【忖度なし】スカルプDシャンプーどれがいいの?美容師が成分を徹底比較!

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3.000円以上の価格帯
この記事を書いた人
nagasaka ryuuji

美容暦25年の現役美容師
エイジングケアに特化したヘアサロン【Jamie】オーナー

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✔この記事で分かること

・結論:結局どれが一番いいの?

・スカルプDシャンプー3種類、成分を徹底比較(より細かい解説は個別記事で)

・まとめ:あなたに向いているのはコレ!







本文の前に!









本文↓

結論:俺の一推しは「ドライ」(乾燥肌用)!






俺の個人的一推しはドライ(乾燥肌用)だ。

高級シャンプーに使われるような低刺激でコンディショニング効果のある洗浄成分が使われている。

「ドライスキン用」といえば洗浄力が物足りないんじゃないの?と思われがちだが、そこはさすがメンズシャンプー、程よい脱脂力があるぞ。

逆に「ストロングオイリー」は強い成分も配合されているため、よほど脂性の方以外は「ドライ」で対応できそうだな。

長く使うことを考えたら「ドライ」をおすすめするぞ。

重度の脂性だ!って方はストロングオイリーって選択でいいんじゃないかな。








1 スカルプDドライはこんなシャンプー

有効成分:ピロクトンオラミングリチルリチン酸ジカリウムアラントイン

その他の成分:豆乳発酵液、カッコンエキス、クロレラエキス、セイヨウニワトコエキス、メリッサエキス、ゲットウ葉エキス、オウバクエキス、ポリグルタミン酸塩、N-ラウロイル-L-アスパラギン酸ナトリウム液スルホコハク酸ラウリル二ナトリウムラウリン酸アミドプロピルベタイン液ラウロイルメチル-β-アラニンナトリウム液N-ヤシ油脂肪酸アシル-L-グルタミン酸トリエタノールアミン液アルキル(8~16)グルコシドヤシ油脂肪酸加水分解ケラチンカリウム液、シルク末、ニンジンエキス、加水分解シルク液、ヒドロキシプロピルキトサン液、加水分解ケラチン液塩化N-[2-ヒドロキシ-3-(ラウリルジメチルアンモニオ)プロピル]加水分解ケラチン、塩化O-[2-ヒドロキシ-3-(トリメチルアンモニオ)プロピル]ヒドロキシエチルセルロース、グリセリル-N-(2-メタクリロイルオキシエチル)カルバメート・メタクリル酸ステアリル共重合体、シクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコール、ジラウロイルグルタミン酸リシンナトリウム液、ユズセラミド、ヘチマエキス(1)、DL-ピロリドンカルボン酸ナトリウム液、L-ピロリドンカルボン酸、オリーブ油脂肪酸セトステアリル・オリーブ油脂肪酸ソルビット混合物、l-メントール、酢酸DL-α-トコフェロール、オレンジ油、ユーカリ油、ラベンダー油、ローマカミツレ油、セージ油、1,2-ペンタンジオール、1,3-ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、濃グリセリン、グリセリンモノ2-エチルヘキシルエーテル、ヒドロキシエタンジホスホン酸液、モノラウリン酸ポリグリセリル、イソプロパノール、無水エタノール、エタノール、粘度調整剤、pH調整剤、フェノキシエタノール、安息香酸ナトリウム





※黄色い所がシャンプーの「命」洗浄成分だな。







解析・・・の前に、いつものくど~い説明からな。

毎回書いてるから、当ブログの読者はサラ~っと読み飛ばしてくれよな。

まず大前提として、シャンプーの「」は洗浄成分なんだ

シャンプーは6~8割が水。2~3割が洗浄成分(界面活性剤)。あと補修・保湿などのオマケ成分だな。

この2~3割を占める洗浄成分に安価で強いものを使っていたら、どんなに素晴らしい補修・保湿成分を配合していたとしても、なんの意味もない。

毎日のシャンプーで皮脂も潤いも過剰に奪われ、どんどんダメージを負うことになるぞ。

オタク美容師としては、ちょっと高価になってしまうが、アミノ酸系の洗浄成分を強くおすすめするぞ







洗浄成分は超上質



N-ラウロイル-L-アスパラギン酸ナトリウム液(化粧品登録名ラウロイルアスパラギン酸Na)や、ラウロイルメチル-β-アラニンナトリウム液(化粧品登録名ラウロイチルメチルアラニンNa)など、女性用高級シャンプーに使用される、低刺激で手触りを良くしてくれる洗浄成分がふんだんに使われている。

これだけだとメンズには脱脂力が物足りなく感じてしまうが、スルホコハク酸ラウリル二ナトリウムという成分をミックスすることにより洗浄力をアップさせているな。

「男の皮脂に負けない、しかし極力低刺激」という相反する事柄を見事にクリアしているぞ。

「刺激はあってもとにかく強い洗浄剤」という巷のメンズシャンプーとは一線を画するものになっている。非常に好感の持てる洗浄成分だ。


▼詳しくは専門サイトからどうぞ

ラウロイルアスパラギン酸Naは、皮膚に対して安全性が高く、弱酸性領域で優れた起泡性を示し、かつ洗浄後にさっぱりとした感触および良好な指通り性を示すことから、主に洗顔料、洗顔パウダー、洗顔石鹸、ボディソープ製品などに使用されています。

化粧品成分オンラインより引用

 










頭皮ケア・ハリコシ成分も秀逸


炎症を抑える成分として、「グリチルリチン酸ジカリウム」や「アラントイン」を配合。

またハリコシを出す成分として、女性用高級シャンプーによく使われる「セラキュート」や「ペリセア」を配合。

プロから見ても上質なシャンプーであることは間違いない。

あとは3500円超という価格を許容できるかどうかだけだな。





ジラウロイルグルタミン酸リシンNaに毛髪修復作用が認められています。

ジラウロイルグルタミン酸リシンNaの毛髪浸透および修復メカニズムは、1鎖型のラウロイルグルタミン酸Naがより浸透しがたいことから、化学構造的に2鎖のアシル基とペプチド骨格をもち、その構造が毛髪中のタンパク質やセラミド2に類似し親和性が高いこと、かつ表面張力低下能に優れていることに由来すると考えられています。

化粧品成分オンライン















結論:スカルプDドライはこんな人に向いている




・乾燥肌~ややオイリー

・ハリコシがほしい方

・甘い香りが苦手な方

・お金に余裕のある方















→【スカルプDドライ】レビュー&詳細な成分解析の記事はこちら







→筆者おすすめのメンズシャンプーと比較したい方はコチラ








2 スカルプDオイリーはこんなシャンプー





有効成分:ピロクトンオラミングリチルリチン酸ジカリウムサリチル酸

その他の成分:豆乳発酵液、カッコンエキス、クロレラエキス、セイヨウニワトコエキス、メリッサエキス、ゲットウ葉エキス、オウバクエキス、ポリグルタミン酸塩、N-ラウロイル-L-アスパラギン酸ナトリウム液、スルホコハク酸ラウリル二ナトリウム、ラウリン酸アミドプロピルベタイン液、ラウロイルメチル-β-アラニンナトリウム液、ヤシ油脂肪酸メチルタウリンナトリウム、ヤシ油脂肪酸加水分解ケラチンカリウム液、シルク末、ニンジンエキス、加水分解シルク液、ヒドロキシプロピルキトサン液、加水分解ケラチン液、塩化N-[2-ヒドロキシ-3-(ラウリルジメチルアンモニオ)プロピル]加水分解ケラチングリセリル-N-(2-メタクリロイルオキシエチル)カルバメート・メタクリル酸ステアリル共重合体、シクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコール、ジラウロイルグルタミン酸リシンナトリウム液、塩酸ピリドキシン、l-メントール、酢酸DL-α-トコフェロール、ユーカリ油、ハッカ油、オレンジ油、スペアミント油、1,2-ペンタンジオール、1,3-ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、グリセリンモノ2-エチルヘキシルエーテル、濃グリセリン、ヒドロキシエタンジホスホン酸液、ラウリン酸、モノラウリン酸ポリグリセリル、アクリル樹脂アルカノールアミン液、無水エタノール、エタノール、粘度調整剤、pH調整剤、フェノキシエタノール、安息香酸ナトリウム






オイリーらしからぬマイルドな洗浄成分



洗浄成分は「N-ラウロイル-L-アスパラギン酸ナトリウム液」や「ラウロイルメチル-β-アラニンナトリウム液」など、女性用高級シャンプーにも使用されるような、低刺激で脱脂力もマイルドな洗浄成分で構成されている。

唯一そこそこ脱脂力のある成分は「スルホコハク酸ラウリル二ナトリウム」くらいだ。

オイリーと銘打ってるわりにはかなりマイルドだよな。

ただ配合量は成分表では分からないので、脱脂力の強い成分の配合量が多いのかもしれないな。

いずれにせよ低刺激かつ「ハリコシを出す」などのコンディショニング効果も併せ持つ、高価な洗浄成分で構成されている。

価格が高いのも納得だな。








頭皮ケア・ハリコシ成分も充実



プロキュート」や「セラキュート」「ペリセア」など、女性用高級シャンプーにも使用される高価なハリコシ成分を配合している。

頭皮ケア成分においても、炎症を抑える「グリチルリチン酸ジカリウム」や、頭皮の老化を防止する「豆乳発酵液」、頭皮を柔らかくする「クロレラエキス」など非常に豪華だ。

たしかに価格は高いがそれに見合ったリッチな成分を配合していると言えるな。


【クロレラエキス】

乾燥肌、湿疹、肌荒れなどの皮膚疾患で悩む40名の被検者(20-30歳)のうち20名に3%クロレラエキス配合乳液を、対照として別の20名にクロレラエキス未配合乳液をそれぞれ1日2回(朝晩)3ヶ月にわたって洗顔後の顔面に塗布してもらった。

また、頭皮や髪の生え際に同様の皮膚疾患がみられる40名の被検者(20-30歳)のうち20名に5%クロレラエキス配合ヘアトニックを、対照として別の20名にクロレラエキス未配合ヘアトニックをそれぞれ毎日洗髪後の頭皮に2ヶ月にわたって塗布してもらった。

それぞれ2,3ヶ月後に「有効:湿疹、乾燥肌、肌荒れが改善された」「やや有効:湿疹、乾燥肌、肌荒れがやや改善された」「無効:使用前と変化なし」の3段階で評価したところ、以下の表のように・・・

試料被検者数有効やや有効無効
クロレラエキス配合乳液201541
乳液のみ(対照)200416
クロレラエキス配合ヘアトニック201262
ヘアトニックのみ(対照)201217

3%クロレラエキス配合乳液または5%クロレラエキス配合ヘアトニックの塗布により、湿疹、乾燥肌、肌荒れなどの皮膚・頭皮疾患に対して良好な効果が確認された。

このような試験結果が明らかにされており、クロレラエキスに皮表柔軟化および角層水分量増加による保湿作用が認められています。

化粧品成分オンラインより引用









結論:スカルプDオイリーはこんな人に向いている



・普通肌~ややオイリー

・ハリコシ、ボリュームがほしい方

・甘い香りが苦手な方

・お金に余裕がある方

※基本的に【ドライ】とさほど変わらなかったな…













→より細かい【スカルプDオイリー】の解析記事はこちら






→筆者おすすめのメンズシャンプーと比較したい方はコチラ










3 スカルプDストロングオイリーはこんなシャンプー






有効成分:ピロクトンオラミングリチルリチン酸ジカリウム、サリチル酸

その他の成分:豆乳発酵液、カッコンエキス、クロレラエキス、セイヨウニワトコエキス、メリッサエキス、ゲットウ葉エキス、オウバクエキス、ポリグルタミン酸塩、N-ラウロイル-L-アスパラギン酸ナトリウム液、スルホコハク酸ラウリル二ナトリウム、ラウリン酸アミドプロピルベタイン液、ラウロイルメチル-β-アラニンナトリウム液、N-ヤシ油脂肪酸アシルグリシンカリウム液、ヤシ油脂肪酸加水分解ケラチンカリウム液、シルク末、ニンジンエキス、酵母エキス(1)、加水分解シルク液、ヒドロキシプロピルキトサン液、加水分解ケラチン液、塩化N-[2-ヒドロキシ-3-(ラウリルジメチルアンモニオ)プロピル]加水分解ケラチングリセリル-N-(2-メタクリロイルオキシエチル)カルバメート・メタクリル酸ステアリル共重合体、シクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコール、ジラウロイルグルタミン酸リシンナトリウム液、塩酸ピリドキシン、l-メントール、酢酸DL-α-トコフェロール、ユーカリ油、ハッカ油、オレンジ油、スペアミント油、1,2-ペンタンジオール、1,3-ブチレングリコール、ジプロピレングリコール、グリセリンモノ2-エチルヘキシルエーテル、濃グリセリン、ヒドロキシエタンジホスホン酸液、ラウリン酸、モノラウリン酸ポリグリセリル、無水エタノール、エタノール、粘度調整剤、pH調整剤、フェノキシエタノール、安息香酸ナトリウム







意外にマイルドな洗浄成分 しかしストロングオイリーっぽさも…


基本的にはドライ、オイリーと同様「N-ラウロイル-L-アスパラギン酸ナトリウム液」や「ラウロイルメチル-β-アラニンナトリウム液」など女性用高級シャンプーに使われるようなマイルドな洗浄成分で構成されている。

しかしさすがストロングオイリーと銘打ってるだけあって、「スルホコハク酸ラウリル二ナトリウム」や「N-ヤシ油脂肪酸アシルグリシンカリウム液」など、かなり脱脂力の強い成分も配合されているんだ。

ただ安いシャンプーでよく見られる「ラウレス硫酸」のような刺激はあるが脱脂力のある成分と違い、脱脂力はありつつ皮膚刺激の少なめな成分なので安心してくれ。











頭皮ケア・ハリコシ成分は「オイリー」と同じ



頭皮ケア成分は、炎症を抑える「グリチルリチン酸ジカリウム」や、頭皮を柔らかくする「クロレラエキス」など。

ハリコシ成分は、女性用高級シャンプーによく配合されている「セラキュート」や、「ペリセア」など。

「オイリー」とほぼ同じ超豪華なラインナップだ。

髪のボリュームが出にくくなったメンズにぴったりな成分だな。





結論:スカルプDストロングオイリーはこんな人に向いている



・普通肌~オイリー肌

・ハリコシ・ボリュームがほしい方

・甘い香りが苦手な方

・お金に余裕がある方

※基本的には3つとも似たようなもんだった。ただ決定的に違うのは「ストロングオイリー」だけはあきらかに洗浄成分が強いところだな。








→筆者おすすめのメンズシャンプーと比較したい方はコチラ










まとめ

3本とも成分自体はほぼ同じだった。

違うのは洗浄成分の強さだけだったな。

なので自分の皮脂の量によって使い分けたらいいと思うぞ。

ただ一番スタンダードな「オイリー」(赤)は、思いのほか洗浄力がマイルドだ。

脂性の方は、思いきって「ストロングオイリー」を選んだ方がいいよ。

安いメンズシャンプーのようにとにかく脱脂力は強いが皮膚刺激も強い「ラウレス硫酸」のような成分ではないので、脂性の方も安心して使えると思うぞ。

唯一の懸念点は価格だな。

直接的な育毛成分も入ってないシャンプーにこの値段出せるか?ってとこだよな。

ただ良いシャンプーなのは間違いないので一度試してみる価値はあると思うぞ!




→より細かい「ストロングオイリー」の解析記事はこちら