【変態美容師が斬る!】77点!パブリックオーガニック(スーパーバウンシー)実際使ってのレビュー&成分解析

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1.000円台の価格帯
この記事を書いた人
nagasaka ryuuji

美容暦25年の現役美容師
エイジングケアに特化したヘアサロン【Jamie】オーナー

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この記事で分かること

✔ パブリックオーガニックはこんな人に向いてるぞ

✔ パブリックオーガニックの成分を全力解析!

✔ 実際使ってみた! レビュー

✔ まとめ 








結論:パブリックオーガニック(スーパーバウンシー)はこんなシャンプー






コスパ  価格のわりに成分が豪華
乾燥肌 ◯ アミノ酸系洗浄成分でマイルド!
オイリー肌 × 脱脂力は弱いよ
ダメージ毛 ◯ 補修成分はいいぞ!
乾燥毛 △ 保湿成分はいまいちだが、洗浄力が弱いので大丈夫
エイジング毛 ◯ 
ボリューム出したい × 脱脂力が弱いのでふんわりはしないかも
ボリューム抑えたい ◯ 




シャンプーの命、洗浄成分は非常にマイルドでGOOD

逆に言うと、脱脂力が弱い分オイリーな方には向かないな。


注目すべきは、この価格にしては、なかなか優れた補修成分を配合しているということ。

3.000円台のシャンプーと比べると、そりゃあ多少見劣りするが、「毛細りしたエイジング毛」や「ハイダメージ毛」意外なら十分対応可能だぞ!




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成分を全力解析!

全力解析!・・・の前に、いつものくど~い説明からな。

当ブログの読者はサラ~っと読み飛ばしてくれよな

まず大前提として、シャンプーの「」は洗浄成分なんだ。

シャンプーは6~8割が水。2~3割が洗浄成分(界面活性剤)。あと補修・保湿などのオマケ成分だな。

この2~3割を占める洗浄成分に安価で強いものを使っていたら、どんなに素晴らしい補修・保湿成分を配合していたとしても、なんの意味もない。

毎日のシャンプーで皮脂も潤いも過剰に奪われ、どんどんダメージを負うことになるぞ。

オタク美容師としては、ちょっと高価になってしまうが、アミノ酸系の洗浄成分を強くおすすめするぞ。

ちなみに成分表は、配合量の多い順に書かれているぞ!




ではパブリックオーガニックの成分はどうかな??






水、チャ葉水*、コカミドプロピルベタイン、ラウロイルメチルアラニンNa、ココイルグルタミン酸TEA、コカミドDEA、ココイルメチルタウリンNa、マンダリンオレンジ果皮油、ニオイテンジクアオイ油、オレンジ油、レモン果皮油、パルマローザ油*、カミツレ花油、加水分解ダイズタンパク、加水分解コメタンパク、テオブロマグランジフロルム種子脂、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、クインスシードエキス、マカデミアナッツ脂肪酸エチル、オクラ果実エキス、ラウラミドプロピルベタイン、グリセリン、ユチャ種子油、ポリクオタニウム-10、ルリジサ種子油*、カエサルピニアスピノサガム、アサイヤシ果実エキス*、BG、バニラ果実エキス*、ステアラミドプロピルジメチルアミン、レモングラス油、安息香酸Na、ラバンデュラハイブリダ油、クエン酸、フィチン酸、グレープフルーツ果皮油、塩化Na、アオモジ果実油、水酸化K、ヒロハラベンダー花油、EDTA-2Na、メリッサ葉油、ソルビン酸K、タチジャコウソウ花/葉油、酸化銀、ティーツリー葉油、ラウラミドプロピルヒドロキシスルタイン、トコフェロール、ユーカリ葉油、リンゴ酸ジイソステアリル、キュウリ果実エキス*、リンゴ酸、コリアンダー果実油、アルギニン、セイヨウハッカ油 * オーガニック原料



黄色い所が洗浄成分だな。





洗浄成分1 コカミドプロピルベタイン

これがメインの洗浄成分になるな。

いろ~んなシャンプーに、普通に配合されている成分だ。

洗浄力も普通くらい。

皮膚刺激は少なめで、ベビーソープなどにも配合されるくらい安全な成分ではあるぞ。

さほど高価でもない成分だが、この価格なら仕方がないか…








洗浄成分2 ラウロイチルメチルアラニンNa

おおー!

こちらは高価な正真正銘のアミノ酸系洗浄成分。

アミノ酸系だけあって、皮膚刺激はほとんどなく、洗浄力も弱め。

洗浄成分なのにしっとりサラサラになる魔法のような成分だ。

欲を言えば、メインとサブが逆なら言うことなしだったんだけどな…

まあ、この価格でそこまで求めるのは酷だな。

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洗浄成分3 ココイルグルタミン酸TEA


きたーー!これこれ

俺の愛する洗浄成分の一つだ。

こいつの特徴は、お肌と同じ弱酸性で洗浄力を持つということ。

洗浄力も非常にマイルドで、洗浄成分なのにし~っとり柔らかく仕上がるんだな。

あわよくばこの成分がメインなら最高だったんだけどな。

正直3番目に書かれているので、配合量としては少ないだろうな。

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洗浄成分まとめ



まあ総合的に洗浄力は非常にマイルドだな。

乾燥肌、ダメージ毛の方なんかにはピッタリだ。

逆に、オイリーな方や、ワックスをワンシャンで落としたい方にはマイルドすぎるかもな。

(だからといって強いシャンプー使えって言ってるんじゃないぞ、マイルドなシャンプーで2回シャンプーすればいいだけの話だな)









保湿・補修の成分はどうかな?



シャンプーの「命」、洗浄成分はなかなか良かった。

では、補修・保湿の成分はどうかな?





補修成分1 加水分解ダイズタンパク・加水分解コメタンパク



わりといろいろなシャンプーに配合されている成分だな。

逆に言えばきちんと科学的に実証された効果のある成分だからこそ、いろんなシャンプーに配合されているんだな。

加水分解されたタンパク質で、髪の強度を上げてくれたり(補修)、手触りをツルツルにしてくれる役割があるぞ。







補修成分2 ジラウロイルグルタミン酸リシンNa(ペリセア)


きたーー!

俺の大好きな補修成分だ。

髪に付着と同時に高速で浸透して、補修してくれる

それはそれは優れた成分だぞ。

この価格帯でこの成分を配合しているとは…なかなかやるな

2008年旭化成ファインケムから報告されたすごい奴だ!





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ジラウロイルグルタミン酸リシンNaに毛髪修復作用が認められています。

ジラウロイルグルタミン酸リシンNaの毛髪浸透および修復メカニズムは、1鎖型のラウロイルグルタミン酸Naがより浸透しがたいことから、化学構造的に2鎖のアシル基とペプチド骨格をもち、その構造が毛髪中のタンパク質やセラミド2に類似し親和性が高いこと、かつ表面張力低下能に優れていることに由来すると考えられています。

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実際使ってみた! レビュー


シャンプーなんてもんはいくら成分が良くても、実際使ってみると、シャバシャバすぎたり、ぜーんぜん泡立たなかったりと、ガラっと印象が変わるもんだ。

ということで使ってみたぞ!





 




レビュー1 香りは?



アロマ推しのシャンプー特有の酸っぱい爽やかな柑橘系みたいな香りだな。

最近こういう香り多いよな…

まあメンズもレディースも好き嫌いのない無難な香りだ。

逆に言えばつまらんと言えばつまらん(笑)

ちょっと強めだぞ。





レビュー2 泡立ちは?


思いのほか良かったぞ。

きめ細かいモコモコの泡だな。

まあ泡立ちなんて、良くても悪くても品質にはな~~んも関係ないけどな!





で、肝心の使用感は?



これがなかなか良かったんだな。

キシみとかは全くなく、洗ってるのにツルツルするんだよな。

市販のシャンプーではトップクラスなんじゃないかな?

ハイダメージや毛細りしたエイジング毛意外なら十分使えるぞ!


⇒【ハイダメージ・エイジング毛にはこちら】美容師が厳選!アミノ酸系シャンプーBest8





トリートメントもついでにチェック!


いつも口酸っぱく言ってるが、最重要なのはシャンプー。

その中でも洗浄成分。

トリートメントはツルっとさせるためだけのオマケみたいなもんだ。

とはいえ女子諸君は「ツルっと」なるの好きだよね~気になるよね~

ということでトリートメントもさらっとチェック!









水、チャ葉水*、パルミチン酸エチルヘキシル、ベヘニルアルコール、グリセリン、ステアロキシプロピルトリモニウムクロリド、(イソステアリン酸ポリグリセリル-2/ダイマージリノール酸)コポリマー、ステアリルアルコール、セタノール、マンダリンオレンジ果皮油、ニオイテンジクアオイ油、オレンジ油、レモン果皮油、パルマローザ油*、カミツレ花油、加水分解ダイズタンパク、加水分解コメタンパク、テオブロマグランジフロルム種子脂、ジラウロイルグルタミン酸リシンNa、アボカド油、マカデミアナッツ脂肪酸エチル、オプンチアフィクスインジカ茎エキス、カエサルピニアスピノサガム、スイカ種子油、ダイマージリノール酸ジ(イソステアリル/フィトステリル)、ハイビスカス花エキス、BG、シア脂*、ステアリン酸グリセリル、アサイヤシ果実エキス*、安息香酸Na、バニラ果実エキス*、クエン酸、バオバブ果実エキス、ヒドロキシエチルセルロース、レモングラス油、ラバンデュラハイブリダ油、フィチン酸、グレープフルーツ果皮油、ステアラミドプロピルジメチルアミン、アオモジ果実油、ソルビン酸K、ヒロハラベンダー花油、メリッサ葉油、酸化銀、タチジャコウソウ花/葉油、ティーツリー葉油、トコフェロール、ユーカリ葉油、キュウリ果実エキス*、リンゴ酸、コリアンダー果実油、アルギニン、セイヨウハッカ油 * オーガニック原料


まずパっと見て最大の特徴はシリコンが入ってないってこと。

「ノンシリコン」ってやつだな。

ここで一つ言いたいのは、「ノンシリコン」だから良い。「シリコン入り」だから悪いってことは全くないってこと。

現場の美容師はみんな知ってるが、シリコンはとっても安全な成分。

「毛穴に詰まる」なんてのは、売りたい病を患ったメーカーの大嘘だからな!

そのあたりのことは⇒こちらの記事 でも詳しく書いてるぞ。




なのでトリートメントで見るべきところは、ジメチコンシクロメチコンなどのシリコンが入っているかどうか。

入っていれば「しっとりツルツル」

入っていなければ「フワっと軽い」

ってことになる。

保湿成分だのなんだのは、オマケみたいなもんなんだな!

実際パブリックオーガニックのトリートメントはかなり「軽い」。

「ペリセア」などの保湿成分も入っているので、それなりにしっとりはするが、ダメージ毛なんかには圧倒的に物足りないだろうな。

まあ、そんなときは同じラインにこだわらずに、シリコン入りの他のトリートメント使っちゃえばいいだけの話だけどな(笑)

オススメはサロンでもよく使う、大容量でコスパ最強のこいつだ。






まとめ


✔ 洗浄成分はそれなりにマイルド

✔ 補修成分は豪華だぞ!

✔ 保湿成分がちょっと弱いか?

✔ ダメージ毛・乾燥毛などに向いてるな!

✔ 使用感はゴワつかず、とっても良い

✔ トリートメントはノンシリコン(ダメージ毛はつらい…)

✔ 別のトリートメントを使うのもぜんぜんアリ