本文の前に!
▼プロの目から見て【本当に良いモノ】をまとめたぞ!▼
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結論:Sleekはこんな人に向いてるぞ
結論:ずばり”肌がある程度強くて”ハリコシがほしいダメージ毛の人だな。
コスパ |
|
乾燥肌 | ◯ むちゃくちゃマイルドというほどでもないが、優しめの洗浄成分 |
オイリー肌 | △ アミノ酸系の中では強い方だが、サッパリ系ではないよね |
ダメージ毛 | ◎ 3000円台のシャンプーにも引けを取らない補修成分を配合 |
乾燥毛 | ◯ 洗浄成分が優しめだが、これといった保湿成分は配合されていない |
※補修能力は凄まじいのだが、反面肌には刺激のある成分を配合しているので、ダメージ毛には超オススメなんだが、敏感肌の方は注意が必要だぞ。
▼敏感肌の方は同価格帯でこちらも比較してみてくれ▼
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実際使ってみた レビュー
レビュー1 香りは
表記では「クリアアプリコットの香り」だそうだ。
さっぱり分からんな。
甘めのとても良い香りだぞ。
よくある香り。個性はないよね。
強い香りではないので、翌日まで香りが残っていてほしいって方には物足りないかもな。
泡立ちは?
泡立ちはなかなかいいよ。
しっとりしたきめ細かい泡質だな。
気持ち良く洗えるな。
仕上がりは?
ツルツルというよりも、どちらかというとパキっとハリコシが出るような洗い上がりだな。
軟毛、ダメージ毛に適したシャンプーだと言えるな。
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成分を全力解析
Sleekの成分はこんなかんじだ。
水、ラウロイルメチルアラニンNa、コカミドプロピルベタイン、コカミドDEA、ココイルグルタミン酸Na、ラウロイル加水分解シルクNa、オプンティアストレプタカンサエキス、(ジヒドロキシメチルシリルプロポキシ)ヒドロキシプロピル加水分解ケラチン(羊毛)、ヒドロキシプロピルトリモニウム加水分解ケラチン(羊毛)、加水分解ケラチン、ステアルジモニウムヒドロキシプロピル加水分解ケラチン(羊毛)、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、イソステアリルグリセリル、ココイル加水分解ダイズタンパクK、ジステアリン酸PEG-150、ポリクオタニウム-10、メチルパラベン、ココイルメチルタウリンNa、クエン酸、ポリクオタニウム-7、エチドロン酸、エチドロン酸4Na、BG、グリセリン、ハチミツ、ハチミツエキス、ヤシ油アルキルグルコシド、ローヤルゼリー、プロポリスエキス、フェノキシエタノール、香料
黄色い所がシャンプーの「命」洗浄成分だな。
では一つ一つ解説していくぞ。
メイン洗浄成分 ラウロイチルメチルアラニンNa
とてもマイルドなアミノ酸系洗浄成分だ。
脱脂力は弱く、皮膚刺激もほとんどない。
注目すべきはそのコンディショニング効果だ。
洗浄成分でありながら、洗い上がりがしっとりサラサラになるんだよ。
この成分がメインの時点で良いシャンプー確定だな。
サブ洗浄成分 コカミドプロピルベタイン
アミドベタイン系の両性イオン界面活性剤。
どのシャンプーにも使われているオーソドックスな成分だ。
洗浄力は普通程度にあるのだが、ベビーソープに使われるくらい皮膚刺激の少ない安全性の高い成分だな。
メインがマイルドな成分のため、泡立ちや脱脂力の補助として配合されているかんじだな。
サブ洗浄成分 ココイルグルタミン酸Na
弱酸性の非常に優しいアミノ酸系成分だな。
皮膚刺激もほとんどなく、柔らかい質感にしてくれるんだ。
他の洗浄成分の刺激を緩和してくれる効果まであるんだな。
洗浄成分まとめ
すごく良いよ。
皮膚刺激の少ない高価な成分でまとめられている。
コンディショニング効果もあるので、しっとりサラサラに洗い上げてくれるぞ。
ただ、洗浄力はけっして強くはないので、オイリーな方や、メンズには向かない配合になっているな。
▼コンディショニング重視ならこちらも必見だ▼
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次に、保湿・補修成分も解説していくぞ。
ラウロイル加水分解シルクNa
非常に高価な成分だな。
界面活性剤なので厳密には洗浄成分なのだが、こいつが素晴らしいコンディショニング効果があるんだよ。
自然な艶、なめらかな質感を付与してくれるんだな。
要はツヤツヤつるつるになるんだ。
ラウロイル加水分解シルクNaは、遊離のポリペプチドやアミノ酸を分子内に有するアシルペプチド塩であり、毛髪に効率よく吸着し、なめらかさや自然なツヤを付与することから、ヘアコンディショニング目的で主にシャンプー製品、コンディショナー製品などに使用されています。
化粧品成分オンライン
補修成分 (ジヒドロキシメチルシリルプロポキシ)ヒドロキシプロピル加水分解ケラチン(羊毛)
ヒートプロテインだな。
髪の傷んでる所に選択的に吸着する。
ドライヤーや、アイロンの熱で髪の毛の表面に薄い皮膜を作るんだ。
弱った髪にハリコシを付与する補修成分だな。
シリコーンとペプチド(加水分解ケラチン)の優れた特長を併せ持ったシリル化ペプチドです。親水部であるペプチド部分が毛髪の損傷部位に選択的に収着し、“ヒートアクティブ効果”により、毛髪表面を保護します。損傷してもろく、弱くなった毛髪の強度を回復させ、ハリ・コシを付与します。
※ヒートアクティブ効果 隣り合うシラノール基中の水酸基同士がドライヤーやヘアアイロンなどの加熱処理により脱水縮合し、シロキサン結合鎖を形成することで、毛髪表面に被膜を形成する効果。
ヘアハピより引用
ヒドロキシプロピルトリモニウム加水分解ケラチン(羊毛)
カチオン化されたケラチンだな。
難しい説明は避けるが、カチオン(陽)イオン化することによって髪に引っ付くんだよ。
髪に引っ付いて薄い皮膜を作るんだな。
トリートメントのほうによく使われている成分だな。
このカチオン界面活性剤という成分は、ハリコシを出したり、静電気を防止したりと髪には素晴らしい補修成分なんだが、頭皮が荒れる危険性があるんだよ。
だからトリートメントは地肌に付けちゃダメっていわれるんだな。
配合量自体は少なそうなので、よくゆすぐことで対応できそうだが、敏感肌の人は注意が必要だな。
コンディショナーやトリートメント向けの成分です。ケラチンペプチドをカチオン化することで、傷んだ毛髪に効率的に吸着し、毛髪を補修します。
化粧品・原料データベース
ステアルジモニウムヒドロキシプロピル加水分解ケラチン(羊毛)
これもカチオン化されたケラチンだ。
カチオン化することで髪に引っ付く力を強めているんだな。
髪表面に皮膜を作って、内部成分の流出を防いでくれるぞ。
第4級アンモニウム塩に分類される毛髪補修成分です。ペプチド(加水分解ケラチン)のN末端をカチオン化することで、傷んだ毛髪への吸着性を高め、疎水化することで外部ダメージから保護するとともに内部成分の流出を抑えます
Cosmetic-Info.jpより引用
ジラウロイルグルタミン酸リシンNa(ペリセア)
きたー俺の愛する成分ペリセア。
髪に付着して1分ほどで浸透。
ハリコシを出して強度をアップしてくれる素晴らしい成分だぞ。
2008年あの旭化成ファインケムから報告されているぞ。信憑性も高いな。
ジラウロイルグルタミン酸リシンNaに毛髪修復作用が認められています。
ジラウロイルグルタミン酸リシンNaの毛髪浸透および修復メカニズムは、1鎖型のラウロイルグルタミン酸Naがより浸透しがたいことから、化学構造的に2鎖のアシル基とペプチド骨格をもち、その構造が毛髪中のタンパク質やセラミド2に類似し親和性が高いこと、かつ表面張力低下能に優れていることに由来すると考えられています。
化粧品成分オンライン
保湿・補修成分まとめ
一言で言えば、「補修成分に全振りしたシャンプー」だな。
筆者もここまで「これでもか!」と補修成分を詰め込んだシャンプーは見たことがない。
敏感肌や、皮脂が減ってくる年代の方には危険な一面もある。
しかし逆に皮膚の強いダメージ毛の方には、最高のシャンプーになり得るのではないだろうか。
どちらにせよ「尖ったシャンプーだ」ということは間違いない。
トリートメントもさらっとチェック
水、ステアリルアルコール、ジメコチン、グリセリン、セタノール、ベヘントリモニウムクロリド、イソプロパノール、オクチルドデカノール、ヒドロキシエチルセルロース、ジココジモニウムクロリド、アモジメチコン、メチルパラベン、EDTA-2Na、ステアルトリモニウムクロリド、アルガニアスピノサ核油、イソステアリルグリセリル、サフラワー油、シア脂、ツバキ種子油、ヒマワリ種子油、BG、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、(ジヒドロキシメチルシリルプロポキシ)ヒドロキシプロピル加水分解ケラチン(羊毛)、ヒドロキシプロピルトリモニウム加水分解ケラチン(羊毛)、加水分解ケラチン(羊毛)、ステアルジモニウムヒドロキシプロピル加水分解ケラチン(羊毛)、オプンティアストレプタカンサエキス、フェノキシエタノール、香料
シャンプーも尖っていたが、トリートメントも負けず劣らず尖っている。
ここまでカチオン界面活性剤(赤い所)を詰め込んだトリートメントは初めて見た。
皮膜を作る成分「シリコーン」もしっかり配合されているな。
シャンプーと同様補修に全振りしたトリートメントだな。
使用感は?
こってりしたテクスチャーで、香りも万人受けする甘い良い香りだ。
ツルッツルというよりは、やはりしっかりハリコシが出る仕上がりだぞ。
危険な側面も…
カチオン界面活性剤は、吸着性が高く、しっかり髪を補修してくれる。
しかし反面、頭皮にも残りやすいんだな。
界面活性剤が長時間肌に残ってしまうと、肌を荒らしてしまうぞ。
①頭皮には絶対に付けないこと
②よーくゆすぐこと
このトリートメントの関しては、この2点は絶対に守っていただきたいな。
まとめ
・香りは強くない。女子が好きな甘い香り
・泡立ちはそこそこ
・ハリコシが出る仕上がり
・洗浄力はそれほど強くない
・補修能力が飛び抜けている
・反面頭皮に刺激のある成分も…
シャンプー・トリートメントともに突き抜けた尖った商品だと言える。
皮膚の強さに自信のあるダメージ毛の方は、一度試してみる価値はありそうだ。
▼頭皮の刺激が気になる方はこちらも参考にしてみてくれ▼
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