の洗い上がりは?
ツルっとはするが、軽い質感だ。
名前の通り、ボリュームがほしい方にピッタリだな。
軽いといっても、キシんだり、ゴワついたりするほどの脱脂力はないよ。
あとほんのりメントールでスーっとするのが心地良いな。
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成分を全力解析
![](https://jamie-blog.work/wp-content/uploads/2023/09/ルース.jpg)
ボタニストルースエアリーの成分はこんなかんじだ。
水、ラウラミドプロピルベタイン、ラウロイルメチルアラニンNa、ココイルメチルタウリンNa、ココアンホ酢酸Na、コカミドプロピルベタイン、グリセリン、ラウロイルアスパラギン酸Na、ウコン根茎エキス、チョウジエキス、トウシキミ果実/種子油、コメヌカ油、スクワラン、アルギニン、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、インドナガコショウ果実エキス、マヨラナ葉エキス、グリチルリチン酸2K、アスパラギン酸、グリシン、アラニン、セリン、バリン、プロリン、イソロイシン、トレオニン、フェニルアラニン、ヒスチジン、シラカンバ樹液、加水分解野菜タンパク、PCA、PCA-Na、ポリクオタニウム-10、BG、加水分解水添デンプン、PCAイソステアリン酸PEG-40水添ヒマシ油、セテアレス-60ミリスチルグリコール、コカミドMEA、塩化Na、エタノール、メントール、乳酸Na、リンゴ酸、EDTA-2Na、安息香酸Na、フェノキシエタノール、香料
※黄色い所が洗浄成分
洗浄成分解析
まずはシャンプーの「命」、洗浄成分の解析をしていくぞ。
洗浄成分メイン ラウラミドプロピルベタイン
ごくごくありふれた成分。
洗浄力もそこそこあるぞ。
しかし皮膚刺激はベビーソープに使われるくらい少なく、安全な成分だ。
水の次に書かれているので、こいつがメインの洗浄成分だな。
洗浄成分サブ ラウロイチルメチルアラニンNa
これはアミノ酸系の良い成分。
脱脂力はマイルドで皮膚刺激もほとんどない。
特筆すべきは洗浄成分でありながらコンディショニング効果があること。
さらさらの質感に洗い上げてくれるぞ。
洗浄成分サブ ココアンホ酢酸Na
こいつは洗浄成分といっても洗浄力は非常に弱い。
主に泡立ちUPの目的で配合される成分だな。
皮膚刺激もほとんどない安全な成分だ。
他成分の刺激を緩和する効果や、頭皮を柔らかくする効果まであるんだぞ。
洗浄成分サブ コカミドプロピルベタイン
これもごくごくありふれた成分。
そこそこの洗浄力があるぞ。
洗浄力はあっても、皮膚刺激は少ない。
よくベビーソープなどに使用されるくらい安全な成分なんだな。
粘性があるため、主に増粘や泡立ちの補助として少ーし配合されてるかんじだな。
洗浄成分まとめ
![](https://jamie-blog.work/wp-content/uploads/2023/08/000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000agfffv-150x150.jpg)
程よい洗浄力を持ちながらも、低刺激。
ふわっとボリュームを持たせたい方にピッタリの洗浄成分だよな。
1000円台のシャンプーの中では、ちょっと高めの値段設定だが、値段なりの成分を配合していると言えるぞ。
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補修・保湿成分解析
洗浄成分は非常に良かった。
ではその他の補修・保湿成分はどうだろう?
ひとつひとつ解説していくぞ。
頭皮ケア成分 ウコン根茎エキス
線維芽細胞エラスターゼ活性を阻害し、頭皮の老化を防ぐ成分だな。
2002年に一丸ファルコスによって検証結果が報告されているぞ。
エラスターゼ活性阻害率を算出したところ、以下のグラフのように、
ウコン根茎エキスは、エラスターゼ活性を有意に抑制する作用を有することが確認された。
化粧品成分オンラインより引用
このような試験結果が明らかにされており、ウコン根茎エキスに線維芽細胞エラスターゼ活性阻害による抗老化作用が認められています。
頭皮ケア成分 チョウジエキス
育毛効果・抗酸化作用・抗アレルギー作用が期待出来る成分だな。
育毛効果に関しては、脱毛の原因となる酵素とされる「5α-リダクターゼ」の活性化を阻害する作用が認められているんだ。
日華化学によって公開された検証結果によると…
in vitro試験において5α-リダクターゼの働きを抑制する化粧品原料を探索したところ、以下のグラフのように、
チョウジエキスが、有意に5α-リダクターゼの活性を阻害することを見出した。
次に、実際にチョウジエキスを配合した薬剤を1日2回6ヶ月にわたって連用した実使用試験を行い、試験開始前、試験開始3ヶ月、6ヶ月後にそれぞれ連続3日間、洗髪時の抜け毛をカウントし、その値の平均を抜け毛の本数として評価したところ、以下のグラフのように、チョウジエキス配合薬剤の連用により、経時的に抜け毛の本数が減少するという成果が得られ、また頭頂部の毛髪が増加するという成果も得られました。
化粧品成分オンラインより引用
チョウジエキスの抗酸化作用に関しては、あの悪名高い「活性酸素」を除去する作用が認められているんだよ。
2006年に一丸ファルコスによって報告された検証結果によると…
in vitro試験において100%SOD阻害率を測定できるSOD Assay Kit-WSTを用いてチョウジエキスの活性酸素消去率(SOD活性率)を評価したところ、以下のグラフのように、
チョウジエキスには活性酸素消去作用(SOD様作用)が観察された。
このことから、チョウジエキスは活性酸素消去剤として有用であると考えられた。
化粧品成分オンラインより引用
※抗酸化作用とは…ストレスなどで発生する「活性酸素」を除去し、体が酸化することを防ぐ作用。
※活性酸素とは…強い酸化力を持った酵素。タンパク質・DNAなどに作用し、老化の原因になる。
ハリコシ成分 ジラウロイルグルタミン酸リシンNa(ペリセア)
きたー!
俺の大好きな成分ペリセア。
髪に付着して1分ほどで浸透。
ハリコシを出して強度をアップしてくれる素晴らしい成分だぞ。
2008年あの旭化成ファインケムから報告されているぞ。信憑性も高いよな。
– 毛髪断面積測定 –
23℃および相対湿度55%の環境下において、パーマ処理とブリーチ処理を順に4回ずつ繰り返し実施したダメージ毛を0.1%ジラウロイルグルタミン酸リシンNa水溶液に1分間浸漬した前後でダメージ毛の断面積を測定したところ、以下のグラフのように、
0.1%ジラウロイルグルタミン酸リシンNa水溶液に1分間浸漬したダメージ毛は、断面積が大きくなっており、つまり毛髪繊維が太くなっていた。
また、同様の試験において単位面積当たりの引張強度を算出したところ、以下のグラフのように、0.1%ジラウロイルグルタミン酸リシンNa水溶液に1分間浸漬したダメージ毛は、引張強度の改善を示した。
化粧品成分オンラインより引用
このような検証結果が明らかにされており、ジラウロイルグルタミン酸リシンNaに太さおよび強度改善によるヘアコンディショニング作用が認められています。
![](https://jamie-blog.work/wp-content/uploads/2023/09/ペリセエエア-1.jpg)
頭皮ケア成分 グリチルリチン酸2K
こいつは主に抗炎症作用や、皮膚刺激を緩和する作用があるぞ。
アレルギー性皮膚炎や、肌荒れの引き金となる「ヒアルロニターゼ」の活性を阻害する作用が認められているんだな。
2016年に丸善製薬によって報告された検証結果が報告されているぞ。
グリチルリチン酸2Kは、抗アレルギー作用および慢性・急性の皮膚炎抑制作用を有することから医薬品の消炎点眼薬や外用薬に用いられており、
化粧品成分オンラインより引用
配合上限内において医薬品成分として化粧品にも配合が認められているため、抗アレルギー・炎症抑制目的で様々な製品に使用されています。
保湿・補修成分まとめ
![](https://jamie-blog.work/wp-content/uploads/2023/08/000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000000agfffv-150x150.jpg)
成分表を見て一目瞭然、ヘアケアよりも頭皮ケアに重きを置いた配合になっているな。
その中でも数少ないながらも、ヘアケア成分として「ペリセア」などハリコシを出す成分は配合している。
やはりレビュー同様「ふわっとハリコシを出す」成分に特化しているシャンプーだと言えるな。
価格との折り合いさえつけば、ペタっとなるエイジング毛などに自信を持ってオススメできる成分内容だぞ。
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ついでにトリートメントもチェック
![](https://jamie-blog.work/wp-content/uploads/2023/09/ボタトリ.jpg)
水、グリセリン、セテアリルアルコール、シア脂、ベヘントリモニウムメトサルフェート、セタノール、イソステアリン酸イソステアリル、トリイソステアリン、ウコン根茎エキス、チョウジエキス、トウシキミ果実/種子油、コメヌカ油、スクワラン、アルギニン、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、インドナガコショウ果実エキス、マヨラナ葉エキス、グリチルリチン酸2K、アスパラギン酸、グリシン、アラニン、セリン、バリン、イソロイシン、プロリン、トレオニン、ヒスチジン、フェニルアラニン、ユズ果実エキス、加水分解コメタンパク、シラカンバ樹液、加水分解野菜タンパク、アボカド油、マカデミア種子油、ツバキ種子油、ヒマワリ種子油、ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)、PCA、PCA-Na、乳酸Na、乳酸、加水分解水添デンプン、パルミチン酸デキストリン、エチルヘキサン酸セチル、BG、ステアルトリモニウムブロミド、ステアラミドプロピルジメチルアミン、エタノール、イソプロパノール、EDTA-2Na、安息香酸Na、香料
まず一番の特徴は「シリコーン」が入っていないこと。
ボリュームアップ、「軽さ」を強調した配合だな。
逆に言えば、ハイダメージ毛や、クセを落ち着かせたい方には物足りないだろうな。
あとはシャンプーと同様の「頭皮ケア成分」「ハリコシ成分(ペリセア)」などを配合している。
やはりボリュームアップに特化したトリートメントだな。
この手のトリートメントにしっとりツルツル感を過度に期待してはいけないぞ。
実際使ってみた
香りはシャンプー同様、スパイシー?な(不思議な?)香りだ。
個性的だけどいいニオイだよ。俺は好きだな。
質感はやはり「軽い」よな。
ツルっとはするが、しっとり感は弱い。
シャンプー同様ボリュームを出したい方に向いてるな。
注意してほしいこと
このボタニストルースエアリートリートメント、もう一つのストレートのほうと同様に「4級カチオン界面活性剤(ベヘントリモニウムメトサルフェート)」がベースに含まれている。
公式HPには「トリートメントも地肌につけてマッサージしろ」と書いてあるが、4級カチオン界面活性剤は刺激の強い成分だ。
アトピーの方などは、地肌につけるのは避けた方がいいかもな。
ただ「ベヘントリモニウムメトサルフェート」は4級の中ではかなり低刺激の部類になるので、地肌が健康な方は気にするほどでもないぞ。
ボタニストROOTHエアリーシャンプーまとめ
・香りはスパイシーな個性的な香り
・ハリコシを感じる洗い上がり
・洗浄成分はほどほどの脱脂力がありつつ、低刺激な成分で秀逸
・ヘアケアよりも頭皮ケアに重きを置いたシャンプー
ボタニストROOTHストレートの方と比べたい
→ボタニストROOTHストレートのレビュー&解析記事はこちら
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