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結論:ボタニスト バウンシーボリュームはこんなシャンプー
ズバリ!ちょいサッパリ系の「買い」なシャンプーだ!
460ml/1540円 1mlあたり約3.3円
シャンプーの「命」の洗浄成分が素晴らしい。
程よい脱脂力がありつつ、極力低刺激という洗浄成分でまとめられているな。
その他にもハリコシを出してくれる成分、頭皮の炎症を抑えてくれる成分などツボをおさえたシャンプーだ。
ただ自然派を売りにしてるわりには、香りがめっちゃ甘いんだよ。
オジサンの俺にはかなりキツイ強めの甘さだったな。
「甘い香りが大好き!」って方にはハマるだろうな。
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実際使ってみた レビュー
レビュー1 香りは?
香りがね、唯一のネックになるんじゃないかと俺は思ってる。
かなり強い甘ったるい香りなんだよ。
若い女性にはウケるかもしれないが、苦手な方もいるんじゃないかな。
特にメンズにはきびしいな。
ボタニカルな自然な香りを期待して買っちゃうと、ちょっとビックリしてしまうよな。
レビュー2 泡立ちは?
泡立ちは素晴らしく良いよ。
モコモコのきめ細かい泡質だ。
まあ泡立ちなんて品質には全く関係ないが、気持ち良くは洗えるよな。
レビュー3 肝心の使用感・洗い上がりは?
キシみ・ゴワつきは感じなかったな。
ただボリュームアップ系なのでしょうがないが、しっとりツルツルってかんじでもない。
洗い上がりはスッキリ系。
乾かしてみると、フワっとボリューム感は感じられたぞ。
かなり甘い香りも残ったな。
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成分を全力解析
ボタニスト バウンシーボリュームの成分はこんなかんじだ。
水、ココイルメチルタウリンNa、ラウリルベタイン、コカミドプロピルベタイン、ココアンホ酢酸Na、マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル、加水分解野菜タンパク、シラカンバ樹液、ガラクトミセス/シラカンバ樹液発酵液、トウミツ、スフィンゴ糖脂質、グリチルリチン酸2K、ブドウ種子エキス、テルミナリアフェルジナンジアナ果実エキス、カミツレ花エキス、シャクヤク根エキス、酒粕エキス、乳酸桿菌/豆乳発酵液、ユズ果実エキス、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、グルタミン酸、トレハロース、ソルビトール、グリコシルトレハロース、水添レシチン、水添リゾレシチン、アルギニン、加水分解水添デンプン、リンゴ酸、デシルグルコシド、ラウレス-4カルボン酸Na、ポリクオタニウム-10、グリセリン、BG、セテアレス-60ミリスチルグリコール、ジステアリン酸PEG-150、コカミドMEA、PEG-40水添ヒマシ油、ペンチレングリコール、ヘキシレングリコール、ジステアリルジモニウムクロリド、ベヘントリモニウムクロリド、フィトステロールズ、EDTA-2Na、エタノール、塩化Na、トコフェロール、フェノキシエタノール、安息香酸Na、香料
黄色いところがシャンプーの「命」洗浄成分だな。
洗浄成分の解析
それではまずシャンプーの「命」、洗浄成分を細かく解説していくぞ。
メイン洗浄成分 ココイルメチルタウリンNa
適度な脱脂力を持つ、バランスのいいアミノ酸系洗浄成分だな。
きめ細かい泡で、泡立ちも良いぞ。
もちろん皮膚刺激も少なめだ。
サッパリ洗いたい方に最適の洗浄成分だな。
サブ洗浄成分 ラウリルベタイン
両性イオン界面活性剤の中ではやや刺激のある成分だ。
粘り気があるので増粘の目的で保持的に配合されてるかんじだな。
サブ洗浄成分 コカミドプロピルベタイン
こちらも増粘や乳化の補助として配合されてるかんじだな。
ほどほどの洗浄力があるぞ。
皮膚刺激はほとんどない安全な成分だな。
サブ洗浄成分 ココアンホ酢酸Na
非常に脱脂力の弱い両性界面活性剤だ。
洗浄成分というよりは、泡立ちの補助として配合されている感じだな。
他成分の刺激を緩和する効果もあるため、補助的な成分としては優秀だぞ。
洗浄成分まとめ
「ある程度の脱脂力でフワっとさせたい」、「しかし刺激の強い成分は使いたくない」という意図がはっきり見て取れる洗浄成分だよな。
ボリュームは出したいけど、アミノ酸系シャンプーだとペタっとしちゃうって方も使いやすいな。
1500円超の値段と、強めの甘い香りが許容できる方なら、自信を持ってオススメできるぞ。
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保湿・補修成分の解析
洗浄成分はサッパリ系で非常に良かった。
では保湿・補修の成分はどうだろう?
細かく解説していくぞ。
補修成分 マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル
髪表面のツヤ感の向上。
しっとり感を付与してくれる成分だ。
マカダミア種子油から得られる成分だな。
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マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリルは、化学構造的にマカデミアナッツ油脂肪酸とフィトステロールズで構成されたステロールエステルであり、
化粧品成分オンラインより引用
毛髪に対する親和性が高く、高い屈折率を有するとともにしっとり感を付与することから、
しっとり感の付与およびツヤの向上目的に主にトリートメント製品、アウトバストリートメント製品などに使用されています。
頭皮ケア成分 ガラクトリズム(ガラクトミセス/シラカンバ樹液発酵液)
頭皮の「角化細胞」「線維芽細胞」を増やしてくれる成分だ。
要するに、きめ細かい弾力のある頭皮に導いてくれる成分だな。
過剰な皮脂を抑える効果もあるぞ。
天然の化粧水と言われる『白樺樹液』で、日本酒造りで使用する酵母『ガラクトミセス』を培養。
表皮角化細胞増殖作用によるキメ改善、線維芽細胞増殖作用による弾力性向上に加え、皮脂分泌抑制作用やアクネ菌抑制による透明感のある肌への改善とニキビ予防が期待できる。
Cosmetic-Info.jpより引用
補修成分 スフィンゴ糖脂質
頭皮のバリア機能を修復してくれる成分だな。
髪の内部および表面を補修してハリコシをだしてくれる効果もあるぞ。
▼バリア機能修復については、2017年にキューピーによって検証結果が報告されているな。
– ヒト使用試験 –
8名の被検者の前腕および上腕に5%ドデシル硫酸ナトリウムを塗布することによりバリア機能が低下した乾燥肌を誘発し、この乾燥部位に0.5%スフィンゴ糖脂質を含む5%グリセリン水溶液を、プラセボとして5%グリセリン水溶液をそれぞれ4日間にわたって1日2回塗布し、2日おきに角層水分量および経表皮水分蒸散量を測定したところ、以下のグラフのように…
0.5%スフィンゴ糖脂質を含む5%グリセリン水溶液塗布部位は、4日後の未塗布部位と比較して有意に経表皮水分蒸散が抑制されており、5%グリセリン水溶液と比較しても有意に抑制されることがわかった。
また、0.5%スフィンゴ糖脂質を含む5%グリセリン水溶液塗布部位は、4日後の未塗布部位と比較して有意に角層水分量が増加されており、5%グリセリン水溶液と比較しても有意に増加されることがわかった。
化粧品成分オンラインより引用
このような検証結果が明らかにされており、スフィンゴ糖脂質にバリア機能修復作用が認められています。
▼毛髪強度についても、2017年にキューピーによって検証結果が報告されているぞ。
– 毛髪引張強度試験 –
毛髪に0.2%スフィンゴ糖脂質を含むBG溶液を、プラセボとしてBG溶液をそれぞれ塗布し、未塗布の毛髪も加えそれぞれの毛髪をブリーチ処理した後に毛髪の引張強度を測定し、ブリーチ処理せず未塗布の毛髪と各毛髪を比較したところ、以下のグラフのように…
0.2%スフィンゴ糖脂質を含むBG溶液を塗布した毛髪は、他のブリーチ処理した毛髪と比較して高い引張強度を示した。
化粧品成分オンラインより引用
このような検証結果が明らかにされており、スフィンゴ糖脂質に強度改善によるヘアコンディショニング作用が認められています。
頭皮ケア成分 グリチルリチン酸2K
抗炎症作用のある成分だな。
皮膚刺激を緩和する効果もあるぞ。
アレルギー性皮膚炎や、肌荒れの引き金となる「ヒアルロニターゼ」の活性を阻害する作用が認められているんだ。
▼2016年に丸善製薬によって検証結果が報告されているな。
– in vitro:ヒアルロニダーゼ阻害作用 –
所定濃度のグリチルリチン酸2Kを溶解した酢酸緩衝液に、ヒアルロニダーゼ溶液を加えて反応させた後に、様々な処理を行った後に波長585nmにおける吸光度を測定し、ヒアルロニダーゼ阻害率を算出したところ、以下のグラフのように…
グリチルリチン酸2Kは、濃度依存的なヒアルロニダーゼ阻害作用を示した。
このような検証結果が明らかにされており、グリチルリチン酸2Kにヒアルロニダーゼ阻害作用が認められています。
グリチルリチン酸2Kは、抗アレルギー作用および慢性・急性の皮膚炎抑制作用を有することから医薬品の消炎点眼薬や外用薬に用いられており、配合上限内において医薬品成分として化粧品にも配合が認められているため、抗アレルギー・炎症抑制目的で様々な製品に使用されています。
化粧品成分オンラインより引用
ハリコシ成分 ジラウロイルグルタミン酸リシンNa(ペリセア)
きたー!ペリセア!
俺の愛してやまない補修成分だ。
髪に付着して1分ほどで浸透する。
ハリコシを出して強度をアップしてくれる成分だ。
2008年あの旭化成ファインケムから報告されているぞ。信憑性も高いよな。
– 毛髪断面積測定 –
23℃および相対湿度55%の環境下において、パーマ処理とブリーチ処理を順に4回ずつ繰り返し実施したダメージ毛を0.1%ジラウロイルグルタミン酸リシンNa水溶液に1分間浸漬した前後でダメージ毛の断面積を測定したところ、以下のグラフのように…
0.1%ジラウロイルグルタミン酸リシンNa水溶液に1分間浸漬したダメージ毛は、断面積が大きくなっており、つまり毛髪繊維が太くなっていた。
化粧品成分オンラインより引用
また、同様の試験において単位面積当たりの引張強度を算出したところ、以下のグラフのように…
0.1%ジラウロイルグルタミン酸リシンNa水溶液に1分間浸漬したダメージ毛は、引張強度の改善を示した。
このような検証結果が明らかにされており、ジラウロイルグルタミン酸リシンNaに太さおよび強度改善によるヘアコンディショニング作用が認められています。
保湿・補修成分まとめ
特にハリコシを出す成分が充実してるな。
それだけでなく、頭皮ケアや、ツヤ感アップなどツボを抑えた成分になっている。
ペリセアが良い仕事してるよな。
1500円超という値段が許容できるのであれば、特にボリュームがほしい方は試してみる価値はあるぞ。
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ついでにトリートメントもチェック
水、グリセリン、セテアリルアルコール、ベヘントリモニウムクロリド、ワセリン、アボカド油、ステアロキシプロピルトリモニウムクロリド、イソステアリン酸イソステアリル、グリコシルトレハロース、加水分解水添デンプン、ソルビトール、トレハロース、乳酸桿菌/豆乳発酵液、ユズ果実エキス、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、グルタミン酸、センブリエキス、ローズマリー葉水、クロフサスグリ果実エキス、カミツレ花エキス、シロキクラゲ多糖体、シラカバ樹液、リンゴ酸、乳酸、ベタイン、BG、ダイマージリノール酸(フィトステリル/イソステアリル/セチル/ステアリル/ベヘニル)、ステアリルアルコール、セタノール、エタノール、イソプロパノール、安息香酸Na、香料
ぱっと見で分かるのは、カチオン界面活性剤(赤い所)がベースになっているという点。
がっちり髪に吸着して補修するタイプのトリートメントだな。
たしかにダメージ毛などには適した成分だが、頭皮にも吸着してしまうんだよ。
そしてこのカチオン界面活性剤は、肌には危険な成分として知られているんだ。
炎症を起こしてしまう可能性があるんだな。
もしこのトリートメントを使用するのであれば、①絶対に頭皮につけない ②ついてしまった場合はよくゆすぐ。
この2点を守ってほしいな。
カチオン界面活性剤以外で目立った成分は「ペリセア」くらいか。
根本的な補修というよりも、表面の皮膜でごまかすタイプのトリートメントだな。
トリートメントも実際使ってみた
カチオン界面活性剤がベースなだけあって、使用感はツルッツルだぞ。
ボリュームに関しては?だったな。
ボリュームがほしい方は、シャンプーのみ使う方が出るよな。
ちなみに実験的に敏感肌の筆者が地肌につけて使用してみたところ、やはり多少の痒みが出た。
中間から毛先にのみ塗布して、絶対に頭皮にはつけないように注意してほしいな。
ボタニスト バウンシーボリュームまとめ
・香りはかなり強い甘い香り
・仕上がりはふわっと軽い
・洗浄成分は低刺激ながらそこそこの脱脂力
・ハリコシ成分が充実
値段と香りさえ許容できれば、細毛のかたなんかにはオススメできるシャンプーだ
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