結論：アンドプリズム ミラクルシャインはこんな人に向いている
| コスパ | △ 415ml/1540円 1mlあたり約3.7円 |
| 乾燥肌 | △ 洗浄力はちょい強め |
| オイリー肌 | ◯ 上に同じ |
| ダメージ毛 | ◯ なかなか豪華な補修成分 |
| 乾燥毛 |
|
| エイジング毛 | ◯ 抗酸化作用のある成分や、ハリコシ成分も配合 |
マイルドすぎるシャンプーではペタっとなってしまう方や、オイリーぎみのダメージ毛の方に向いているな。
逆に乾燥肌の方や、クセを落ち着かせたい方なんかには⇒他のシャンプーをおすすめするぞ。
実際使ってみた レビュー
レビュー1 香りは？
公式では「トゥインクルピオニーの香り」だそうだ。
さっぱり分からんな。
かなり甘いフルーツのような良いニオイだったぞ。
女子はだいたい好きなんじゃないかな？
香り自体けっこう強いので、オジサンの俺にはちょっと厳しかったな。
泡立ちは？
泡立ちはすこぶる良かったぞ。
モッチモチのきめ細かい泡だな。
泡立ちの善し悪しは、品質にはなーんも関係ないけどな。
実際安いシャンプーの方が泡立ち良いしな。
まあ気持ち良くは洗えるわな。
肝心の使用感は？
これも悪くなかったぞ。
ハイダメージ毛では多少のキシみ感は感じたが、概ねツルツルした洗い心地だったな。
やはり脱脂力が強い「スルホン酸」配合なので、ヌルヌルに近いような高級シャンプーの手触りには一歩及ばなかったな。
乾かした後は、ハリコシを感じられるようなサッパリ系の仕上り感だな。
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成分を全力解析
アンドプリズムの成分表はこんなかんじだ。
水、ラウラミドプロピルベタイン、オレフィン（Ｃ１４－１６）スルホン酸Ｎａ、ココイルメチルタウリンＮａ、グリセリン、コカミドメチルＭＥＡ、ラウロイル加水分解シルクＮａ、ラウロイルメチルアラニンＮａ、加水分解コラーゲン、加水分解シルク、加水分解ケラチン（羊毛）、白金、オランダシャクヤク花エキス、アルガニアスピノサ核油、パールエキス、加水分解コンキオリン、グルコノバクター／ハチミツ発酵液、リンゴ酸ジイソステアリル、ヒアルロン酸Ｎａ、海水、ポリクオタニウム－１０、セルロースガム、メタリン酸Ｎａ、クエン酸、クエン酸Ｎａ、ＰＰＧ－７、塩化Ｎａ、水酸化Ｋ、シスチン、ペンチレングリコール、炭酸水素Ｎａ、メトキシケイヒ酸エチルヘキシル、安息香酸Ｎａ、ジエチルアミノヒドロキシベンゾイル安息香酸ヘキシル、ＥＤＴＡ－２Ｎａ、黄４、赤２２７、紫４０１、ＢＧ、エタノール、フェノキシエタノール、香料
黄色いところが洗浄成分だな。
洗浄成分を解析
洗浄成分は結論から言うと、強すぎず弱すぎず無難な配合だな。
特に驚くような成分もない。
2番目にスルホン酸が書かれてる時点で俺は買わないけどな（乾燥肌）
メイン洗浄成分 ラウラミドプロピルベタイン
アミドベタイン系の両性イオン界面活性剤だな。
どのシャンプーにも普通に配合されているありふれた成分だ。
洗浄力も普通にある。
ベビーソープにも使われるくらい低刺激で安全な成分ではあるぞ。
サブ洗浄成分 オレフィン（C14-16）スルホン酸Na
こいつが脱脂力が強いんだよ。
俺の嫌いな成分なんだな。
あの悪名高い「ラウレス硫酸」と同程度の洗浄力があるぞ。
最近の「ラウレス硫酸入ってません！」ってシャンプーって、代わりにこれが入ってるよな…
アトピーや、敏感肌の方は避けた方がいい成分だな。
サブ洗浄成分 ココイルメチルタウリンNa
これは正真正銘アミノ酸系の良い成分。
アミノ酸系のわりには洗浄力がある成分だな。
皮膚刺激もほとんどない、安全な成分だ。
洗浄成分まとめ
一貫してさっぱり系の洗浄成分で統一されているな。
乾燥肌の方にはちょっと強すぎるかも。
逆に肌の強いボリュームがほしい方、マイルドすぎるシャンプーではペタっとなってしまう方には向いている洗浄成分だな。
補修・保湿成分を解析
保湿・補修成分もなかなか良い成分を配合しているぞ。
どんな成分なのか、一つ一つ解説していくぞ。
保湿成分 ラウロイル加水分解シルクNa
いや、これは本当に驚いた。
っていうのも1000円台のシャンプーでは見たことない超高価な成分なんだな。
厳密には洗浄成分なんだが、素晴らしいコンディショニング効果があるんだよ。
しっとり柔らかい質感になるんだ。
さすがに配合量は極少量っぽいが、素晴らしい成分だぞ。
ラウロイル加水分解シルクNaは、遊離のポリペプチドやアミノ酸を分子内に有するアシルペプチド塩であり、毛髪に効率よく吸着し、なめらかさや自然なツヤを付与することから、ヘアコンディショニング目的で主にシャンプー製品、コンディショナー製品などに使用されています。
化粧品成分オンライン
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補修成分 加水分解コラーゲン、加水分解シルク、加水分解ケラチン（羊毛）加水分解コンキオリン
これら全て加水分解して得られるタンパク質だな。
ありふれた成分だが、保湿・補修が期待できるぞ。
特に一番多く配合されている「加水分解コラーゲン」。
動物から得られるタンパク質で、「頭皮の保湿」「髪の手触り・ツヤの向上」などの効果があるぞ。
損傷したキューティクルを平らに寝かせてなめらかにすることやツヤを向上させることは、毛髪の外観や感触の改善において重要なアプローチのひとつであると考えられています。
化粧品成分オンライン
加水分解コラーゲンは、毛髪にツヤ、なめらかさ、櫛通り性を付与することが知られており、ヘアケア製品に使用されています。
アルガニアスピノサ核酸（アルガンオイル）
高い抗酸化作用があり、頭皮の老化防止を期待できる成分だな。
その他にも髪に柔らかさやツルツル感を与えるエモリエント性を有しているぞ。
※ 抗酸化作用とは…ストレスなどで発生する「活性酸素」を除去し、体が酸化することを防ぐ作用。
アルガニアスピノサ核油はサラッとした感触で皮膚親和性が高く、閉塞性により皮膚の水分蒸発を抑え、その結果として皮膚や毛髪に柔軟性や滑らかさを付与するエモリエント性を有していることから、各種クリーム、メイクアップ製品、ヘアケア製品、ネイル製品などに汎用されています。
化粧品成分オンラインより引用
保湿・補修成分まとめ
特にこれと言った凄い成分が配合されているわけではないが、要点は抑えた保湿・補修成分だと感じたな。
サッパリ系がお好みで、良い香りに癒やされたい方なんかにはオススメできるな。
トリートメントもさらっとチェック
水、セテアリルアルコール、ステアリルアルコール、ジメチコン、ベヘントリモニウムクロリド、ＤＰＧ、加水分解コラーゲン、加水分解シルク、加水分解ケラチン（羊毛）、白金、ダマスクバラ花水、アルガニアスピノサ核油、パールエキス、加水分解コンキオリン、グルコノバクター／ハチミツ発酵液、加水分解ウールキューティクルタンパク、リンゴ酸ジイソステアリル、ヒアルロン酸Ｎａ、海水、トリ（カプリル酸／カプリン酸）グリセリル、ステアルトリモニウムクロリド、セルロースガム、クエン酸、クエン酸Ｎａ、シスチン、ペンチレングリコール、ダイマージリノール酸ダイマージリノレイル、トリエチルヘキサノイン、アモジメチコン、イソプロパノール、炭酸水素Ｎａ、ＥＤＴＡ－２Ｎａ、ＢＧ、フェノキシエタノール、香料
シリコン（ジメチコン、アモジメチコン）、カチオン界面活性剤（ベヘントリモニウムクロリド、ステアルトリモニウムクロリド）ともに高濃度で配合されているな。
要は、「がっつり皮膜を貼る」タイプのトリートメントってことだ。
ダメージ毛などにはすごく良いと思うぞ。
ちょっと重ためなので髪の細い方には向かないな。
使ってみて一番特徴的だったのは香りだな。
甘い超良いニオイだ。
これ嫌いな女子いないんじゃないかな。
ちょっと強い香りなのでメンズにはきびしいかもな。
どうしても解せないところがあるんだ！
この「アンドプリズム シャンプー」パッケージにでかでかと【90％以上光沢&保湿成分】との表記がある。
そしてよく見ると下にちっちゃーく【基剤を除く、水を含む】と書いてある。
つまり、「洗浄成分を除く他成分（水も含む）の90％以上が補水・輝光成分ですよ」ということだ。
そもそもシャンプーは一般的に、「50～70％は水」「20～30％は洗浄成分」「その他の成分が10～20％」なんだ。
要は洗浄成分を除いてしまうと、シャンプーは大部分が「水」なんだ。
上の画像を見てどう思う？
まあ、勘違いしてしまうわな。
せっかく素晴らしいシャンプーなんだから、正々堂々と勝負すればいいのに…って思ってしまうな。
まとめ
・香りはちょっと強めだが、甘くて超良いニオイ
・泡立ちはすこぶる良い
・洗浄成分はサッパリ系
・保湿・補修成分は要点をおさえた配合
・トリートメントは強皮膜
ある程度皮膚が強くて、さっぱり洗いたい方。
香り重視の方。
同時にダメージケアもしたい方はアリなシャンプー。
あとは価格を高いととるか安いととるか…
