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結論:プラストゥモローのメリット・デメリット
いきなり結論からいくぞ。
プラストゥモローシャンプーのメリット・デメリットを紹介していく。
時間がない方はここだけ見てくれよな。
デメリット
・しっとり系が好きな人は物足りない
・香りが入浴剤っぽい
・価格がちょい高
(シャンプートリートメントセット:3300円)
・価格のわりに成分はふつう…
メリット
・さらさらハリコシが出る
・そこそこ洗浄力がある(低刺激)
・トリートメントも含め、とにかく皮膜を作る成分がすごい。手触りは圧倒的に良くなる。
うーん、正直これといって特徴のないシャンプーだな。
一番記事にするのが難しいタイプのシャンプーだよな(笑
でも悪いシャンプーではないよ。
そこそこ脱脂力がありつつ低刺激な洗浄成分。
俺の大好きな補修成分「ペリセア」なんかも配合してる。(っていうかペリセアくらいしか見当たらない…)
髪表面に皮膜を作る成分が充実しているので、ツヤ・手触りは良くなるよ。
ただそこそこ良いお値段なんだよな…
甘い香りが好きな人や、可愛いボトルが気に入った人は買ってみてもいいんじゃないかな。
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実際使ってみた レビュー
レビュー1 香りは?
甘ーい入浴剤みたいな、ちょっと独特な香りだ。
悪いニオイではないが、メンズには合わないかな。
俺も苦手なニオイだったな。
レビュー2 泡立ちは?
泡立ちは良いよ。
ストレスなく気持ちよく洗えるな。
レビュー3 肝心の使用感・洗い上がりは?
すすぎの時に多少のキシみを感じたな。
乾かした後も、おさまりが良いとは言えなかった。
まあ「トリートメントありき」のシャンプーだな。
トリートメントは↓でも書くが、本質的な保湿をするものではなく、表面に皮膜を作ってカバーするゴリゴリの「皮膜系」なので、ダメージ毛でもかなり「ごまかす」ことは出来るだろうな。
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成分を全力解析
プラストゥモローの成分はこんなかんじだ。
水, ココイルメチルタウリンNa, コカミドプロピルベタイン,ソルビトール, ココイルメチルタウリンタウリンNa, グリセリン,ラウリルベタイン, グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド, ポリクオタニウム-10,リシンHCl, ポリクオタニウム-7,(プロピルトリモニウムクロリドアクリルアミド/ジメチルアクリルアミド)コポリマー, ジラウロイルグルタミン酸リシンNa, メタケイ酸アルミン酸Mg,サッカロミセス溶解質エキス, 加水分解コンキオリン,トリイソステアリン酸PEG-120メチルグルコース,ラウリン酸PG,クエン酸,サリチル酸,EDTA-2Na,PPG-70グリセリル,DPG,BG,トコフェロール,BHT, 安息香酸Na,フェノキシエタノール, 香料
洗浄成分の解析
それではまずシャンプーの「命」、洗浄成分を細かく解説していくぞ。
メイン洗浄成分 ココイルメチルタウリンNa
そこそこ脱脂力のある成分。
皮膚刺激も少なめで安全な成分だぞ。
バランスの良い洗浄成分だな。
サブ洗浄成分 コカミドプロピルベタイン
どのシャンプーにも配合されてる普通の成分。
だが、ベビーソープに使用されるくらい安全な成分ではあるぞ。
そこそこの脱脂力あり。
粘り気があり、泡立ちもいいので、補助的に配合されてるかんじだな。
サブ洗浄成分 ココイルメチルタウリンタウリンNa
こいつも程よい脱脂力がある成分。
飛びぬけてはいないが、皮膚刺激も少ない、安全でバランスの良い成分だな。
洗浄成分まとめ
特別すごい!ってほどでもないが、普通にいい洗浄成分だよ。
全体的に低刺激な成分でまとめられている。
脱脂力も強すぎず弱すぎず、ほどほどにある。
幅広い人にマッチするんじゃないかな。
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保湿・補修成分の解析
洗浄成分は可もなく不可もなくというかんじだったな。
では保湿・補修の成分はどうだろう?
細かく解説していくぞ。
皮膜形成成分 グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド
吸着して皮膜を作りダメージを補修する成分だな。
マメ科の植物から作られる「カチオンポリマー」だ。
簡単に言えば、手触りをツルツルさせる成分だな。
ツルツルはするが、本質的な保湿をする成分ではないぞ。
▼詳しくは専門サイトから
シャンプー製品においてカチオン性高分子は、可溶化あるいは分散状態で存在しており、洗髪やすすぎ時に水で希釈されることで陰イオン性界面活性剤と複合体を形成し、この複合体が毛髪に吸着することにより優れたコンディションニング性を発揮すると考えられています。
化粧品成分オンライン
皮膜形成成分 (プロピルトリモニウムクロリドアクリルアミド/ジメチルアクリルアミド)コポリマー
こいつもまた髪表面に吸着して皮膜を作る成分だな。
ツヤが出て、手触りがツルツルするんだ。
こいつもツルツルはするが、本質的な保湿をする成分ではないぞ。
▼詳しくは専門サイトから
ヘアハピより引用
ジメチルアクリルアミドとアクリルプロピルトリモニウムクロリドの共重合体です。
略して(PA/MA)コポリマーとも呼ばれます。ヘアケアに特化した成分で、ダメージヘアを補修し、毛髪表面にツヤ成分を効率的に吸着させます。
毛髪の艶やなめらかさがアップする成分です。
補修成分 ジラウロイルグルタミン酸リシンNa(ペリセア)
こいつは優秀な補修成分だ。
髪に付着して1分ほどで浸透する。
ハリコシを出して強度をアップしてくれる成分だな。
こいつは髪表面のごまかしではなく、本質的な補修、ハリコシを出してくれる成分だぞ。
2008年あの旭化成ファインケムから報告されているぞ。信憑性も高いよな。
– 毛髪断面積測定 –
23℃および相対湿度55%の環境下において、パーマ処理とブリーチ処理を順に4回ずつ繰り返し実施したダメージ毛を0.1%ジラウロイルグルタミン酸リシンNa水溶液に1分間浸漬した前後でダメージ毛の断面積を測定したところ、以下のグラフのように…
0.1%ジラウロイルグルタミン酸リシンNa水溶液に1分間浸漬したダメージ毛は、断面積が大きくなっており、つまり毛髪繊維が太くなっていた。
化粧品成分オンラインより引用
また、同様の試験において単位面積当たりの引張強度を算出したところ、以下のグラフのように…
0.1%ジラウロイルグルタミン酸リシンNa水溶液に1分間浸漬したダメージ毛は、引張強度の改善を示した。
このような検証結果が明らかにされており、ジラウロイルグルタミン酸リシンNaに太さおよび強度改善によるヘアコンディショニング作用が認められています。
頭皮ケア成分 サッカロミセス溶解質エキス
パン酵母から得られる成分だ。
皮膚表面に膜を作るんだな。
皮膚の水分量の増加という効果もあるぞ。
乾燥肌の方には効果的な成分だな。
ヘアハピより引用
パン酵母サッカロミセスの溶解質から得られるエキスです。
アミノ酸や核酸、ビタミン、ミネラルを含んでおり肌の水分量を高め、肌表面に保護膜をつくります。肌荒れを防ぎ、ハリとツヤのある肌へと導きます。
保湿・補修成分まとめ
本当の意味での保湿・補修よりも、とにかく表面的な皮膜でのツヤ感、手触りに振り切った成分だな。
ごまかしであっても「綺麗に見せたい」という女性の心理的に、けして悪くはないと思うぞ。
価格を許容できるのであれば、試してみる価値はあるんじゃないかな。
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ついでにトリートメントもチェック
水, ジメチコン,イソペンチルジオール, ベヘントリモニウムクロリド, ステアリルアルコール, グリセリン, ベヘニルアルコール,セタノール,アミノプロピルジメチコン,アルギニン,リシンHCl,ステアルトリモニウムクロリド,PEG-90M, 乳酸, ジラウロイルグルタミン酸リシンNa,サッカロミセス溶解質エキス, 加水分解コンキオリン,イソプロパノール,DPG,ミリスチン酸イソプロピル,ラウリン酸PEG-2,アモジメチコン,サリチル酸,PPG-2-デセス-12,EDTA-2Na,セトリモニウムクロリド,BG,シリカ,BHT,フェノキシエタノール, 安息香酸Na, 香料
一見して分かるとおり、こちらのトリートメントもシャンプー同様ゴリゴリの皮膜を作るものだな。
赤い所が吸着して皮膜を作る成分だ。
一応「ペリセア」なども配合されているが、基本的には表面の皮膜でダメージをごまかすトリートメントだと言える。
念のため言っておくが、皮膜成分はダメージ毛などには絶対必要な成分だ。
けして悪いものではないよ。
ただ、注意してほしいのは、「◯◯クロリド」という「カチオン界面活性剤」は肌荒れを起こす危険性があるということ。
「サッカロミセス溶解質エキス」などの頭皮ケア成分も入ってはいるが、絶対に頭皮に付けないほうがいいぞ。
あと、流す時も、極力背中や顔に付かないように工夫してほしいな。
トリートメントも使ってみた
香りはシャンプー同様ちょっと独特な甘ーい香り。
メンズには合わないかな。
仕上がりはかなりツルツルにはなるよ。
重すぎずサラサラした質感だ。
逆に言うと、しっとり系が好きな人には物足りないだろうな。
まあ保湿成分ほとんど入ってないもんな…
まとめ
・香りは甘い独特な香り(森林系の入浴剤っぽい)
・洗浄成分は飛び抜けてはいないが、低刺激で良い
・保湿・補修成分は少ない
・髪表面に皮膜を作る成分が充実
・トリトメントもゴリゴリの皮膜系
・皮膚に刺激がある成分がベースなので注意!
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