【2023リニューアル】パンテーンミラクルズ ボンドリペア シャンプー(モイスチャー&パワーリペア) 美容師が実際ダメージ毛に使ってみた結果… 成分解析&口コミ

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1.000円台の価格帯
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nagasaka ryuuji

美容暦25年の現役美容師
エイジングケアに特化したヘアサロン【Jamie】オーナー

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✔この記事で分かること

・結論:パンテーン ボンドリペア(黄色)はこんなシャンプー

・プロが実際使ってみた(レビュー)

・成分を全力解析

・トリートメントもついでにチェック



本文の前に



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本文↓

結論:パンテーン ボンドリペア(黄色)はこんなシャンプー



ズバリ!超シンプルなシャンプーだ。

440g/1540円  1gあたり約3.5円

めちゃ良い成分も入ってないけど、悪い成分も見当たらない。

特別なコンディショニング効果はないが、皮膚刺激の少ない洗浄成分と、シンプルな保湿成分のみという配合。

「モイスチャー&パワーリペア」という商品名は、だいぶ大げさだな。

トリートメントもしてもらうこと前提というシャンプーだな。

トリートメントは「モイスチャー&パワーリペア」という名に恥じない、強烈な被膜を作るものになっている。

カバー力は強いが、地肌や背中に付いたときの危険性も併せ持っているので、注意が必要な商品だな。













実際使ってみた レビュー

 






レビュー1 香りは?



表記では「ピンクローズ&マンダリンオレンジの香り」となっている。

なんのこっちゃサッパリ分からんが、良いニオイだぞ。

甘酸っぱい、爽やかな香りだな。

そんなに強くはないので、メンズでも使えるな。






レビュー2 泡立ちは?



泡立ちはすごく良いよ。

モコモコのきめ細かい泡質だ。

まあ泡立ちなんて品質にはまったく関係ないけどな。






レビュー3 肝心の使用感・洗い上がりは?


使用感はツルッツルというほどでもないが、キシみ、ゴワつきは感じなかったな。

洗い上がりは、フワっとさっぱり系。

やはりトリートメントといっしょに使用しないと、モイスト感は感じないな。





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成分を全力解析

burst

 





全力解析!・・・の前に、いつものくど~い説明からな。

いつも書いてるので、当ブログの読者はサラ~っと読み飛ばしてくれよな。

まず大前提として、シャンプーの「命」は洗浄成分なんだ

シャンプーは6~8割が水。2~3割が洗浄成分(界面活性剤)。あと補修・保湿などのオマケ成分だな。

この2~3割を占める洗浄成分に安価で強いものを使っていたら、どんなに素晴らしい補修・保湿成分を配合していたとしても、なんの意味もない。

毎日のシャンプーで皮脂も潤いも過剰に奪われ、どんどんダメージを負うことになるぞ。

オタク美容師としては、ちょっと高価になってしまうが、アミノ酸系の洗浄成分を強くおすすめするぞ。

ちなみに成分表は、配合量の多い順に書かれているぞ






パンテーンボンドリペアの成分はこんなかんじだ。






水、ラウラミドプロピルベタイン、ココイルイセチオン酸Na、クエン酸、香料、クエン酸Na、ポリクオタニウム-10、安息香酸Na、EDTA-4Na、パンテノールアクリレーツコポリマー、パンテニルエチル、ヒスチジン、メチルクロロイソチアゾリノン、メチルイソチアゾリノン



黄色いところがシャンプーの「命」洗浄成分だな。






洗浄成分の解析



それではまずシャンプーの「命」、洗浄成分を細かく解説していくぞ。





メイン洗浄成分 ラウラミドプロピルベタイン



ほどほど洗浄力のある成分。

いろんなシャンプーに配合されているありふれた成分だ。

ベビーソープに使われるくらい低刺激な成分ではあるぞ。






サブ洗浄成分 ココイルイセチオン酸Na



マイルドな洗浄力の界面活性剤。

皮膚刺激は少なめ。

泡立ちもいい優秀な成分だぞ。






洗浄成分まとめ



特別良くもないし、悪くもない。

洗浄力も普通くらい。

どシンプル。

無理矢理メリットをあげるとすれば、「皮膚刺激は少ない」「安全」。





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保湿・補修成分の解析

洗浄成分は、なんともコメントしづらいシンプルなものだったな。

では、保湿・補修の成分はどうだろう。

細かく解説していくぞ。






補修成分 ポリクオタニウム-10

ツルツル感と柔らかさを付与してくれる成分だな。

いろんなシャンプーに普通に入っている成分だが、あまりに成分が少なすぎて書くことがないので、一応書いておく。



ポリクオタニウム-10はカチオン性高分子であり、パサつきを抑えて柔軟な髪に仕上げることとなめらかな感触を付与することから、主にシャンプー製品、コンディショナー製品、トリートメント製品、ヘアパック製品、ヘアカラートリートメント製品、アウトバストリートメント製品などに汎用されています。

シャンプー製品においてカチオン性高分子は、可溶化あるいは分散状態で存在しており、洗髪やすすぎ時に水で希釈されることで陰イオン性界面活性剤と複合体を形成し、この複合体が毛髪に吸着することにより優れたコンディションニング性を発揮すると考えられています。

化粧品成分オンラインより引用







保湿成分 パンテノール



皮膚、毛髪に浸透し、内部で「パトテン酸」に変化。

持続性の保湿効果を付与してくれる成分だぞ。

パンテーンの代名詞的成分だな。


頭皮において持続性の保湿効果を付与することから、抜け毛の予防やフケの低減目的で頭皮ケア製品などに使用されています。

パンテノールは、低分子の吸湿性物質であり、毛髪に浸透しパントテン酸に変化することにより持続性の保湿効果を発揮し、その結果として毛髪の損傷や枝毛の発生を抑制することから、ヘアケア製品に使用されています。

化粧品成分オンラインより引用








保湿・補修成分まとめ




少ないよな。

特に驚くような成分は配合されていない。

シンプルに洗って、あとはトリートメントに丸投げというシャンプーだな。

これといって悪い点もないのだが、この配合成分で、1500円超えはちと高い気が…







ついでにトリートメントもチェック





水、シリコーンクオタニウム-26、ステアリルアルコール、ベヘントリモニウムメトサルフェート、セタノール、香料、イソプロパノール、ベンジルアルコール、EDTA-2Na、パンテノール、ポリソルベート20、クエン酸、パンテニルエチル、ヒスチジン、メチルクロロイソチアゾリノン、メチルイソチアゾリノン【サシェ】






結論:パンテーン(黄色)はこんなトリートメント



ズバリ!「その場しのぎ感」が否めないトリートメントだな

「4級カチオン界面活性剤(赤い所)」という「被膜」を作る成分がベースになっている。というか、他にコレといった成分が見当たらないと言った方が正しいか。

根本的な保湿・補修成分は「パンテノール」くらいしかなく、とにかく表面の被膜でごまかそうというトリートメントに思えるな。

逆に言えば、とにかく今、Nowでこの爆発ヘアーをどうにかしたい!って方には、向いていると言えなくもない……






トリートメントも実際使ってみた


香りはシャンプー同様、サッパリしたフルーティーな香りで、めっちゃ良いニオイだよ。

使用感はやはり「被膜」に全振りしてることもあって、ツルツルだ。

乾かした後もしっとり落ち着くよ。

成分だけ見た感じは「どうかな~?」と思ったけど、使ってみたら概ね良いぞ。

あとは、1500円超えという価格と、安全性との兼ね合いかな?





皮膚刺激が強い!



↑で書いた「4級カチオン界面活性剤」は、強力に髪に吸着、被膜を作り一時的にダメージをカバーしてくれる成分だ。

髪にも吸着するが、頭皮や、洗い流す時に背中にも吸着してしまうんだな。

そしてこの「4級カチオン界面活性剤」は皮膚刺激が強いことでも知られているんだ。

これまた皮膚刺激のある「イソプロパノール」なども使われていることから、このトリートメントは安全とは言い難い。

アトピーの方などは避けた方がいいかもな。

いずれにせよ、「よーくゆすぐ」、「絶対に頭皮につけない」ことは徹底してほしいな。







パンテーンミラクルズシャンプー(黄色) まとめ





・香りは爽やかでフルーティーな良いニオイ

・洗い上がりはさっぱり系

・低刺激な洗浄成分

・保湿・補修成分はほぼ皆無

・トリートメントといっしょに使ってはじめて「リペア感」を感じられるシャンプー













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